表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

4/16

3:もう一丁お上がりよ!

きのこ高くない?




༼;´༎ຶ ۝ ༎ຶ༽初日で日間50位超えたぞー!

༼;´༎ຶ ۝ ༎ຶ༽皆様ありがとうございまーす!

༼;´༎ຶ ۝ ༎ຶ༽今日は一気に3話更新デス


【証跡:卑怯者/解放率0%/新証跡解除】

【証跡:乾坤一擲/解放率0%】

【証跡:蛮勇/解放率0%】

【証跡:不撓不屈/解放率0%/新証跡解除】

【卑劣の紋章:を獲得しました】

【叛逆の紋章:を獲得しました】

【蛮勇の紋章:を獲得しました】

【執念の紋章:を獲得しました】

【因呪の紋章:を獲得しました】



 テロン、テロンと矢鱈御機嫌なSEと同時に表示される文字列。

 何と紋章が新たに五つ手に入った。


 それと証跡。フレーバーテキストから考えるに『蛮勇』は先程のチュートリアルボスを倒したプレイヤーに、『乾坤一擲』も恐らくボスを撃破したプレイヤーに与えられるみたいだが、新証跡解除と付いてないという事は青鹿以外のプレイヤーで既に撃破した者がいると考えて間違いないだろう。

 現在のアクティブユーザーが何人かは不明だが、少なくとも青鹿以外にもこの鬼畜なボスを乗り越えたプレイヤーが存在するのだ。

(因みに解放率が0%なのは、プロミス社製ゲームの共通として小数点を切り捨て表示する為)


 間違いなく、対人部屋でも恐れられている最上級変態共、生粋のオヴェリ育ちの中でも更に選りすぐりの『オヴェリ蛮人』と呼ばれる狂人たちである。


 自分の青春を共に血に染めてきた同類達。その存在を確かに認識して青鹿は鼻歌を歌いながら手に持つ赤黒い円盤型の結晶を弄ぶ。


「全く君という奴は、本当の本当に無茶苦茶だね。褒められたやり方では無いけど、武器を持たぬ虚無の者で勝ち得た者など今のところ君だけだよ。君は死が怖く無いのない?」


 そんなに青鹿が呑気でいられるも、単に今し方軽い足取りとは反対に疲れ切った声色で声をかけてきた教官パイセンの存在が大きい。


「勿論死は怖いですけど、そこはもう教官パイセンを信頼してましたから。それに、引く事はある意味自分の死みたいな物ですから」


 跪いて誰かが自分より輝いている姿を指を咥えて見ている、それはゲーマーにとっては何よりも屈辱的な事であり、燃える瞬間である。

 あの時動けたのは自分の意思では無かった。教官パイセンの動きに感化された身体が勝手に動いたのだ。

 白石魔法を見た瞬間には、脳がそれと認識するよりも脚が駆け出していた。


「はははは、狂ってるね、君。でもその在り方は嫌いじゃないよ」


 柔らかな笑いでそんな青鹿を受け入れる教官パイセン。話が分かる人だと青鹿も笑みを返すが、教官パイセンの顔付きが急に険しくなった。


「ただね、嫌いじゃないだけで無茶をしろと言った覚えは全く無いんだよねぇ!そもそもこれは生存能力を試す試験であって倒す事を目的としてないんだ、分かるよね?私の話をちゃんと聞いてれば、全くダメージを与えられて無いことが理解出来れば、普通は逃げるよねぇ!?」


 教官パイセンに反応できないスピードで距離を詰められ再び襟首を掴まれガクガクと揺さぶられる青鹿。

 青鹿はそれに半笑いで返す。


「時間かければ勝手に自滅しそうな雰囲気があったので、何とかなるかなって。殆ど説明も無くいきなりブン殴られてここに送り込まれたし、そもそも生き延びる試験とか聞いて無いですし」


