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#:4 〜俺は執事だ!〜

…今回は、何かやたら短いです^^;

そして、急展開です!;

…なんてことだ

「…ただいま。」


どうせ返事は返ってこないが…。呟いてみた。

すると…


「しぃ〜ん〜じ〜ん〜!!!」

「…げ。」


お兄様のお出ましだ。


「お前は…!奈緒と一緒に帰らないなんて、どういうつもりだ?あ!?」

「え!?いや、でも…帰ろうとしたら神崎が」

「問答無用!!…奈緒に何かあったらどうしてくれるんだ?」

「…え?どういうことですか?」

「奈緒が…まだ、帰ってきていない!!!」


頭を、かなづちで思いっきり叩かれた気分だった。


俺は返事をする間もなく…、家を飛び出した。

そして、ただがむしゃらに走った。


「…っ神崎ーー!!!神崎奈緒ー!!!」


何も考えずに。ただ頭にあるのは…、神崎のことだけだ。


今頃自覚した。


そうだ…。俺は…俺は、神崎の…




執事だ。


「神崎ーーーーっ!!」


ただひたすら叫ぶ。あいつの名前を。


ただがむしゃらに走る。あいつを探すために。


…もし、神崎がさらわれていたりしたらどうしよう。

襲われていたらどうしよう。


そんなことしか、頭になかった。


「くっそ…。どこだよ…あんのバカ…!」


あいつはお嬢様だ。誘拐して、金を根こそぎ取ろうとするやつはいくらでもいるはずだ。

誘拐されていてもおかしくない。それに…


あいつは、女だ。




「…さて…。どうでるかな…。守君…。」


その頃、俺は真実を知らなかった。


…あの女の子…そう、竹辻さんの言っていた言葉の意味を。

その真相を、全然理解してはいなかったんだ…。




「神崎さんは、守君のこと…」

お許しください。

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