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寒朝

作者: 人間詩人

寒い朝から始まり


日差しは薄い

ずっと日陰のまま

過ぎて行くのか

晴れの日を味わえない


人は光を恋しがっているはずだ

照らしておくれよ

柔らかな自然の照明を与えてくれないか


いつまでも冬は

嫌な世界だから

せめて ひと時でも

春を感じさせてくれ


天を見上げて

訴える

祈る

願う

生きる人々のために


どんよりとした部屋

光の届かない空間

冷たさだけが残る

人工の灯りでは

温もりは感じない 

延々と光るだけ 

 

いつ起きあがろうか

迷わせるしか思わせない

いつもなら太陽の一直線の輝きに

引っ張られながら

動きを開始する

今は届かない光の

空間に留まるしか

理由が見つからない


飛び出したい

光の世界へと

足をピンと投げ出して向かいたい

いつもの居場所まで

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