表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/16

「炎」「迷路」

短詩2編。

「炎」


炎がゆらめく


赤い炎は激しく

青い炎は静かに


誰かの瞳に映るとき

それは黒と混ざり茶と融け合い

やがて白く燃え尽きる


そして空に巻き上げられ

風に乗って儚く散る


人の心のように





::::::::::::


「迷路」


逃げたい


何度そう思ったことか


しかしどこへ逃げたら良いのか

あてどなく迷い立ち止まった


迷路の中に光明を見つけ

一心不乱に走る


右往左往し その場所へは

どうやって辿り着いたのか

もう同じ道は見つからない


しかし微かな希望を持ち進んだ道は

退路ではないと気づく

逃げたのではなく進んだのだと


長い道程を抜けた先にあるものは

さらに繋がる 自らが選んだ道筋なのだ


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