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獣耳幼女の話  作者: 椛餅
2/5

獣耳幼女の話 二

「兄よ起きろおおぉぉぉーーーーー!!がおぉーー!」

「ああああああああああああ!!!!…びっくりした」

みかんの大声で頭がガンガンする。

「今何時?」

「8時」

「え、ヤバ…ちょっといってくらぁ」

「お達者で」

会社まで歩いて二十分程。

走ればなんとか、出勤時間の八時十五分に間に合うだろう。

全速力で走り、前を走っている自転車に乗ったおばさんに

「ストーカー!」と勘違いされた。

結果、五分遅れの八時二十分。

会社でカチカチとキーボードをうつ。

あっという間に仕事が終わり、いつもより早い夕方の六時帰り。

「家でみかんなにしてるかな?」なんて思いながら、帰り道を

歩いた。

玄関の戸を開け、「みかん、ただ…」家の中があれている。

「お兄さーん!どしたの?みかんがただで売ってたの?」

「みかん片付け手伝って」

「ほーい」

二時間かけていつもの部屋へともとどおり。

当然のこと俺はクタクタ。

「お兄ちゃん遊ぼー!」

「ぁぁぁぁぁ…へ?お兄ちゃん?」

「そーだよお兄ちゃん」

「よーしじゃあ何して遊ぼ」

俺はあまりにもみかんのかわいさと俺の呼び方にメロメロに

なってしまった。

みかんに料理を教えたり、じゃんけんやしりとりしたりして、

また今日も十一時。

「みかんもうそろそろ寝るぞー」

「やだーみかんまだ起きる」

「わかったじゃあ俺は寝るから」

「みかんお兄ちゃん寝てる間に明日の朝ご飯つくっとく!」

俺はめんどくさがりのみかんの珍しい言葉を聞く前に

寝てしまった。

今日はみかんの主人への呼び方が変わりました。

お兄さんからお兄ちゃんに変わりましたね。

それでは次回作もぜひごらんあれ!

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