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Märchenica League Baseball ~The First Albino Märleaguer~  作者: エスティ
序章の登場人物
33/50

序章で登場したペンギンズの選手一覧

【序章で登場したペンギンズの投手】


 ※はボトムリーグ及び外国リーグでの成績


 パネットーネ・パンドーロ


 11946年度の成績

 66(登板) 6勝10敗(勝敗) 4.91(防御率) 93(奪三振) 1.41(WHIP)


 愛称はパネット。身長189センチ。

 左投左打。34歳。背番号39。投手。


 ロマーノ系メルへニカ人。日焼けした小麦色の髪、黄金のように輝く目が特徴のナルシストな男。女たらしで誰彼構わずナンパする。世にも珍しいサブマリンサウスポーであり、下から浮き上がってから急速に落ちるナックルカーブが彼の最大の武器である。対左の最終兵器であり、主に左の強打者に対してワンポイントリリーフで出場することが多い。左右の相性が極端であり、巧打の右打者を苦手としているために先発候補から外された。その後は対左のリリーフとして活躍した。


 ストレートはバウムとは対照的に下から上に上がるような軌道を描き、アッパースインガーに対して滅法強い。ロマーノ系に多い陽気な性格だがクールさを併せ持ち、時折敵を攻略するヒントを呟くこともある。スライディングで汚れるのが嫌という理由でピッチャーになったため、DH制なしの試合で打席に立った際、大事な場面でスライディングを試みていればセーフになっていた場面でアウトになった過去がある。野手としての経験不足からも、守備はあまり得意ではない。


 その事件以降、エミューズの監督と仲が悪くなったのも移籍の理由であった。地面から浮き上がる球で相手を翻弄し、バットの芯の上に外して外野フライを打たせる典型的なフライボールピッチャーである。遅い割に球威のあるストレートを投げ、強打者でもスタンドに運ぶことが難しいが、スプリングトレーニングで葵にあっさりホームランを打たれてからはストレートを控え、ナックルカーブを決め球に選択している。投手としては珍しく野手と仲良しだが、丸雄とは全くそりが合わないでいる。


 エクレール・ルリジューズ・ショコラ


 11946年度の成績

 75(登板) 4勝11敗(勝敗) 3.83(防御率) 137(奪三振) 1.27(WHIP)


 愛称はロリガール。身長145センチ。

 右投右打。19歳。背番号35。投手。


 ガリアン共和国出身。小学生のような童顔、青い髪に小さめで細身の体が特徴である。低い身長から投げる地面すれすれの球を得意とし、低めを苦手とする強打者たちを手玉に取ってきた。右打者に対してデッドボール気味の内角から曲がってくるバックドアスライダーを投げ、怖気づかせながらストライクを取る対右のリリーフ。左打者に対しては打者に食い込んでくるスライダーとなるため、内角を意識させた後、外角から入ってくるスライダーで仕留めるプレイを得意とする。


 15歳でメルリーグデビューを果たし、助っ人のように毎年単年契約を結び、複数の球団を渡り歩いてきたジャーニープレイヤー。彼女の早いデビューには理由があり、投手不足であったスターズが苦肉の策で昇格させた結果である。しかし相変わらずの投手力不足に危機を感じたスターズがオフにFAで投手を補強すると、追いやられるようにトレードに出された。ある理由により、ペンギンズにトレードされると、入れ替わった投手陣の主力として組み込まれた。


 元々は野手だったが、外野からのバックホームでタッチアップしたランナーを刺したことから投手に抜擢されると、自分を子供扱いしてきたボトムリーガーたちを次々に打ち取った。スターズの苦肉の策もあり、リトルリーグからの飛び級でメルリーグに昇格する。中学を卒業した後は実家のカフェを継ぐ予定だったが、彼女のメルリーグ昇格を聞きつけた父親から、入院中の母親の手術代を稼ぐために神様が用意してくれた機会と説得され、メルリーグ挑戦を決意する。


 エイブル・スキーバー


 11946年度の成績

 24(登板) 2勝11敗(勝敗) 6.79(防御率) 123(奪三振) 1.65(WHIP)