 半分は教官パイセンに責任があるのでは?というニュアンスを含ませて見つめ返せば、教官パイセンの腰が心なしか引いた。


「ぐっ、ああ言えばこう言うを体現したような男だ。なんだい?君は私が嫌いなのかい?」


「いえいえ、全くそんな事は。寧ろ今まで出会った人の中で1番尊敬しちゃうなぁ〜なんて」


「くぅ〜〜〜〜ッ!」


 イライラが爆破したのか再び青鹿をガクガク揺する教官パイセン。それでも青鹿がヘラヘラのしているので諦めたのかポイっと放り捨てるが、青鹿は反射的にHCPを起動して華麗に着地する。


「君はほんとに可愛げが無いねぇ!」 


「そんなぁ、褒められても何も出ませんよ?」


「褒めてないッ!!」


 どうやらルナヴィは新規勢に向けても配慮しているらしい。

 というのも、青鹿の感覚からすればルナヴィのNPCでここまで話が分かり人間味のあるNPCなどいなかったからだ。

 オヴェリシリーズのNPCは大昔の某映画にあやかって『全員狂人』なんてネタにされていた程だ。どんなにまともに見える奴でも掘り下げると何処か破綻してイカれた部分が垣間見えるのである。


 その点、教官パイセンは似つかわしく無いほどに人間らしい。故についつい青鹿も揶揄うような態度をとってしまうのだ。


 怒りを抑えるように暫し肩で息をする教官パイセン。青鹿に向き直ると、減らず口を叩けないように急に捲し立てる。


「いいかい、次は君の戦闘センスを見させてもらうからね。逃げなくていいからね。言わないとわからないみたいだからもう一度言うけど、逃げないでね。今度は普通に戦っていいからね。武器は置いてある物を適当に使いたまえ。理解できたね?それでは次の試験だ!」

「それはともかくちょっと聞きたいことがあ「お黙り!」」


 それでも減らず口を叩こうとした青鹿に再び繰り出される容赦無いグーパン。

 しかし一度食らった物を再び無抵抗で受ける道理も無し。

 それを予測していた青鹿は事前に思い描いていたイメージ通りにHCPを起動させて華麗に回避。ふふんとドヤ顔を浮かべる。


 しかしその眼前には気付けば銃口があった。


「死に晒せぇ!!」


 明らかにチュートリアル用のNPCが吐いてはいけない言葉。銃声が聞こえるよりも早く青鹿の意思は頭部と共にバラバラに吹き飛んだ。


 

【証跡:教官の銃誅/解放率0%/新証跡解除】





「(死に晒せ、って本当にNPCの言葉かよ。ヤバ)」


 揶揄い捲った結果がまさかのド頭ブチ抜き花火。

 どうやらオヴェリシリーズらしからぬ意外とまともな人と言う人物評は修正した方が良さそうだ。

 やはりオヴェリシリーズNPCはオヴェリシリーズNPCだった。


 自分の行いは完全に棚に上げて青鹿は納得すると同時に少し安心すらしてしまう。


 


 暗転した世界は霧がかり、そしてゆっくりと晴れていく。

 そこは今までと打って変わって円形闘技場の様な円形のステージ。その壁には何本もの武器が無造作に掛けられており、闘技場の中心には檻がある。

 その中には大型犬サイズのゾンビ化した様な黒鼠が蹲っており、青鹿の存在を感知するや否や口から赤黒い泡を噴き出しながら檻に身体をガンガンぶつけて唸り声を上げる。


『好きな武器を2つ選び給え。武器を選んだら試験開始だ』


 再び何処から聞こえる教官パイセンの声。

辺りを見渡せば、円形闘技場の客席の正面に教官パイセンは腰掛けていた。


 ズラリと壁に掛けられたのは多種多様な武器。剣から槍、ハンマーに盾、ナックル、弓から銃まで思いつく限りの武器はありそうだ。男心を擽るワクワクする光景である。

 ただ、教官パイセンの持っていた憑戦装カースドアークの様な特別な感じも只ならぬ雰囲気も無い。

 見る限りはただ武器に見える。


 しかし近寄ってよく見れば、その武器全てに血管の様な物が走り微弱に脈打っている事に気付けてしまう。


 明らかにまともには思えない武器だが、今はこれを使うしか無いようだ。

 ここは新要素である銃を少し試してみたい所だが――――――――

 

