、、、 。。。 ・・・
評価 モヤる度★★★★★ ブラバ率★★★★★
「ごめんなさい、、、私・・・どうしても...気になっちゃうんです。。。」
気にならん方がおかしくない?
「…」は三点リーダーと呼ばれています。キーボード右下の「め」の所を三回打って、「・・・」を変換すれば「…」になります。
基本的には二つ繋げて「……」で使用する事になりますね。
沈黙の他にも言い淀みなど、人間の心理描写も表現できるニクイ奴です。
まあ多用すると目障りなクドイ奴に豹変するんで注意が必要ですが。
まるで好きな女の子の前でイジワルになる小学生男児のようですね。
さてそんな思春期真っ盛りの三点リーダー君ですが、小説を書いているなら多くの人が一度は使った事があるでしょう。
ですがそんな便利な彼をなぜか使わずに、別の記号で同様の表現をされる事が稀にあります。
選手入場!
「深謀遠慮の魔女」! 読点三連打「、、、」選手!
「沈黙のプリンス」! 句点三連打「。。。」選手!
「邪黒点の支配者」! 中点三連打「・・・」選手!
西洋からも参戦だ! 「アビスピリオーズ」! ピリオド三連打「...」選手!
以上四名です!
全員お帰り下さい。
三点リーダーでええやんけ。
とは言えこれらを使う人は色々と理由があると思うんです。
なので私、さらっと調べてみました。
理由としてはこんなものが挙げられるようです。
・横着
・文字数稼ぎ
・三点リーダーを知らない
・変換の仕方が分からない
まともな理由ないやんけ!
変換の仕方が分からないとか言うそこの人! その時使ってたマシンで調べりゃ良いだろ!
貴方まさかこのご時世にタイプライターでも使ってんの!?
これ見る度に私はモヤモヤするんですよ!? 人の心とか無いんか!?
ごめんなさいそこまで思ってないです。
強い言葉は使いません。弱く見えてしまいますのでね……。
とは言えもしかしたら、本当にちゃんとした理由があって使っている人がごく僅かにでもいるかもしれない。
その謎を解明するため、我々調査隊はヤフー知恵袋の奥地へと向かった――。
その結果確認できたのは、スペースキーの存在すら知らない人がやっている、馬鹿っぽい、ふざけているのか、頭が悪い、人を馬鹿にしているなどの、強い言葉を使って弱く見える方々のオンパレードでした。
僕もう疲れたよ、パトラッシュ……。
まあ横着というのは言ってみれば時短なわけで、これはある程度納得できる理由でしょう。モヤらないかは別ですよ、勿論。
三点リーダーを知らない。知らないものは仕方がない。覚えましょう。
変換の仕方が分からないは手元のマッスィーンで調べて下さい。
これらはまあ、良しとしましょう。良くないですが。
ただし文字数稼ぎ、テメーはダメだ。
たぶん知恵袋内の事だと思うんですけど、文字数が10文字以上無いと回答ができないそうです。
なので「、、、」や「。。。」を使って文字数を稼ぐそうですが、十文字くらいさっと書けばよくないですか?
回答なのに十文字未満って、それ本当に回答なの? 内容ぺらっぺらじゃない?
というか質問自体がぺらっぺらなのかな?
その事例を確認するため、我々調査隊はヤフー知恵袋の更なる奥地へと向かいません。
もう勘弁して下さい。
大体そんなこと言ったら、こんなエッセイを千文字近く書いている私は何なんだ。
ただの暇人か?
そうです、私が変な暇人です。
嘘です全然暇人じゃないです。誰か時間売って下さい。一時間百円くらいで。
話を戻しますが、友人とのやり取りなんかに使う分には全く問題無い表現だと思うんです。
ただWeb小説のように全世界に公開するような場合、強言葉弱見え人に眉を吊り上げられる恐れがあるので、流石に三点リーダーを使った方が良いと思います。
小説で一文字二文字稼いだところで殆どメリットないですし、反感が増えるだけなのでデメリットが大きすぎます。
というわけで皆さん、三点リーダー使いましょう。
以上、ヤフー知恵袋の奥地からのリポートでした。
 