 愛称はメロディ。身長165センチ。

 左投左打。33歳。背番号27。投手。


 デロマ王国出身。紫色のポニーテール、子供のような小顔、大人しい性格が特徴のデロマ人。ストレートとフォークを使い分け、常にバッターに対して択を押しつけるが、フォークは頻繁に投げる割にコントロールが悪く、フォアボールでランナーを溜めてから痺れを切らしたところでストレートを投げ、ランナーを返してしまうことが多い。オフには芸能事務所に所属する歌手として活動しているが、あまり知名度は高くない。元々は外野手だったが、左利きという理由から投手に転向した。


 ペンギンズを12年連続地区最下位に沈めた戦犯の1人とされ、メルリーグとボトムリーグを何度も行き来していた。しかしアイリーンの入団によって多くのメルリーガーたちがペンギンズを去ってしまったため、繰り上がりで他のボトムリーガーたちと共にメルリーグに昇格する。奪三振率が高く、スライダーのように曲がるカーブが魅力。野手であったこともあり、ゴロやフライの処理はかなりうまい。スペードリーグにいた影響からか、投手の中ではバントが得意。


 トレードとボトム落ちを何度も繰り返し、一時は戦犯呼ばわりされることに耐えられず、シーズン開幕を前にしての引退を考えていたが、ブレッドの言葉に励まされ、再びマウンドに立つことを決意する。入団前はメルリーグか芸能界で迷っており、芸能事務所社長の許可でどちらも遂行するが、オフシーズンには芸能活動のため練習ができず、結果的にどちらも中途半端になってしまっていた。ブレッドの説得により、引退するまではメルリーグに専念することとなった。


 モンテ・ビアンコ


 11946年度の成績※

 34(登板) 3勝8敗(勝敗) 3.87(防御率) 45(奪三振) 1.53(WHIP)


 愛称はトルシュ。身長174センチ。

 右投右打。27歳。背番号6。投手。


 短い黄土色のもじゃもじゃな短髪が特徴のロマーノ系メルへニカ人。ペンギンズ傘下のレインディアーズでアイリーンと共にプレイしたボトムリーガーだったが、アイリーンのメルリーグ昇格の影響で相次ぐトレードとなり、ロングリリーフとして繰り上がりでメルリーグ昇格となった。実力的にはまだまだボトムリーガーの域を出ないものの、自身を引き上げるきっかけとなったアイリーンには感謝の気持ちを抱いている。150キロを超えるストレートと120キロのチェンジアップを巧みに使い分ける。


 イバン・イバニェス


 11946年度の成績※

 46(登板) 6勝5敗(勝敗) 3.12(防御率) 59(奪三振) 1.15(WHIP)


 愛称はクールガイ。身長188センチ。

 右投右打。22歳。背番号26。投手。


 イスパ王国出身。青い髪と太々しい顔が特徴のクールな男。ペンギンズ傘下のレインディアーズにいたボトムリーガーだったが、アイリーンの件でメルリーグ昇格を果たした。本当は先発として登板することを希望していたが、チーム事情により、当初はクローザー候補として目されていた。リリーフエースの候補がアイリーンの入団に反発したことでトレードとなり、急遽リリーフエースを任されることとなったが、今度は急に任された大役を前に辟易し、何度も失敗をする中で成長していく。


 エリオ・エリオット


 11946年度の成績※

 28(登板) 1勝5敗(勝敗) 4.43(防御率) 27(奪三振) 1.48(WHIP)


 愛称はエイリアン。身長183センチ。

 左投左打。21歳。背番号44。投手。


 緑色の短髪と小柄で弱々しい表情が特徴のメルへニカ人。ペンギンズ傘下のレインディアーズにいたが、アイリーンの一件によりメルリーグ昇格を果たしたセットアッパー。リンツたちと仲が良いこともあり、当初はアイリーンの入団に真っ向から反発するほどであった。実力的にはボトムリーガーのままだが、劣等感を抱きながらの登板で苛立ちを増していき、度々その鬱憤をアイリーンにぶつけてしまうが、ピンチの場面でアイリーンに助けられる度、段々とアイリーンに対する接し方に変化が表れていく。


 ザッハトルテ・ケルントナートーア


 11946年度の成績

 16(登板) 0勝4敗(勝敗) 2.89(防御率) 22(奪三振) 1.49(WHIP)