「教官パイセン、銃って弾入ってます?或いは追加の弾丸は?」


『…………物によるが大体5発は込められてる。弾丸の追加は無いよ。まぁ、いざ弾切れすればどうにかする手立てもあるが、それはその時に君が考え給えよ』


 試しに聞いてみたが教官パイセンは律儀に応えくれた。

 これで弾がありませんでは話にならない。聞いておいて正解だった。


 先程感じたのは圧倒的な火力不足とリーチの足りなさ。となれば、選ぶ武器も少し絞られる訳で。


「(これと…………これかな)」


 まず一つ目に取ったのは斧の部分が矢鱈デカいハルバード。

 槍の穂先の側面に斧頭、その反対にはスパイク(にしてはこの武器はギザギザしており痛々しい見た目だったが)を付けた武器だ。


 刺す、斬る、引っ掛ける、叩く――――たった一つで色々なことができる武器だが、裏を返せばそれだけ使い熟すのが難しい癖のある武器であるという事。

 とりあえず振り回していても強いが、使うのと使い熟すのは別次元の話だ。この違いはオヴェリ育ちほどよくわかる。


 そんな癖のある武器を青鹿は迷い無く選んだ。

 火力とリーチ、それに汎用性。使い熟せれば3つも補える優秀な武器である。オヴェリシリーズでハルバードをメイン武器としていた時期もあるので青鹿に特に苦手意識は無い。


 その次に選んだのは矢鱈ゴツい銃。形状はリボルバーに近いが、それにしてはあまりに大きく、武骨で、まるでそれは黒光りする鉄塊の様ですらあった。


 これを選んだ理由に特に理由は無い。

 何となく火力が出そうで、それでいて一目で惹きつけられたからだ。


『また極端で癖の強い武器を………それで良いのかい?』


「問題ありません。試験開始、お願いします」


 ハルバードは見た目よりかなり軽く、HCPを併用すれば片手でも十分扱える。

 拳銃のモーションもHCPに組み込まれている様で、少しイメージすれば簡単に理想的な動きができた。


 一通りの動きを確かめ、納得ある様に頷く。

 そのタイミングで呆れた様な声色で教官パイセンが問いかけてくる。青鹿はそれに迷い無く応えた。


『では、私は君の選択を尊重しよう。それでは健闘を祈る』


 パチンッと教官パイセンが指を鳴らすと同時にガシャンとひとりでに開く檻。それと同時に一切心構えをする時間を与えずに巨大なネズミがイカれた目付きで迫り来る。

 それがゲームだとしても恐ろしく背筋の凍る光景。しかし青鹿はそれに恐怖を覚えるよるも速くHCPを利用して拳銃を構える。


「まずは一発」


 ドカンッ!とリボルバーらしからぬド派手な銃声。手に伝わる衝撃はあまりに大きかったが、頭をブチ抜かれた黒鼠は悲鳴をあげて歩みが止まる。

 明らかに怯んでいる。このチャンスを逃す理由も無し。


 銃を放つや否やハルバードを腰の後ろに構えて距離を詰めると大きく振り被る。


「頭ガラ空きだぜぇ!」


 素手では決して届かず間に合わない距離でも、柄が長く刃渡りの広いハルバードなら間に合う。


 HCPによって繰り出されたハルバードは拳銃の一撃で泡を喰ったネズミの側頭部を見事に捉え、脳を激しく揺さぶり次の一手を潰す。

 そして矢継ぎ早にお次の一発。距離が近づいた事で先程よりも狙いがつけられる。


 大型リボルバーを構えた青鹿は容赦無く至近距離でネズミの濁り切って血走った目を射抜く。


「Jyuaaaaaaa!!」


 痛みに悶える黒鼠。反応は大きいがHPバーを見るに決め手に少し欠ける。どうやら『銃』は現実のソレより理不尽な強さは無いようだ。

 それに構うことなくバック半ステップ。銃を素早くポケットにしまい、ハルバードを両手で構える。


「死に晒せぇ!!」


