コンティニュー→
「はっ!?」
ふと気がつくと、あなたは、自分の部屋の、ベッドから飛び起きていました。
……ふう、ふう、と声をあげるあなた。
先程の、あまりにもリアルすぎる夢に、未だ意識を奪われているようです。
死ぬ間際の激痛は、とても夢だからといって説明できるものではありませんでした。
「……ッ痛……?」
ふと、左手に痛みを覚えたあなた。
そこには。
「……なんだ、この入れ墨……入れた覚え、ないぞ?」
左手小指の付け根に、長方形の入れ墨が、ありました。
入れ墨には、《浦野ドリームランド優待券》という文字も一緒に刻まれています。
それはまるで、遊園地のチケット。
しかし。
結局は、ただの夢、です。
「ち。
なんだ。
な~~んだよ!
夢かい、ふざけやがって~!」
あなたは、喜びにも似た叫び声をあげると。
安心したかのように、再度、ばふ、と、ベッドの中に、体を埋めるのでした。
###############
ようこそ 裏野パークへ!
君は初めてここに来たのかな?
あれ、2回目?
じゃあ、ちょっとだけ説明してあげるね。
ここは裏野パーク。
わたしは裏野ラビットのニッケルさん。
そして、このポーズが『スシザ○マイ』のポーズだよ!
あれ、2回目も、面白くなかった?
まあ、私のことは、気軽に、『ニッケルさん』って、呼んでね。
……え?
……ははは、あれで終わりだと、思っていたの?
まさかあ。
浦野パークは、夢の世界!
君が眠るたび、何度でも来ることができるよ!
それじゃあ、準備はいいかな?
はじめるよ?
よーい。
どん!