 愛称はザッハ。身長169センチ。

 右投右打。23歳。背番号38。投手。


 日焼けした肌に黒い目、茶色いロングヘアーが特徴のゲルマ系メルへニカ人。ストレートと変わらないフォームとスピードでツーシームを投げることができる。サンシャインズでリリーフを務めていたが、マドレーヌと共にペンギンズにトレードされた。サンシャインズ時代は毎回のように先発が作った試合を壊してしまう厄介な常習犯であった。サンシャインズの先発からは敬遠されており、本人もそのことを自覚している。トレードに応じないならボトム降格にすることを以前から首脳陣に言われていたこともあり、移籍を希望した。


 マドレーヌ・フィナンシェ


 11946年度の成績

 15(登板) 0勝3敗(勝敗) 3.18(防御率) 19(奪三振) 1.39(WHIP)


 愛称はポルミエ。身長154センチ。

 右投右打。19歳。背番号29。投手。


 おっとりした少女のような外見、ボーイッシュで茶色く丸い短髪が特徴のガリアン系メルへニカ人。正確なコントロールとチェンジアップが武器。サンシャインズでリリーフを務めており、ザッハと同様に先発が作った試合を壊す常習犯であったこともあり、ザッハと共にペンギンズにトレードされた。右打者に対しては滅法強いが左打者に弱く、リンツにもあっさりとホームランを打たれてしまうほど。対右のワンポイントリリーフとしてブレッドに見込まれると、対左のワンポイントリリーフであるパネットとセットで起用されることに。


 マロン・グラッセ


 11946年度の成績※

 23(登板) 4勝5敗(勝敗) 2.65(防御率) 156(奪三振) 1.16(WHIP)

 .289(打率) (本塁打) 26(打点) (盗塁) .725(OPS)


 愛称はマロン。身長178センチ。

 右投右打。20歳。背番号24。投手。


 腰まで長く白い髪、お嬢様のような気品と透き通るような黄色いつり目が特徴の女性。黒いリボンがいくつか備わっている古びたメイド服を着用している。アイリーンと同様にアルビノであるため、幼少期は強制収容所で虐げられながら過ごした。度々励ましてくれたアイリーンに特別な感情を抱いている。アイリーンとは二遊間コンビを組むセカンドだったが、アイリーンのボトム契約を知って投手に転向し、海外リーグ扱いとなっているアルビノリーグで結果を残した。アイリーンのメルリーグ昇格を前に、彼女自身もレインディアーズに入団した。


【序章で登場したペンギンズの野手】


 ※はボトムリーグ及び外国リーグでの成績


 ジョージ・マッケンジー


 11946年度の成績

 .229(打率) (本塁打) 33(打点) (盗塁) .709(OPS)


 愛称はフィッシャーマン。身長182センチ。

 右投右打。42歳。背番号22。捕手。


 ブリティア王国出身。ジャポニア人の中年男性のような顔つきに角刈りの黒髪、がっちりした頑丈な体格が特徴である。普段はサングラスをかけているため、彼の素顔を知っているチームメイトはいない。元々は打力寄りのキャッチャーであり、長打力があるものの確実性は低い。タイガースからDFAになったところをペンギンズに誘われ、招待選手としてスプリングトレーニングに招かれて入団したため、ペンギンズファンからはメルリーグの瀬戸際と呼ばれている。


 趣味は釣りであり、オフには釣り師として多くの若手に釣りを教えていることから、ファンからはフィッシャーマンと呼ばれている。リードやフレーミングは平均クラスであり、守備自体は苦手だが肩が強い。座ったまま盗塁を刺したことからスチールキラーと称された。キャッチャーとしては足も速く、投手の闘志を引き出すためにわざと挑発的な言葉を使って投手を怒らせることもあった。最終的に正捕手争いに敗れると、出場機会を得るために控え指名打者に回った。


 メルリーグでは投手の要望通りにリードするのが定石だが、ジョージは捕手が主体的にリードすることを常識としているため、彼と仲の悪い投手は多い。突進してきたランナーに対して報復死球をぶつけさせることも多く、退場処分になることもしばしば。データを重視しており、現場の状況以上にデータを優先してしまったために地区優勝を逃した過去を持つ。ペンギンズに移籍してからは長年勤めた捕手をやめ、指名打者として丸雄とポジションを争うことに。


 松田修造(まつだしゅうぞう)


 11946年度の成績

 .243(打率) (本塁打) 55(打点) (盗塁) .646(OPS)


