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プロローグ

 ある日、主人公の漏斗悠早(ろうとゆうさ)は、異世界に勇者として召喚された。

全く事情が分からない状況で、適正検査を受けさせられ、その日の内に神殿を追い出された。

理由は、勇者としての資質が0だった為だ。

家に帰る事も出来ず、このままでは野垂れ死ぬ、と思った悠早は、この世界で働くことを決意する。

 数日後、悠早は出版社で働くこととなった。






(まあ、俺はこれで良かったわ)


 悠早は、勇者に選ばれなかったことを内心喜んだ。

勇者など、責任重大な上に命の危険もある。

そんな仕事をこなせる自信など、本人には無かったのだ。


「ユーサ、ちょっといいか?」


 机に向かっていると、編集長に声をかけられた。


「何ですか?」


「お前ももうここに来て半年だ。 真面目にやってるみたいだし、プレゼントをしてやろうと思ってな」


 編集長が手渡してきたのは、企画書だった。


「……! マジですか!?」


 悠早の仕事は、主に原稿のチェックなどで、まだまだ下働きがほとんどであった。

しかし、それを真面目にこなしていた為、今回企画を任せてみようという運びになったのだ。

 手渡された書類には、企画名・職業インタビュー、と書かれている。

二枚目には、取材してくる職業名が記されてあった。


「仕事も覚えられて、この世界のことにも詳しくなれる。 一石二鳥だろう?」


 悠早は、職業一覧に目を通した。





「杖職人」


「スライム飼育」


「不思議アイテム雑貨屋」


「勇者」


「動く魔法の絵本制作」





 悠早は、この合計5つの職業を、後日取材しに行くこととなった。


 


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