第二十話:そして物語は混乱していく
特にないですね。どれでは、短いですけど本文をどうぞ!
刀を握り、腰を落とす。
奥義【撫子】で、魔人の懐に踏み込み、刀を振り抜く。しかし。
「・・・・・・ッ!?」
魔人の体に触れる寸前に、なにかに阻まれる。壁にぶつかるというより、空気の壁に押し込まれるような。スポンジを殴ったときのような感触。
「ふん。まだその程度か。得物を増やしたくらいで粋がるなよ」
そういって、右腕を振るう。
「ぐはっ!」
腹にモロに打撃を受け、宙で停滞する。
そこに続く左の拳を当てて、地面に叩きつける。
地面にめり込む勢いで打ち付けられる。
這いつくばりながら、無理矢理に腕を振るい、刀を当てようとするが、蹴り飛ばされて弾かれる。
そのまま腹に蹴りを食らい、5メートル程宙を浮く。
「・・・・・・ふん」
心底つまらなそうに、息を吐く。
「ッ、大砲!」
衝撃を飛ばす。しかし、振るった右腕に弾かれ、壁を抉る。そして・・・・・・。
「―――――――――がぁ!?」
なんの前触れも無く、リュージの身体は吹き飛ばされる。いや、前触れはあった。
魔人は腕を、軽く横なぎに振るった。それだけで、気が付けば全身に衝撃が走り、身体が宙を舞った。
そこからも、一方的な展開は続く。
◆
どさっ・・・・・と音を立てて、地面に崩れ落ちる。正直、上も下も曖昧だ。そんななか、どこからなのか判断できないままに、勝手に頭の中に、魔人の言葉が流れてくる。
「諦めろ。もう立つな、立ち上がるな。貴様では、少なくとも現時点の貴様では、俺の前に立てるレベルにも達していない。それ以上、見苦しく醜態をさらす必要も無かろう」
どこから聞こえてくるのか。上なのか下なのか、はたまたあるいは幻聴なのか。そんな曖昧な状況のなかで、しかし俺はヤツの言葉に耳を傾けるでもなく、ただただ、サタラの言葉を思い返していた。
ごめんだと?どうしてそんなセリフを吐いた。どうしてお前が謝る。一体何に対する謝罪だ。お前はなにも罪を犯していないだろうが。謝るべき罪など、今更なにがある。
ただただ、後悔の念が沸き起こる。
どうしてサタラは、俺にあんなことを言った?どうして俺は、倒れている?どうして俺は、サタラを守れなかった?どうして俺は、こんなにも弱い?
どうして俺は、諦めて地に這いつくばっている?
(何を・・・・・・してるんだろうな)
俺は、震える身体に鞭を打ち、無理矢理に腕に力を込める。それだけで筋肉が裂けて血が噴き出しそうになる。痛みで気を失いそうだ。それでも。
「勝手に・・・・・・決め付けるなよ・・・・・・」
地面に這いつくばり、ビクビクと、ウネウネと、ガクガクと、無理矢理に起き上がろうとしている俺はそれでも。例え、今なお地面に向かっていようがお構いなしに、ただ否定のセリフを吐き出す。一緒に血も吐き出したが。
「諦めろとか、立ち上がるなとか、達していないとか必要ないとか!テメーが俺を勝手に決め付けるなよ!」
あぁ、そうだ。思い出した。そうだよな、やっぱりそうだ。
俺は、シリアスには向いていないんだった。
だったら・・・・・・思い出せ。俺は、どう戦っていた?どう闘っていた?どんな顔で、笑っていた?
「お・・・・・・おぉおおおおおおお!!!」
喉が裂けそうなほどの雄叫びと共に、無理矢理に足に力を込め、無理矢理に身体の筋肉を動かし、それでもやっぱり足りなくて、結局肩膝を付いてしまったが。
俺は笑っていたと思う。
ニコッ、ではなく。キラーン、でもなく。
ニヤニヤと、笑っていることだろう。
あぁ、そうだ。笑え。笑って笑って、笑い続けろ。テメーそんなんじゃ、師匠は名乗れねえぜ?弟子に顔向けできねえぜ?