 愛称はヒート。身長188センチ。

 右投右打。36歳。背番号5。万能野手。


 燃え上がるように真っ赤な短髪が特徴のジャポニア人。空振りを恐れないフルスイングをモットーとしている。普段は温厚な性格だが、バットを始めとした棒状の物を持つと熱血教師のような暑苦しい性格へと変貌する。打席では力任せなプレイの他、パンチングボレーやドロップボレーのようなスイングで守備の穴を突き、ポテンヒットや内野安打を打つ器用さを併せ持つ。最も得意なプレイはバントであり、ブレッドが監督に就任するまでは不動の2番を務めていたが、ポジション争いに敗れ、控えに定着する。


 プロ17年目のフランチャイズプレイヤーであり、ベテランとなった今でもその守備力の高さは健在である。若手が入ってくる度にポジションを追われ、内野手を諦めることを余儀なくされた屈辱的な過去を持つ。古典的な2番打者であり、1番を打つ葵が出塁すると、盗塁後の葵を三塁に送るべく、すかさず送りバントを決めるバント職人。打力に難があるため、ランナーがいない時はフルスイングによる三振ばかりになる傾向が強いが、たまに意外な一発が出る時もある。


 ユーティリティープレイヤーとしては珍しく捕手もこなすことができ、守備固めの時や、捕手を使い切った時など、要所でペンギンズを支え続けた縁の下の力持ち。バントを究めた理由は自身の打力のなさにあった。昔こそ比較的高い打率だったが、それは彼が不調の時に送りバントという逃げ道を模索したからであり、本人もそのことは自覚していた。個人成績よりもチームの勝利を第一に考える選手であり、最多犠打を5回記録しているが存在感がなく、試合よりも練習中の方が目立つのが悩み。


 プファンクーヘン・バーライナー


 11946年度の成績※

 .258(打率) 10(本塁打) 39(打点) 10(盗塁) .727(OPS)


 愛称はファンク。身長165センチ。

 右投右打。22歳。背番号99。内野手。


 黒く短いボーイッシュな髪が特徴のゲルマ人。両親がモデルの仕事をしていることもあり、身なりを整える道具を常に持ち歩くほど、自身もかなりのオシャレ好きである。攻守のバランスが取れた選手だが、その実態は単なる器用貧乏であり、なかなかメルリーグ昇格とはならなかった。ボトムリーガー時代からリンツたちと仲が良く、アイリーンの入団に反対していたこともあり、嘆願書にその名を書いた。だがアイリーンのボトム降格を賭けた戦いの最中、いきなりファンク自身がボトム落ちとなった。


 レインディアーズからの招待選手としてスプリングトレーニングに合流し、アクティブ・ロースター枠候補の30人に残ったが、最後の25人には残れなかった。原因は実力不足によるものであったが、彼女自身はブレッドがアイリーンの入団に反対する者を1人ずつ落とすための見せしめだと思い込んだ。ボトムリーガーとしてプレイしながらリンツたちと頻繁に連絡を取り、レインディアーズに入団したばかりのマロンを監視し、彼女にあからさまな憎悪を向け、追い出そうと画策する。


 しかしいくら嫌がらせをしても怒らないばかりか、ファンクが相手チームに怪我を負わされた時、マロンが相手に謝罪を求めたことを皮切りに、アルビノに対する偏見を刷り込まれている自分自身に気づき、マロンに対する態度を改めた。その後は大衆の前でもマロンと横並びに歩き、食事も共にするようになり、無二の親友となった。根は明るく社交的な性格であるため、仲良くなった相手には気さくである。メルリーガーを目指さなければモデルになる予定であったほどスタイル抜群である。


 エドワード・エドワーズ


 11946年度の成績

 .267(打率) (本塁打) 24(打点) (盗塁) .704(OPS)


 愛称はエド。身長181センチ。

 左投左打。38歳。背番号69。内野手。


 肩まで届くほどの黒髪ロングヘアーが特徴のブリティア系メルへニカ人。ペンギンズでは控えの常連としてベンチを温めていたが、スプリングトレーニングでの競争に呆気なく敗れると、ウェイバー公示をされてからボトム契約を受け入れた。丸雄とは同い年で昔からの同期でもある。丸雄が守備嫌いになった事情を知る数少ない人物。アイリーンの入団に真っ向から反発し、レインディアーズでもマロンに噛みついていたが、徐々に味方が減っていく中で不振に陥った末、ダブルリーグ降格を告げられた。


