第7話
「と、言う話があり、私は11年間旦那様を捜していたのです」
「結婚の約束なんてしてねーじゃねーか」
あの後、俺達は、立ち話は疲れるということで俺の家に入って、リビングでソファーに座りのんびりと、猫又と出会った当時の事を喋っていた。
「で、猫又ちゃんを助けてくれたことで安部君を好きになって11年間安部君を捜してやっと見つけたって事ね」
「私の名前は鈴って言います、これからも宜しくね」
「これからも?」
「はい、私は住む家が無いのでこの家に住まわして貰おうと思います」
「はぁ、この家に住む⁈誰の許可を得て『だ、駄目ですか……』うっ」
そんな半泣きの顔で言われたら強く言えないだろ。
その後、夕凪と恭介さんに最近活発になってきた鬼達の相談を受け、俺と神代家が協力することでその場は解散になった。
そして、鈴との同居が始まった。
....
1日目
「行ってらっしゃいませ旦那様」
「俺はお前の旦那じゃなーい」
...
「ただいま~」
「御帰りなさいませ、旦那様」
「だから俺はお前の旦那『夕飯になさいますか?それとも、お風呂になさいますか?』...先に風呂だ」
俺は、ぶっきら棒に言い放った。
「お背中お流ししましょうか?」
「流さんでもええわぁァァァーー」
2日目
「行ってらっしゃいませ旦那様」
「行ってくる」
...
「ただいま、先に風呂だ」
「もう、お風呂は準備出来ています」
「ありがとう」
3日目...以下略
7日目...学校
「涼太、今日お前の家に遊びにいっても良いか」
「ああ、熊なら別にいいよ」
「じゃ、6時に正門で」
「おう、わかった」
俺はこの時忘れていた、家に鈴が居ることを。
すいませんm(_ _)m
間違えて投稿してしまいました。
続きをいそいで投稿します( ̄^ ̄)ゞ




