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最高の能力が欲しい  作者: 大路
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カムイの決意

 勇者神崎が死んだ後カムイは決意に満ちた顔をし

 俺達に言葉をかけた。



「彼奴らと戦うんだろ?俺も使え!」

「カムイ・・・」

「な、何だ嫌なのか?」

「いや一緒に戦おう!」



 こうして俺達の仲間にカムイが加わった。

 涼人の無念は俺が代わりに晴らしてやると


 しかしギフトまで製作出来るとなると相手の実力は

 かなり強大。

 しかも俺達には奴等の居場所が分からない・・・

 先程聞いた口振りなら奴等は近く攻めてくる。


 今俺達にできる事は戦力を少しでも上げる事。

 でもどうしたら・・・


 そう思っているとカムイが口を開いた。



「幻獣の森に行くか?」

「お、おいカムイ貴様は何を」

「彼奴らが加わればかなりの戦力だぞ!」



 何やらガランとカムイが言い争う。

 事情を聞いてみるとこの人間界には狭間界から来た

 龍族等の幻獣が住まう森があるという。


 そこには強い結界が張られていて普通には見つける

 事が出来ないらしい。

 しかしカムイやガランはそこの出身で森の場所は

 分かるという。


 カムイはそこの幻獣に手を貸してもらおうと言うが

 ガランは手を貸す様な連中ではないと反対する。

 基本的に群れる事が嫌いで狭間界の戦争続きの

 生活に嫌気がさしている者が多いらしい。


 狭間界出身のデセオやマダラもあまり得策ではない

 といった顔をしていた。

 そしてゆっくりマダラが口を開く。


「人間界で唯一狭間界並みの治安の悪さだ!

 ある意味協調性が皆無な分狭間界より最悪かもな。

 しかしその分強力な力を有している者も多い!

 後は直樹、総帥のお前が決めろ!」



 少しの沈黙の後俺に皆んなの目線が集中する。

 そして俺が出した答えは



「行こう!!」



 ガランはやれやれと言った顔だ。

 デセオ以外のメンバーは皆頷いていた。


 そしてデセオは地面にあみだくじを書いて

 行くか行かないかを決めている!



 何でこいつはこんなに適当なんだ・・・



「うぉ!行くとか出やがった!面倒くせぇ!

 死ねよクソ野郎!」



 ・・・・・・・・


 こうして俺達は幻獣の森に向かう事になった!









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