表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
24/25

うわっ…私の――、長すぎ…?

評価 モヤる度★★★☆☆ ブラバ率★☆☆☆☆

 全然違う話からスタートしてすみませんが、このタイトルの元ネタ、調べてみたらもう十五年くらい前のネタなんですね。

 十代だと知らない方の方が多そう……。もしかしたらこのタイトルを見ても、何のこっちゃと思う方がいるかもしれません。


 最悪モヤる点すら分からんって事にもなりかねないので、まずは軽く説明からいきましょう。

 今回は小説でよく見る「――」についてです。


 これ、ちゃんと名前があって、「ダーシ」もしくは「ダッシュ」と言います。

 「ダッシュ」を変換するとちゃんと出てきますよ。試してみて下さい。

 で、このダッシュを二つ繋げて「――」として使用するのが基本的な使い方なんですが、ダッシュでない記号を使っている方が結構いらっしゃいます。


 私が確認できた限りでは、伸ばす棒として使われる長音記号や、「マイナス」を変換して使っているケースがあるようです。

 でもそれ、分かる方にはばれますよ。私も見つけてニヤニヤしてます。

 ニヤニヤと言っても可愛い教授でも何でも無くって、ただの変な奴なのが悲しい所なんですけど。


 まあとにかくですね、違う記号を使うとどう見えるのか、実際に書いてみたいと思います。

 長音記号だと「ーー」。

 マイナスを変換してだと「--」。

 ダッシュは「――」。


 ね? 比べてみると明らかに違うでしょう?


 私みたいな変な奴にニヤニヤされたくない! という方は、これを機会に是非覚えて帰って下さいね。

 それにこのお方結構使い勝手が良くって、使い方が分かるとかなり重宝するんですよ。


 ――え? 一体どう使うのかって?


 このようにちょっと間を入れたい時や、


「ふっ、こんな風に臨場感を演出したい時に使うのさ――」


 と言った感じで、ちょっとした雰囲気を出したい時にピッタリなんです。


 他にも、地の文の途中に説明を入れたい時――こんな時ですね――なんかにも使えますよ。

 色んな所に使える「―」。使えると表現力もアップします。


 なので使い方を覚えるとあちこちに使いたくなるかも知れません。

 が、ちょっと待って下さい。


 先程私は言いましたよね。「―」は二つ繋げて使うのが基本なのだと。


 これ、なんか奇数はダメらしいんで繋げる数は偶数になるんですけど、基本が二つというだけで、別に四つ繋げても六つ繋げても良いんです。

 しかしですね。

 世の中には何にでも程度と言うものがあるんです。


 以下例文です。


「あのね……私、ずっと思っていたの。貴方、ダッシュを並べ過ぎだって」


 ――――――――――――――――――え?


 友人の突然の告白に、私は思わず絶句した。



 いや、長すぎてこっちが絶句するわ。

 どんだけ絶句してるんだよって、私の中でツッコミの嵐です。


 非常にショックを受けた事を表したいんでしょうけど、だからと言って欲張りすぎるとモヤりの道への第一歩。

 少ないより多い方が良いでしょ! と安易に並べ過ぎると、クドさが100%でアキラも100%です。


 基本は二つ、どうしてもという時は四つ。そのくらいにしておくのが良いんじゃないかな、と私は思います。


 ここまで読んで下さった皆さんはどう思いますか。

 長すぎる「――」は非常にモヤると感じませんか―――――――――――――?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