「なんのつもりだ、貴様。おい人間。なにがしたいんだ貴様は」
心底意味がわからない、という感じの魔人に対し、俺は持てる限りの言葉を伝える。
「ははっ・・・・・・。最初に言ったろう。テメーを・・・・・・殺す」
『ようやく、戻ったって感じかな?普段の君に』
普段の俺って、こんな感じなんですか?
『いやいや。それでもやっぱり、シリアスの色が残っているね。まあ、それがいいのかもね』
エクスがよくわからないことを言っている(思っている?)。まあとにかく、さっきまでのピンチは前座ってことで。ほら、光の巨人とかも、かならず一回追い詰められるでしょ?
そんなことをしている間に、どうやら魔人のほうは待ちかねてしまったらしい。
「そうか、俺を殺すか。ならばやってみろ、出来るものならな。幸い、まだ時間にも少々余裕がある。相手をしてやろう」
言い終わったときにはすでに、魔人の懐に納まっていた。そのまま、最後のバカ力などとっくに超えた、絞りカスのような力を気力でカバーし、刀を振るう。
「覇刀流、二刀【流星】!」
二刀を流れるように連続で振るう。それでもやはり、攻撃は防がれるか避けられるか弾かれるかだが、今はそんなことを気にしていられない。このまま押し切る!
「【馬鍬】!」
二刀を揃えて、下から振るい上げるが、身体に接触する前に動きが止まる。
「【疾風】!」
今度は両サイド。下からと上からの同時の斬り付け。しかしそれも、やはり抑えられる。が、それは読めていた。だからこその。
「駿【二払い】!」
「ッ!?」
連続攻撃。下からはそのままに、上からの斬撃の軌道を変える。正確には、斜めに首を狙っていた軌道を、肩を狙う軌道に変更する。
やはり防がれた。しかし、これも予想通り。そして、知りたいことはわかった。
俺は刀を引き、とにかく後退、距離をとる。そして、今得た情報を、自分の推測に当てはめていく。
(今の防御。下からのものよりも、食い込みが深かった)
もっと細かく言えば、今回の両サイドの攻撃の方が、揃えてよりも深い。つまり。
(思ったとおりだ。コイツの防御は全自動じゃなくて、あくまでコイツの判断。そして、一度に防げる力にも限度がある、ってことか)
だからこそ、急な軌道変化には反応が遅れたし、一面からの攻撃よりも二面の攻撃のほうが有効だった。
(だったら、攻略法は簡単だ。コイツが反応できない速度で、圧倒的な手数を当ててやればいい)
『でもそれだと、アイツの攻撃に対してはなんの対策もないよ?』
(そりゃお前・・・・・・攻撃は最大の防御戦法だろ)
『・・・・・・ふふ。さすがだね。じゃあ、君は気にせずに突っ込んで攻撃をしてくれ。アイツの攻撃は、多少はボクが対処しよう。あぁ、でも。あまり期待、というか依存はしないでおくれ』
(そいつは、ありがてぇな。じゃあ、まあ頼んだぜ、相棒)
さて。ここからは俺のターンだ。言動や思考は軽くなっているが、俺まだブチ切れてるからな?そこんとこ勘違いするなよ?
「どうした。早く来い。それとも、俺から行こうか?」
「その必要はねぇよ。ここからは俺の独壇場だ。テメーはもう終わりだよ」
タネの割れた手品師はとっとと退場しろ。こっから先は俺が主役、俺のショーだ。
「覇刀流【燕・一文字】」
まずは初撃。防がれるのはわかっている。だからこその、燕シリーズ。
「二断!」
すばやく背後に回り、とにかく速さ重視で刀を振る。これも防がれる、が。
「三咲、四散、五絶川!」
首、足首、腰を連続で狙う。そして。
「ッ!?」
「入った!」
魔人の脇から、血が宙へ流れる。わずかではあるが、しかし確実な、初めてのダメージ。本当の初撃である。
「ッ貴様!」
「まだまだ!」
さらに続けて斬り付ける。ただただ速く、もっと速く・・・・・・!
