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第一話:始まりはテンプレで

転生モノでこんな感じ以外の始まり方ってあるのかな?

「なんじゃいここは?」

え~と。

とりあえず状況確認だな。


辺り一面どこまでも続く白い空間


なるほど。

この状況から察するに、俺は夢を見ているか死んでしまったかだろうな。

そしておそらく後者だろう。

なぜなら俺の記憶には、女の子を庇って二台のトラックに押しつぶされる、なんていうあまりにもエグイ光景が残っているからだ。いやまぁ覚えているのはトラックにサンドイッチされたとこまでだが。


人間ハンバーガーの完成ですってばかやろうwww


洒落になんねぇ・・・・・・



まぁとりあえずその辺歩いてみるか。誰かいるかもだし。

ちなみに黒い球体とかお断りだな。俺ああいうエグイ系のシビアな話苦手なんだよな。お子チャマだから。



―――――――――――――――――――――――――――――――――――――


「誰もいねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」

つーか何もねぇぇぇ!!!

えっなに?死後の世界ってこんななの!?それとも地獄か、ここは!?

『ぼっち地獄』

いやだぁぁぁぁぁぁ!こんな何もないだだっ広い空間に一人とかイヤ過ぎるぅぅぅぅぅ!!!



「・・・あの~・・・・・・」

っ!?誰か発見!?やった!もうこの際神様でも閻魔様でもなんでもいいや!


「えぇ~と。今しがたお亡くなりになられた方ですよね?」

「はいそうです!城東しろあずま高校一年B組5番 折坂竜司おりざかりゅうじです!元気に帰宅部やってます!よろっしゃす!!!」

「えっ、えと・・・よろっしゃす?」


そこには黒髪ロングの美少女がいた。


「あ、すいません。なんか死んじゃってから誰とも会わなくて寂しかったんです。でも、こんな美少女と会えるなんて。これなら今まで寂しかったことなんて忘れられます!」


いうと、彼女は頬を朱色に染めた。

「そんな・・・美少女だなんて///」

可愛いのぉ・・・。この娘がいれば、世界なんて余裕で敵に出来るね。


「あっ!えっとそうではなくて。一人にしてすいませんでした・・・。こんなところで心細かったですよね・・・」

「大丈夫ですよ。ちょっと発狂しかけましたが」

「それは大丈夫なんですか!?」


まぁ、その話はひとまず置いておいて。

とりあえずここは死後の世界ってことで納得しておkなのでしょうか?

「あっ、はい。正確には、神の世界の入り口近くの空間ですが・・・死んでしまったあとの世界で間違いはありませんし」


にゃるへソ。ということはこれから俺は、神様の裁判でも受けるのだろうか。

異議ありっ!そのカツラは校長のものであり、被告人のものではない!よって弁護側は被告人の無罪を主張する!ってなんの裁判だよこれwww論点カツラの持ち主かいwww


神様の裁判ってあれか?心臓と羽根を天秤に乗せて比べるやつか?

羽根より軽い心臓が人間にあるわけねぇだろうが。せめてその辺の石とかと比べろよ。


「いいえ。裁判・・・というか、話し合いはもう終わりました。思ったよりも長引いてしまい、迎えにいくのが遅れてしまったんです。すいません」

なんだ。もう決定したのか。そんで俺は天国?地獄?




「いえ。あなたには転生してもらい、勇者として魔法世界を救っていただきたいのです」

・・・・・・へ?転生?なにそれどんなテンプレwww

「神と閻魔の話し合いにより、そのように決定いたしました。ご不満があればおっしゃってください。私たちはあくまで貴方の意思を尊重します。もし嫌ならば、天国に行っていただいても構いませんよ?」


さてどうしようか・・・・・・

そして俺は、約0.01秒の思考の末


「おkです行きましょう魔法世界。どこですか扉はあっちですかこっちですかどっちですか?」


「とりあえず落ち着いてください!」



さぁ~~て。それじゃあいっちょ、魔法世界とやらを救いに行きましょうか!

なんとなくはじめてみました。オリジナルのファンタジーです。

まぁ、更新はゆっくりだと思います。


次回、この黒髪美少女の名前と正体が明かされます。

そんで魔法世界いきますね

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