 先程の強烈な一撃のせいか口調が移ったが、斧の振り自体は完璧だった。

 大斧は風を切って重力のエネルギーも乗せて悶える黒鼠の脳天を確実に捉える。


 脳内の圧力が爆発的に上昇し飛び出る目玉。黒混じりの脳漿をぶち撒けて黒鼠はあっさり息絶え、黒い泥となり消えていく。


「これで終わりっすか?」

『………………求めるならば、次を用意しよう』


 挑発的に教官パイセンを見れば、教官パイセンは再びパチンッと指を鳴らす。

 再度霧に包まれる視界、それが晴れると彼我の位置が再び初期位置に戻り、檻の中には猛々しく吼える三眼の巨大な猪が入っていた。


『正直、これは危険だし無理に戦う必要も無い。それでも「それでも、です。イケるとこまではまず行ってみたいじゃないですか」』


 明らかに先程の鼠より強そうだ。教官パイセンもわざわざ警告している。

 オヴェリシリーズからすればそれはあまりに優しく、NPCの酷さを実感している青鹿だと感動の涙さえ流せそうだ。

 しかしそんな温情に対して青鹿は食い気味に応える。


『命知らずめ。私は警告したよ』


 パチンッと指を鳴らせば檻は開く。それと同時に猪が高速で飛び出した。

 先程同様に一手目はリボルバー。その一撃は確かにヒットしたが、猪は怯む事なく怒りの咆哮をあげながら突撃を続行する。


「やっぱりスーパーアーマー持ちか?」


 HPバーの色点滅は緑。銃は相性が悪いと見える。

 巨体に見合わぬ素早い動きに非常に高い怯み耐性。となるとチクチク戦法以外ではハルバードでは少し部が悪いか。


 リーチが長いのは大きな利点だが、反面小回りは効かない。これがこの手の敵だとミスした時少し辛くなる。

 銃で妨害が出来ないなら尚更だ。


 青鹿は迷い無くハルバードを投げつけて牽制。僅かに稼いだ空き時間で猪の横をギリギリで擦り抜けるとその先にある武器を壁から捥ぎ取った。


 それは手斧と鉈。どちらも癖が強いが火力の出る武器でハルバードより小回りが効く。

 振り返れば猪は既に反転し此方に向けて再びタックルを仕掛けて来ていた。


 しかし、先程30分以上もチュートリアルボスの攻撃を掻い潜って目が慣れた青鹿からすれば少々緩い。

 猪の突進を再びギリギリで躱すと手斧をピンポイントで猪の重要そうな第3の目に勢い良く叩き込む。


『Pugyyyyy!!』


 これには猪も絶叫。その隙を逃さず鉈を猪の後脚、腱の部分に躊躇いなく鉈を叩き込む。


『BUGOOOO!?』


 痛みに悶えて巨体に任せて転がり暴れ回るが青鹿はこれを軽やかに回避。なんなら隙を見て斧と鉈で斬りつけて確実にダメージを与えていく。


「ヘイヘイヘイヘイもう一丁お上がりよ!」


 休む事なく、流れる様に。

 HCPによって無駄無く流れる様な動きで異色の二刀流を持ってして青鹿は猪を生きたままミンチにしていく。


 目を潰し、鼻っ柱を切り刻み、脚をへし折って、腹掻っ捌いて。

 澱んだ血と腐臭漂う肉片舞う中で青鹿は舞う様に一方的に猪を刻み殺す。

 血飛沫のドレスに絶叫のコーラス、狂気の乱舞は止まらない。


「これで終いだ!」


 銃撃耐性はあったが斬撃耐性は高くなかったらしい。青鹿のトドメの一撃は猪の太い首をぶった斬り、HPバーが黒く発光すると息絶えた。



「命知らずがなんだって?」



 ドロドロと黒泥となり消えていく猪の死体。その先の観客席に腰掛ける教官パイセンを挑発する様に青鹿は見つめる。



 2体連続で青鹿はあっさり敵を倒しているが、簡単に出来る事ではない。


 黒鼠は実は戦闘チュートリアルの初戦とは思えないスピードに加えて毒攻撃を備えている。様子見でその牙や爪が掠ったが最後、対して毒耐性の無い今はあっさり毒状態になりジワジワと死んでいく。