「ぐっ・・・・・・調子に、乗るなぁ!」
ようやく、表情が見えてきたこの魔人も、さすがに焦ったように腕を振るう。そして。
何かがあったのだろう。俺にはわからない。なぜなら。
『ふふ。危なかったね』
いきなり地面に刺さった状態で、三本の大剣が重なって、俺の横に現れてなにかにぶつかっただけだからだ。
そしてそれは、一瞬で消えてしまう。役割を果たして、俺の邪魔になると思ったんだろうか。まったく、頼もしい相棒である。
突然現れて、そして消えた剣に驚いたのか、一瞬動きが遅くなる。思考を放棄した。
そして、その一瞬が隙となる。
「覇刀流、二刀【乱・燕豪刃】ッ!」
今の状態で出せる、最高速度の攻撃。
それは、一度は阻まれたがしかし、その防御を打ち破り、魔人にまで到達した。が。
今度は魔人の身体、体表数ミリにも満たない距離に張られていた防御にぶち当たり、それごと身体を弾きはしたが、刀で斬ることは出来なかった。
「っぐは!」
壁に激突し、動かなくなる魔人。
「はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・、もう、無理」
俺はそこで力尽き、地面に倒れこんでしまう。もう、全くといっていいほど身体は動かない。微塵も動いてくれない。
「で、どうよ、これ」
もうやっただろうと。俺は十分やりきっただろうと。物語的に、もうここで切っていいだろうと。そういう思いで口にしたセリフだがしかし、すぐにそれは、最悪の結果を与えてきた。
「がはっ・・・・・・。まさか、ここまでとは、な」
まだ、だ。魔人は、アイツは。まだ立ち上がりやがる・・・・・・!
「だが、もう一歩だったな。貴様らの成長は全く恐ろしい、な」
そして、その拳を握りしめ、こちらに向かって歩いてくる。
それをみても俺は、一歩も、どころか。指一本、口すらも動かせない。
「やはり、貴様はここで始末しておこう。のちのちでは、厄介のタネになりそうだ」
(殺され・・・・・・!)
そして。またもや俺の予想は裏切られる。
「な!?これは・・・・・・」
魔人の腹から、燃え盛る炎が形作る一本の剣が突き出していた。俺は、あれを知っている。そして、その使い手であり、今もその炎剣を握り魔人の背後から突き刺した少女のことも。
「よう。おはようございます」
(サタラ・・・・・・!!!)
相変わらず血にまみれて表情は見えづらいが、心なしスッキリしているような?
「んじゃ、今まで世話になったな、クソ野郎」
「何故、生きて、いる?貴様は・・・そんな・・・・・・」
「何故って・・・・・・そりゃお前」
ごうごうと、思いっきり酸素を消費しながら燃え盛る炎剣を片手に、元・魔人は宣言する。
「ヒロインがそう簡単に死ぬわけねえだろ」
ゴバァ!と音を立てて、周囲の酸素を一気に使い、炎剣を爆破させるサタラ。魔人の身体は一瞬で、ただの灰と化した。
「いままで、お疲れさん」
元魔人は、こうして魔人を打ち倒したのでした。ちゃんちゃん♪
◆
『いや~。最後は自分で、ケリを付けちゃったね、サタラ君』
(あぁ。ホント、前座は俺自体だったらしいな)
『お膳立て、っていえば、聞こえは良くなるかな?』
(それでも、やられ役であったことには変わりねぇよな。は~、全く。かっこいいな、サタラは)
『ホントにねー。でも、君的にはどうなんだい?見ようによっては、いいとこ取りとも取れないかい?』
(あ?いいんだよ。俺は、サタラがやられてるのを見て、ブチ切れてたんだから。正直、サタラの無事がわかったあの瞬間、俺、寝落ちる寸前だったからね)
『ふ~ん、そうかいそうかい。しかし、確かにかっこよかったねサタラ君。血にまみれてたのも、ある意味そういう意味では結果オーライ?』
(そんなこたぁねえけど、まあ動けるだけの元気があってなによりだよ。つーか、サタラは血にまみれてようが通常状態だろうが、普段からずっとかっこいいだろうが。そして可愛いだろうが。カッコカワイイ宣言してるだろうが。俺は、そんなサタラが大好きなんだから)
『あぁ、ちなみに。この会話は全部、彼女に聞こえてるからね』
「・・・・・・は?」
「・・・・・・・・・・・・カッコカワイイ///」
真っ赤になってるサタラがいた。いや、もともと血で真っ赤だったけど、ほら、肌がね?顔が赤くなってるの。伝わってる?
