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最高の能力が欲しい  作者: 大路
7/120

VS片桐 修也

 あの斬撃みたいなやつの意味も分からんし体術も

 奴の方が上。


 でも近づくしか勝機はない‼︎



 意を決して特攻を仕掛け拳を振り上げ殴るが

 避けられる。


 今度はローキックを喰らう。


 死ぬ程痛い‼︎


 ボディをパンチで撃ち抜かれまたローキック‼︎


 効く‼︎


 ハイキックはガードの上からでも吹き飛ばされる。


 斬撃を転がりながら避ける!


 がむしゃらに拳を振り上げるが涼しい顔で

 避けられる



 やっと能力手に入れたのに死ぬのかよ・・・




「クッソーー‼︎」




 思い切り地面を殴りつける。





 ドーン‼︎



 




 その瞬間

 




 ゴゴゴーーーー!!!!






 地鳴りを上げ地面がせり上がる。


「うおっこれはやべー」


 せり上がった地面が修也を拘束する。

 何故かは分からないがチャンスが舞い込んできた

 俺はそこに渾身の蹴りを叩き込む。


「オラーーー!!」

「グハッ!!」


 血を吐きながら地面に転がりながら壁にぶつかり

 倒れる修也。


「やったか?」


 しかしフラフラとした足で立ち上がる修也が口を

 開いた。


「いやいやギフト持ちかよ。しかも蹴りの威力

 尋常じゃ無いしね」


「ギフト?」


 意味の分からない言葉を発した修也が斬撃を

 飛ばしてくる。


 咄嗟に倒れ込む様に避けるが肩を掠め傷を負う。

 血を流し過ぎた所為か頭がフラフラする。



 お互い限界が近いようだ。



「仕方無いか」


 そう修也が呟いた瞬間修也の身体が粒子の様な

 光に変わり消えていく。

 驚いたと同時に身体の力が抜け地面に倒れ込む。


 やべぇこれ死ぬかも


 何て事を思っていると暖かくなりどんどん身体が

 軽くなってきた。

 後ろに気配を感じて振り返ると奈美が白魔法で俺を

 回復してくれていた。


「直樹!大丈夫?」

「ああ。奈美のおかげで何とか」

「ランカー狩りは?」

「何か光みたいになって消えていっちゃったよ」


 立ち上がろうとする俺に心配そうに肩を貸そうと

 してくれる奈美だが尻餅をつく。


「おいおい大丈夫か?」

「MP切れちゃったみたい」


 どうやらここに到着するまで修也にやられた

 ギルド隊員や翔太を回復してたみたいだ。

 逆に肩を貸して俺のアパートにて一旦休憩をする

 事にする。


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