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第ニ話 【異世界へ】#2





 トラックに轢かれ死んだ。

 

 そして、轢かれてから数日もしない間に葬儀が終わり。俺は、魂だけで浮遊して結構暇だった。死んでもいいことはない。誰もいない、一人の世界、孤独。誰にも声は届かない。すぐに転生することできればだいぶ楽なのになー。転生すのが簡単にするわけでもない。どこに行こうと何もすることない。感情が限りなく弱くなっている。一日一日がすごく長く感じる。どこにでも行けるっていう新鮮さだけで時間が潰れてゆく。普通の人からしたらとてもいい気分なんだろうけど暇すぎて逆に辛い。高校の自分の席に座って授業を受けていたこともある。結局、普段の生活を続けたくなる。ていうか、まだ椅子を片付けられていないことに驚きだ。生徒がいなくなったら学校側がすぐに片付けそうなものだけど。それに、誰だよ人の席にお花置いた奴許さねえ。死んでるけど、そんな不謹慎なことするなよ。ただ、やっぱりクラスの雰囲気が俺のいた頃よりも暗いように感じる。なんでだろう?だれかかまってよ。すごく暇なんですけど!生きていないと欲が無くなる。でも、今ここが霊界なのだとしたら、他の人(幽霊)は?どこにいるの。死んだ人なら沢山いると思うんだけど。あと、楓はどこだ?せっかく助けたのに顔も見れないの悲しいねんけど!流石に直後過ぎてメンタルが回復していないよな。目の前で自分を助けて同級生を一人なくしてしまっているもんな。


何日も浮遊し続けた。

けど…ある時、辺りに光がその光はすごく眩しかった。目を閉じていたがあけて、辺りを見まわたすと筒のような中で流されていた。泳いでも泳げない。終着点が近づいた。

「うわぁぁぁぁー!」

どこかに落ちた。

「ぐへぇ!?、う?どこここ?あれ、足がある!?幽霊ではなかったのに。てかこれは、雲か?いや雲は、水蒸気だから違うか。座れるわけだない。」

神雲(じんでん)じゃよ」

「じんでん?」

「神の雲だよ。」

「か、神!?それに、神の雲!?いやいやそんなはずない。とも言い切れない。死んだからおかしくないのか?」

「戸惑っているようだな。」

「そりゃそうだろ、死んだのに神様が目の前にいるのだから。普通は、霊界とかじゃないの?」

「普通は霊界であるな。しかし、君は、特別なんじゃよ。だから、君がまだ現世にいたとき誰にも合わなかったじゃろ。それに、大切な人のために自らを犠牲にして、助ける。こんなにも、格好いいことしたやつを何もせずにそのまま、霊界送ったら、祟られそうじゃないか。それに、君には・・・。」

「祟られるって、仮にもあなた、神様なんだろう。それに、大切な人って…。まだ、付き合ってもいないし。告白もしていない。」

少し恥ずかしくなった。

「普通よりも短い人生だったわけだから、異世界に行って残りの人生を生きてもいいぞ。」

「異世界?アニメとかでよくあるやつですか。」

「そうじゃよ。そのような世界じゃな。今は、現世でそういうのも流行っているが、異世界に送ることのできる条件を持つやつがなかなかいなくてな。どの世界も、この世界ほど安定している世界は早々なくてな。だから、君に異世界に行って世界を救ってほしいのじゃよ。」

なるほど。世界を救うね。無理があるでしょ。でも、確かに異世界で生きるのもいいが、能力がなにもないのだと生き抜くのも辛いよな。

「言葉とかは、通じるし、特殊能力は、渡すからな。それに、多少だが身体能力も上げておくからな。これは、他の神々の許しも出ている。まあ、わしが一番偉い存在ではあるのだけどね。」