顔に血が集まって出血が酷くなるのでは?と思ったが、どうやらもう血は止まってるっぽいな。まあ、顔周辺とか頭部って、血管が集まってるから比較的軽い傷でも、血が出ますからね。しかも、運悪いと結構な量が。まあ、すでに傷は塞がってそうでよかったです。
じゃなくて。
相変わらず身体は動かないが、いくらか回復してきた口で、サタラに声をかける。
「おいサタラ。お前、大丈夫なのか?」
「ん?あぁ。まあ多少、つーか結構体中痛いけど、別に動けないって程でも・・・・・・。少し寝たら、だいぶ楽になった」
「そ、そうか・・・・・・」
よかった。強がってる様子もないし、本当に深刻な問題はなさそうだな。
「しかし、キミが『ごめん』とか言って動かなくなるものだから、冷や冷やしたよ」
いつの間にか人間状態になったエクスが、サタラに言う。あぁ、確かに。あれは普通にビビった。
「え、あれ。オレ、そこまでしか言ってなかったか?」
しかし当のサタラは、結構あっけらかんとしていた。あれ?なんか、普通に確認されてるだけな気が・・・・・・。
「悪い悪い。本当は、こう言いたかったんだよ。『ごめん。疲れたからちょっと休むんで、しばらくよろしく』」
・・・・・・・・・・・・わーい。普通のおやすみメッセージだったー。
「だったらあんな意味深な空気を出すんじゃねぇええええええええ!!!」
血塗れの女の子に全力でツッコむ、うつ伏せの男がいた。・・・・・・・・・俺だった。
その声を聞きつけたリリアがやってきたのは、それから数分後のことだった。
◆
「はー。なんか、見物に来ただけなのに、スゲー疲れたな~」
そういう俺は今、闘技場の診療室のベッドに寝転がっていた。だって、身体動かないんだもん。そんな俺のぼやきに、右隣のベッドに、同じく横たわっているリリアが答える。
「そうですね。しかし、今回の騒動には、魔人たちが関わっていたようですね。そのおかげで、2人も倒すことが出来ました」
「まあ、1人は灰になったけどな」
いや、灰にしたのアンタでしょうよ、左のサタラさん。・・・・・・・・・左のサタラって、二つ名みたいだな。別にカッコよくはないけど。
ゾルディックも、俺たちと同じようにベッドで眠っているが、別の部屋だ。デカイ闘技場ゆえに、同じような設備がいくつかあるのだとか。アイツは多分、もう2、3日は目が覚めないだろう。まあ、後の管理は誰かに任せよう。えーと、あれだ。偉い人。そう、上にいる御偉い様が決めてくれるさ、多分。うん、大丈夫。世の中って、最終的にどうにかなってたらいいよね!・・・・・・ゴメン、フォローできないくらいに丸投げだわ。
「あ、そういえば。エグバルたちはどうしたんだろう」
向こうも、何の問題も無く終わったらしいし、アイツらが、ただの魔物にやられるとか全く想像できないしな。
そこへちょうど、まるで図っていたかのように狙っていたかのように、診療室の扉が開く。
入ってきたのは、全身をフード付きのマントで覆った、2メートル以上はありそうな大男だった。
「よう少年。調子はどうよ」
そういって、軽い調子で登場したのは、やっぱりシエンだった。
「あー、見ての通りだな。そっちは?」
「ん?つまらなかったぞ?」
そういうことを聞いてるんじゃ・・・・・・あー、もういいや。なんかもう、大体想像通りだわ。心配する余地がないな。
「おう、サタラも久しぶりだな」
・・・・・・ん?サタラもシエンの知り合いなのか?スゲー偶然もあったもんだ。
しかし、対するサタラの対応は、いくらか、というかかなり固かった。
「おう・・・・・・久しぶりだな。魔王様・・・」
え?
