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最高の能力が欲しい  作者: 大路
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今後の展開

 アキさんが作ってくれた豪華な料理を囲みながら

 皆んなで食事を摂る。

 デセオは意外にも料理が上手いらしく役にたった

 みたいだ。


 その後俺が居た妖精界、狭間界に居た話しをした。

 そこでデセオやマダラに会った話しを皆んなにした


 皆んなそんな世界が合った事を知らず驚いた

 表情をしていた。


 奈美とナンシーはあの戦いの後此処に

 飛ばされたらしい。


 修也、小太郎君、正志の三人は此処からかなり

 離れた魔国との国境付近の森に居たらしい。

 比較的動けた正志が二人がある程度回復するまで

 守ってくれていたらしい。



 正志最近本当に大活躍だな・・・



「正志ありがとうな」



 そう言うと俺様に任せておけば大丈夫だと

 言っていた。



 有難いが何か正志はウザイ・・・



 そしてガランも狭間界に居た事には驚いた。

 しかもマダラにあった事も話していた。

 そんな事を話すとガランは徐ろにデセオに

 礼を言った。


「気にすんな!トカゲ野郎」


 酒を満足そうに呑みながら言うデセオ。

 失礼なデセオの返事にガランがちょっと

 怒っているが何とか耐えたようだ。



 全く何でこいつはこんなんなんだ・・・



 そんな感じで楽しく会話をしていると新たな

 来訪者が現れた。



 恵美さんと・・・




 マダラだった





「何でテメェがいるんだよ?」


 焦りながら声を出すデセオ。


「色々とあってな」


 マダラがそう返しながら皆んなに挨拶をしていた。

 どうやらデセオの気配を探しているとこの辺りに

 気配を感じたが結界が張られた神殿を見つける事が

 出来なかったらしい。


 そこで近くで待っていると通りかかった恵美さんを

 見つけ事情を話し合流という流れになったみたいだ



「始め声を掛けられた時は殺されると思ったわ」

「う、うむぅ」

「そりぁあこの顔だもんね!

 ザマァ見ろ!クソマダラが」



 恵美さんの一言におし黙るマダラ。

 更に追い討ちをかけようとするデセオ。

 マダラが切れそうになっているのでまぁまぁと宥め

 改めて乾杯をする。


 最初にダウンしたのは奈美だった。


 奈美を部屋までデセオが送ろうとしたのを

 全員が止めていた。


 続いて小太郎君、正志!


 最後に残ったのは俺、修也、ガラン、デセオ、

 マダラだった。

 デセオやマダラは知っていたが修也もガランも

 相当酒が強い!

 そんな中マダラが口を開いた。



「修也とか言ったな?それにエペタムお前達

 狙われているぞ」


「えっ、誰に?」


「アンチェイン・シャックスだ」



 そう真剣な顔つきで言うマダラ。

 狭間界でアンチェインと呼ばれその強さ故に

 自由を許された者。


 狭間界随一の武器マニアらしくそいつがエペタムを

 狙っているらしい。

 しかもシャックスはエペタムの兄弟にあたる剣を

 所持しているらしい。



「げぇー!あの野郎に狙われるとか御愁傷様」



 そうデセオが言う。

 デセオが嫌がるとは相当の実力者か。



「俺に兄弟がいたとはな・・・」



 そう呟くエペタム。



「まぁ誰が来ようと負けるつもりはないさ」


 修也がそう力強く宣言する!!

 そんな修也を見てフッと笑うマダラ。


 そんな話しをしていると奈美と一緒に眠っていた

 ナンシーがふらふらっと現れ口を開く。



「それで、今後はどうすんの?」



 ナンシーにしては珍しく的を得た質問だった。 

 牙という後ろ盾が無くなった今ギルドや魔国には

 狙われる形になるだろう。

 しかもロア達とも戦わないと行けない。



「僕達で組織を作らないかい?」



 修也が不意にそう言いだす。



「組織か・・・」



 修也曰く牙の残党狩りが行われる前に牙の

 生き残りで仲間になれそうな者を吸収する事が

 一番戦力を上げる近道だと。



 人間性、実力を兼ね備えた人物



 俺の頭には一人の人物が浮かんだ。




「神宮寺 拓哉」




 修也もガランも納得している。

 取り敢えず早急に神宮寺と手を組む必要があるな。



「じゃあボス、いや総帥は直樹君だね」



 修也がそう言ってくる。



 俺が??



「いやいやガランとかの方が向いてる気がするぞ」

「我は直樹で文句は無いぞ」



 何故か此処にいる全員に押し切られ俺が総帥という

 ポジションになった。

 まぁまた明日奈美達にも聞かないと行けないが。



 組織名も決めないとな・・・



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