表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
34/46

第三十四話 大本営作戦会議の続きの続き


こほん、と四谷さん。

「まず最初に設定すべきものは、ロードマップです」

ロードマップ?・・・、あ、道路地図のこと?


「そうです。本職関連はさすがにご存知でしたか・・・」


「さすが」って、誉め言葉に聞こえない・・・。


「誉められてないぞ、もちろん。

他府県は百歩譲っても、なんで通勤途中とか、町内会でのサンダル履きのお出かけで迷子になれるんだ?」


ぐっ、重箱の隅を突つかれた・・・(涙)。


「はあ?バイキングビュッフェの突つき放題に思えるんだが?」


「でも、サンダル履きのお出かけの時でも、ちゃんと地図は携帯してるよ」


「ちゃんと、って。

お前、いつも埼玉県の地図しか持たないだろう?

それは『ちゃんと』ではない。行き先に見合ったものでないと何の意味もない」


「だって、まだまだ使えるし・・・」

私はポケットに突っ込んでおいた埼玉県の地図を見せる。


「は?・・・、白地図???」

「さすが、うずめだ・・・」

きゃっ!誉められちゃった!!


「誉めてないぞ、もちろん。呆れるのを越えて畏れすら感じてきた」

「しかもきっぱり!一文字すら書かれていませんね」

だって、埼玉県なんて、行ったことないし。


「なんで行ったこともない所の地図を持ってるんだ?」

「初添乗はディズニーランドだから地図を買ってこい、と言われて・・・」

「うずめすごい!!東京ディズニーランドは東京じゃないと知ってたんだねー!!」


なんか変な褒め方されて、微妙・・・。

「おば」さん、東京になかったら、東京ディズニーランドとは言わないんだよ、もちろん。


「古本屋さんのワゴンセールで一番安かったんだよ」

「いや、買い物上手とか、勘違いだしな」


「・・・。

うずめさんのもちろんはもちろんではありませんが、まあ、いつものこととスルーさせていただいて、話を戻します」


「『遊』という漢字を知ってますか?」


「ユウ?・・・、あ、『遊び』ね」


「あの字は神様が風に揺れる旗のように、フラフラとそぞろ歩きする様だそうです 


そして、『神の進軍』という説もあります・・・」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