「え、サタラ、さん?魔王様って・・・・・・え?」
おや、おかしいぞ。凄くテンパッてらっしゃるぞ?俺が。
「・・・・・・あの、サタラ?説明してもらってもいいですか?」
俺よりは冷静に、しかしそれでも明らかに困惑した雰囲気のリリアが、説明を要求する。俺も!俺も要求する!
するとサタラは、まるで友達に父親を見られた娘のように、若干躊躇いながらも、どうやら説明はしてくれるようだ。
「えーと・・・・・・まあその、なんだ。この男が、え~と・・・・・・魔王、なんだ。魔王シエン」
「どうも~、魔王でっす!よろしくな~」
当の魔王は、相変わらずヘラヘラしているし・・・・・。
あれ?この話って、魔王ぶっ倒そうぜ!ってのが大前提じゃなかったっけ?
いいのか?この流れ。収拾つくのか、この状況!
次回に続く!
決して、逃げではない。
リュージ「なんか、物語が一気に畳まれていく気がする・・・・・・」
作者「そ、そんなことないぞ~」
リリア「いきなり魔王とか出ちゃってますけど、大丈夫なんですか?」
作者「う~ん、そうだな。この物語を書き始める頃っていうか、当初はやっぱり、シンプルの魔王を倒すつもりだったんだけどね。諸事情ありまして」
サタラ「は~・・・・・・。定まらねえなぁ。ブレッブレじゃねえか」
作者「だって、だって!俺、予定立てるのとか嫌いなんだよ!いいじゃん別にブレたって!展開が予想できなくていいじゃねえか!なんたって作者である俺自身、この先どうなるのか全然わかんねぇし!」
リュージ「うわっ・・・開き直ってるよ」
リリア「サイテーですね」
サタラ「カッコわりー」
エクス「みんな、それくらいにね?そろそろ彼、ライフ限界で倒れそうだから」
リリア「あぁ・・・・・・そういえば、風邪引いたんでしたっけ?」
サタラ「あーそういえば。体調悪いのに日曜の打ち上げ行って、月曜は早退させられたんだっけか?」
リュージ「そんで、休めばいいものを次の日も学校に行き、その次も学校に行き、今日に至ると」
エクス「そして未だ、完治は見えずに苦しみ続ける、と」
作者「・・・・・・仕方ねえだろ!こっちにも色々事情があるんだよ!つーかなんで学校行ったら文句言われんだよ!」
作者「え~、というわけでですね。未だスランプを抜け出せないばかりか、体調まで崩してしまいまして。まことに情けない限りではございますが、今回はこの辺りで、タイピングを休ませて頂きます」
作者「しかし、ようやく物語がしっかりと動き出しました。そして、友人とのコラボも、ようやく一段落が着くところが見えましてですね。ただいま、軟着陸可能な地点を模索中です」
リュージ「ではでは。そんなこんなで短い本文でしたが」
エクス「皆様如何でしたでしょうか!それでは、また次回!」
リリア「震える昂る異世界バトル『転生した俺は勇者として魔法世界を救うらしいですよ?』」
サタラ「次回!『この混乱は、やっぱり適当にまとめられる』お楽しみに!」
エクス「みんなも身体は大事にねっ♪」




