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彼は誰どきに咲く、一凛の花

作者: 美桜四季

こんにちは、美桜四季です。秋という季節は、本当に哀愁漂う季節ですよね。なんだか、少し切なくて、温かくて、冷たくて。そんな季節が好きです。最近では急激に気温が下がって物理的に暖かくないですよね。それじゃ心も温まりませんよね。まぁ少し早めにこたつでも出して、ぬくぬくと過ごせたらいいなと思います。

 彼は誰どき、それは昼とも夜とも言えない微妙な時間を指す。簡単に言ってしまえば夕方というものだ。

この時間というのは一瞬で過ぎていく。八階の窓から見える空は、燃え上がるような紅の色をしている。

 反対の窓を見ると、そちらはもう真っ暗で。時間が交差しているみたいだ。

この時間を彼は誰どきというらしい、他にも黄昏れどきとか、かたわれどきとか、いろんな方言やら言い伝えがある。一番由来として深いのは、彼は誰どきで西側のまぶしい逆光に照らされ、彼は誰だとなるからというのが由来らしい。

 秋になりもうすっかり日も短くなり夏では六時でもまだ明るかったのに、今では四時半で今のような空の明るさだ。五時にはもう真っ暗だ

 そろそろ、自分の仕事も終わりそうだ。そろそろ、帰れそうだな。

あんまり暗くなると帰る時に見えなくていやだけど、季節というものには抗えない。

 建物を出て、外の空気にあたる。今日の天気はかなりすごしやすく、寒くなく秋らしい陽気だ。

会社から、最寄り駅まで、今日は自転車できている。ゆっくり歩いて帰るのもいいが、自転車のこの疾走感はたまらない、バイクや車ではできないこと。それは自らの足で、前へ進んでいくこと。もちろんバイクとか車のほうが断然に楽だが、車などでは入れないような狭い道や、今まで行ったことのなかった道にも、入っていくことが簡単にできる。だから、自転車が好きだ。

 駅に着き、階段を上る。中腹あたりで後ろから声が掛かった。ふりかえり、よく見て見ると同僚だ。

この同僚とは変える方向が一緒なので、たまに一緒に帰って飲んだりしている。

 電車を待つ中、日も落ちかけて肌寒く感じるホームのベンチで、二人で座り空を見上げる。

先ほどまで、紅かったそらも桃色に変わり。太陽は完全にもう見えなくなってしまった。

 そんな空を見上げている自分とは、反対に同僚は足元に咲く花を見ていた。

コンクリートの(ひび)から咲く花は強く、たった一凛可憐に咲いていた。

白い花びらを、風になびかせまるでウェディングドレスのようだった。

 同僚が、いつか自分たちにもウェディングドレス着たお嫁さんと結婚式できる日が来るんですかね?とか言ってたけど、まぁそれは俺ら次第だ。どう行動するかで未来は決まる。

 この花は、たまたまコンクリートの上に種が飛んできてしまって、花を咲かせないという選択もできたはずだ。それでも環境に負けず、しっかりと花を咲かせた。なんだか勇気もてたな、明日からも頑張ろう。前向きな気持ちにさせられる。

 明日からも頑張ろう。この彼は誰どきに咲く、一凛の花のように。

こんちは、美桜四季です。

友人に誘われてキーボードを新調してみました。

よくわかんないんで、友達にほとんど任せたところ、赤軸?というものを購入しました、友人は青軸がいいってほざいていましたけど、うるさいだけじゃないですか何がいいんですかね?

あとは、自分あまり指の力が強くないので、赤軸のような柔らかい軸が好きなんですよね。まぁ何がいいかってよくわかんないんで、こんごもいろいろなの試していこうと思います。

皆さんも、おすすめあったら教えてください。それではまた

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