 

 明らかにチュートリアルには相応しいとは思えない強さの敵だが、逆を返せばここで怯んだり無理だと喚いている様ではこの先やっていけないのだ。


 故に、プレイヤーの甘さや変な期待を削ぎ落とすために黒鼠はチュートリアルらしからぬ強さを誇る。


 と言っても、打撃以外は有効なダメージが与えられるのでオヴェリシリーズでの立ち回りを理解している連中だと大して苦戦しない。

 銃関係の試し撃ちにはピッタリの敵とも言えるだろう。


 その次となる猪は、そんな『銃ありゃ余裕じゃぁん?』なんて舐めた事を考えているプレイヤーを木っ端微塵にするための敵だ。


 猪は銃撃と打撃に耐性があり、有効となるのは斬撃。なんとなく斬撃系の武器を選び易いプレイヤーが多いので倒しやすい敵とも言える。

 しかし高速タックルする怯み耐性高めの分厚い肉塊に安易に刃物を叩き付けるとどうなるかを教えてくれる敵でもある。


 簡単に言えば刺さった刃物ごと引き摺り回され、バランスを崩した所をその鈍重な身体で踏み潰されて死ぬ。


 猪は耐性の大切さに加えて、耐性優位だからといって慢心してはいけないと教えてくれる有難い敵なのだ。

 

 この特性に関してもオヴェリ育ちなら予想は簡単で、猪の様な敵相手には手数が多いがヒットした時のダメージがデカい武器が1番有効だ。

 例えば、鉈や斧。剣より汎用性に劣る部分はあるが、叩き付けの火力は剣を上回る。これらの武器は猪の様な敵には有効だ。


 オヴェリシリーズでの立ち回りがわからない者からすれば中々厄介ながら効率の良いチュートリアルであり、経験者からすれば良い復習教材だ。

 ただ、オヴェリ蛮人からすると少々緩い。


 もっと背筋が凍て付く様な闘争を。

 もっと脳天が煮え沸る様な闘争を。

 もっと血潮が踊り狂う様な闘争を。


 俺達の愛するオヴェリシリーズはこんなもんじゃ無いだろう?と青鹿は強く思う。


 そんな青鹿に対して教官パイセンは無表情無言のフィンガースナップで応えた。


 



 


証跡に関してですが青鹿以外にも


『破天荒』

『完璧主義』

『堅忍不抜』

『有知高才』

『英雄斯人』


などの証跡を解放したプレイヤー達がいるので、青鹿だけがクリーチャーを撃破した訳ではありません。

レア度で言うと『卑怯者』はそこまで高くないです。後々条件を満たすと取れます。条件さえ理解できれば難しくありません。

一方『不撓不屈』はかなり条件が厳しい証跡となっています。



【裏設定:凄い簡単なステージギミック解説】

・犬頭は強制エンカウントですが、それ以外のエネミーは逃げた方向によって決まります。


・本来は真正面から戦う敵ではありません。逃げている間に敵が消耗し、ある程度HPが下回れば教官パイセンがヘルプに入ります


・フィールドには敵を迎撃するギミックがあり、素直に逃げていれば高確率で発見できる仕組みなってますので無理ゲーではありません。寧ろプロミス社にしては初心者も死に物狂いで頑張って、後々で楽しかったなアレ、と思える仕上がりになってます


・この第一チュートリアルの生存率は20%を下回ります。オヴェリシリーズ完走者でも少し厳しい程度の難易度です。


・因みにギミックを駆使して教官パイセンを援護し2体のクリーチャーを屠った猛者も居ます

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 『完璧主義』とかよく初見で取れたな
[一言] >ギミックを駆使して教官パイセンを援護し2体のクリーチャーを屠った猛者も居ます 英雄斯人を取ってそうな人ですねw
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