 ウォーリー・ウォーカー


 11946年度の成績

 .263(打率) (本塁打) 25(打点) (盗塁) .692(OPS)


 愛称はウォーク。身長189センチ。

 右投右打。29歳。背番号54。内野手。


 オールバックの金髪と厳つい顔が特徴のメルへニカ人。ペンギンズの下位打線と代打を打っていた便利な控え選手である。かつては上位打線を打つレギュラーだったが、アリアやFA選手が入団してからはポジション争いが激化し、外野手にコンバートすることを打診されたがこれを固辞し、それからは代打に回った。生き残るために守備を猛練習し、代打や守備固めをこなす内に入れ替わりで下位打線を打てるまでに復活したが、アイリーンの入団に真っ向から反発したことで、他の反対者たちと共にトレードされた。


 ジョン・ジョンソン


 11946年度の成績※

 .266(打率) 23(本塁打) 68(打点) (盗塁) .857(OPS)


 愛称はジョン。身長177センチ。

 右投両打。24歳。背番号13。内野手。


 アウストレイティア連邦共和国出身。ボサボサのおかっぱ頭が特徴である。長打力が魅力であり、レインディアーズでプレイしていた。リンツたちと仲が良く、リンツを通じてメルリーグ昇格を検討してもらう予定であったが、ブレッドの入団により予定が狂ってしまい、スプリングトレーニングで実力を争うこととなった。ドラフトでペンギンズに指名されるとプロスペクトとして入団し、ペンギンズの将来を担う主砲と見込まれていたが、アイリーンの入団に真っ向から反発し、嘆願書を書いた末にトレードされた。


 ジャック・ジャクソン


 11946年度の成績※

 .219(打率) 31(本塁打) 67(打点) (盗塁) .773(OPS)


 愛称はジャック。身長179センチ。

 右投左打。35歳。背番号87。内野手。


 アオティアロ共和国出身。アオティアロ国内にある海外リーグ傘下のリトルリーグ時代、ペンギンズのスカウトによってその腕を見込まれ、ペンギンズとボトム契約を交わした。長打力が自慢の選手であり、行く行くはジョンと共にペンギンズのクリーンナップを背負う予定であった。その後は順調にトリプルリーグにまで昇格したが、アイリーンの入団に真っ向から反発し、嘆願書にサインしたことで、シーズン開幕を前にトレードされてしまい、文句を言い残しながらロッカールームを去っていった。


 ウィリアム・ウィルソン


 11946年度の成績※

 .286(打率) 17(本塁打) 44(打点) (盗塁) .799(OPS)


 愛称はウィル。身長176センチ。

 右投右打。37歳。背番号55。外野手。


 クールな風貌と藍色の尖った髪が特徴のメルへニカ人。コンタクト能力と長打力を持ち合わせているスラッガーであったが、各球団を転々としながらFAとなっていたジャーニープレイヤー。ペンギンズとボトム契約を交わしてからはレインディアーズにいたが、アイリーンの入団に真っ向から反発した挙句、スプリングトレーニングで生き残れず、メルリーグ昇格ができないままレインディアーズに残った。その後はマロンと一緒にいることによるストレスから不振に陥り、ダブルリーグ降格を言い渡された。


 ジャスティン・ジャスティス


 11946年度の成績※

 .269(打率) (本塁打) 15(打点) (盗塁) .698(OPS)


 愛称はジャス。身長192センチ。

 右投右打。34歳。背番号10。外野手。


 長身のスキンヘッドに陽気な性格とサングラスが特徴のメルへニカ人。10年前にメルリーグデビューを果たすも、メルリーグのレベルについていけず、しばらくしてボトム降格となってからは万年ボトムリーグ暮らしの状態となり、実績を残していくアイリーンに嫉妬心を向けるが、アイリーンからその気持ちを試合にぶつけるよう諭されると、シーズン後半で結果を残し、ジャポニアリーグのスカウトに声をかけられると、メルリーグ昇格の可能性がないことを悟り、移籍を決意する。

 チームメイトとはジグソーパズルのピースのようなもので、それぞれの長所と短所を組み合わせ、1つの立派な絵を作るようにチームを補強しなければならない。長所を伸ばすのは選手の課題であり、短所を補うのはチームの課題である。そしてどのチームも永久に完成することはない。


 歴代ベースボール評論家たちの著書『ベースペディア』より

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