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最高の能力が欲しい  作者: 大路
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逃走

 そんな修也の発言に驚いていると

 後ろでドアの開く音がした。



「直樹!これ一応今分かってるギフトの内容

 プリントした紙何だけど、あれ?友達?」



 そう言いながら奈美が部屋に入って来た。

 非常にタイミングが悪い・・・



「直樹君に殺されかけたランカー狩りの

 片桐修也です!!」

「ランカー狩りぃーー!!」


  かなりの大音量で驚きギルドマスターに連絡

 しようとする奈美に修也が丸腰である事を伝え

 落ち着かせる様に深呼吸をさせる。


 そりゃあ驚くだろうが奈美の声に驚いてしまった

 この修也も言い方があるだろう!!


 落ち着きを取り戻し奈美が口を開いた。



「あんた直樹をどうするつもり?」


「うん?出来るなら仲間になりたいね」


「それは直樹のギフトに何か関係があるの?

 それとも直樹の能力の内容を把握してるの?」


「何かは分からない!」



 でも・・・



「きっと凄い能力だよ。これはあくまでも僕の勘だ

 でも何か次元の違う能力の気がするんだよ」



 次元の違う能力??



 一体俺の能力は?




「でも様子を見るに直樹君も自身の能力について

 分かってないんだね?」



 ご名答!!


 中々鋭い奴だな。


 まあ俺との会話や奈美がプリントを持って来た

 時点でばれていたんだろうが。


「そうだ。最近になってこの能力に気付いたばかり

 でな」


 もうこいつも最後だしと思い本当の事を喋った。

 その瞬間足で刀を蹴り上げられ刀を奪われた。



「益々魅力的だよ直樹君は!!」



 焦っていると修也は窓ガラスを突き破り外に

 飛び出し逃げてしまった。


「クソッ、完璧にやられた!!」


 隣では奈美が急いでギルドマスターに連絡を

 入れているようだ。


 間の悪い訪問を奈美が謝ってきたが俺の為を思って

 プリントを持って来てくれたんだしそんなに困る

 情報でもないので気にする事はないと伝える。


 本日2度目のじゃあねを言い色々あり過ぎて疲れた

 身体を癒す為風呂に入りベッドに身を預けた。


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