カラフルなゆで卵は今日も3時間だった。
前書きという概念をマヨネーズの世界に置き換えると
きっと彼はこういうだろう
「世界は真っ黒だった」
「おいしくない」
手にはマヨネーズのかかったゆで卵がある。
「俺はマヨネーズが嫌いだ」
しかし、手にあるゆで卵にはマヨネーズがかかっている。
「鳥三君は今日もツンデレね」
隣には幼馴染(自称)の弥里絵がいた。
確かに俺はマヨネーズが大好きだ。
ゆで卵にかけるととてもおいしい。
しかし隣にいる弥里絵のババアはアジ塩派だ。
「マヨネーズの材料に卵が入っているんだ!」
「ゆで卵にはマヨネーズが正義!!!」
そうして鳥三君は今日もおいしくないといいながら大好きなマヨネーズゆで卵を食べる。
世紀末を救うのはマヨネーズに違いない。