「特殊能力あるのか。なら、もう一度人生やり直したい。」

神様が笑いながら

「いいぞよ。」

なんか気味悪いな。

「の、能力は?」

「あっちの世界ついたら渡すよ」

「え、えー!」

「じゃあな、楽しんできなさいな。」

魔法陣が足下に出てなになに!?ってしてたらなんか微笑みながら手を振っていた。

視界が光によって塞がれた。

「ウオォォォォ!?」

 目を覚ますと、木陰で横になっていた。あたりを見回すと一面野原。だいぶ先に、森があるけどめっちゃ遠い。

「いやいや、いや、どこだよここ」

 本当にどこ?しばらく辺りを見まわす。すると、ちょっと行ったところに道らしきものが見える。と思いながらボーっとしていた。歩こうとしたときに空から紙が一枚ひらひらと落ちた。恐る恐る見に行った。それは、紙というよりもカードに近いものだった。カードにはカブトムシの絵らしきものが描かれていた。手に持つとカードが光り、カードから、精霊らしきものと本物のカブトムシが出ていた。精霊が話をしてくれた。その話の内容はこの世界が異世界であること、僕が転生したという。異世界に行くとはいってたし異世界だとは思ったけど、まさか、本当に異世界にこれるとは思わなかった。やっぱり異世界に転生したわけだからやっぱりなんかのスキルがあるらしい。僕のスキルは、虫を操るみたいなスキルらしい。で、この精霊は途中まで助けてくれるらしい。ちなみにこの精霊の名前は、「カナリス」らしい。神の使徒の天使の使い魔とのことだ。

カブトムシを手に乗せて、道を歩いてく。しばらく歩いたら、野原に人と、あれは…魔物らしきものがいた、精霊に言われて、カブトムシと一体化しろと言われて、い、一体化?言う通りに一体化するよな気持ちを持ってみた。やってみたらカブトムシが少し大きくなった。そして、僕の体にも、なにか変化がある。背中がムズムズしてきた。羽が出てきた。

「え!なにこれ」

「これが君の能力だよ〜」

 多分この感じから見て虫の力の一部を自分にも使えるらしい。なら、魔物に突っ込む。殴り吹き飛ばした。殴り飛ばしい先の木にぶつかって肉片になっていた。カブトムシの力はサイズの割に強すぎる。だから、僕の力も強くなった。ということだとおもう。確証はない!これ、だいぶチート能力な感じがするけど。

「おお〜やるじゃん!」

カナリスに言われた。カナリスは、白く優しそうな見た目をしている。精霊というよりは、天使とか妖精に近そうだけど。まあ、その辺はわからない。この世界の区別されるラインがまだわからないから。

「ところで、途中まで助けてくれるらしいけど、具体的にはどこまで助けてくれるの?ていうか、助けるじゃなくて、教えるなのでは?」

「そうだね。どちらかというと教えるのほうが近いのかも。あと、期間的には一週間ぐらいかな〜。ちなみに、私は魔法で君以外の生き物から見えなくすることもできるから。私のことは、見えない感じでいたほうがいいよ。どうせ、すぐにいなくなってしまうから。」

「う、うん。わ、わかった。」

「周りからは、私のこと見えないのに私と話していたら変な目で見られちゃうでしょ。だから、ほんとに助言程度聞いてもらえるとたすかるかな?私も早く役目を終わらせて、天界に戻りたいからね。」

あ、はやく天界には、戻りたいんだ。まあ、生活環境が違うのはなんか嫌だもんな。そこまでに、聞ける限り内容は聞いておいたほうがいいよな。こいつのゆうことは脳に刻み込んでおこう。天使の使い魔だ。この世界の大半を知っていそうだもんな。

というかこの能力本当にやばくないか。カブトムシの力を使って硬い装甲を作ることもできるわけやろ。これ、一度に使える能力の量と、回数、クールタイム、によっては、チート能力だぞ。普通の人は虫の能力を知らないから弱いかもしれないけど、僕には全く持って関係ない。僕は、虫が大好きで基本は何でも知っている。あとは、自信の身体能力が上がっているのかってのがいちばん大切な気がするな。神様が言うには身体能力も上がっているらしいけど。能力が強すぎて少しわかりにくいかもな。


ところで、助けた人たちは、装備をしているから、多分冒険者だろう。

「大丈夫ですか?」

と、声をかけてみた。

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