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いちごあめ

春風に吹かれ舞い散る桜の花びら。

春と梅雨の間、この季節の変わり目と言えるのか微妙な時期にいちごは旬を迎える。お店などでは、ケーキの需要で12月後半から2月くらいまでは店頭に並んでいるケースが多い。

私は、そんないちごが大好きだ。出会いの春と悲しみの梅雨の間で揺れ動く女の人のようだ。私には、妻がいる…結婚して2年になったが最近ではもうあまり会話もない。「行って来ます」「ただいま」これぐらいしか会話もなくただお金を稼ぎに仕事へ行き家族の為に働いて帰ってくる。私達は、付き合ってた頃はそんな事は無かった。高校生の時に付き合って、卒業と共に一回別れたが、もう一度出会いそこからまた付き合い結婚して現在に至る。

ふうふとは、そう言うものだ離れてても理解できる。会話なしでお茶が欲しければ注いでくれるようなものだと思っていた。付き合う事で彼女を知り、私を知ってもらう。そこで得られる経験値がふうふになった時強い絆になると信じていたからだ。

だか、現実にはどうだろう…過ごした時間が経験値にはなるが、彼女の考え、行動を全て分かるかと言われればかなり難しい。確かに、経験は大切だが、完璧な物ではない。経験から次の会話や行動を予測してするしかない。まるで、テスト前に勘で勉強をした所が出るぐらいなものだ。


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