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最高の能力が欲しい  作者: 大路
60/120

混戦

 焦りを見せる勇者とカムイ。

 勇者が何かをカムイに耳打ちをする。


 その耳打ちの後カムイが俺に突っ込んで来る!

 神宮寺には勇者が攻め込む。


 カムイに対し体術で対応しようとするが強烈な

 スピードで殴りつけてくるカムイ!


 先程の勇者より大分強い・・・


 神宮寺の方を見ると今度は金色に包まれた勇者が

 いた。


 その勇者に神宮寺が押されていいる。


 相性なのか??


 対戦相手が変わった瞬間から俺達は押され始めた。


「やべぇやべぇ面倒いけどギフト使うから離れて」


 神宮寺が俺にそう言ってくる。


 バチバチ!!


 そんな音を鳴らしながら神宮寺の身体に電気が

 纏われていく。


 一瞬で雷の様なスピードになり

 勇者に突っ込む神宮寺。

 そのスピードは常軌を逸しているがいとも簡単に

 受け止める勇者。


 そしてとんでもないパワーで殴りつける。

 地面と並行に飛んでいく神宮寺!


 壁にぶつかりフラフラと立ち上がる。

 そんな様子を見ているとカムイに蹴り上げられ

 殴りつけられて神宮寺の元に飛ばされる。


 神宮寺にぶつかり重なる様に倒れる。


「厳しいねぇ勇者のギフトは「超越者」」


 そう言いながら勇者のギフトについて

 説明してくれる神宮寺。


 余り詳しくは説明する時間はなかったが分かった

 事は勇者はギフトの能力を超えて自身を強化する

 能力らしい。


 だが何故かは分からないが俺には通用しなかった

 らしい。


 それを見て神宮寺もギフトで畳み掛けようとしたが

 神宮寺のギフトは軽く超えられ勇者は進化して

 しまったらしい。


 カムイと勇者が突っ込んで来る!

 元々強いカムイに進化している勇者二人は

 物凄いスピードで突っ込んで来る。


 ガードに意識を全開にし身構える。


 横で神宮寺がカムイに先に殴りつけられ

 吹き飛ばされている。


 俺も目を瞑り衝撃に備える。




 ドーン!!




 あれ?



 衝撃が来ない?



 目を開けて見ると勇者の攻撃を受け止めている人物





「チッ大川 景豪」



 勇者が悪態を吐く。



「良く耐えた!」


 勇者の攻撃を受け止める総帥がいた。


「来やがったな大川ーー!!


 そう叫びながら攻撃をするカムイ!

 神龍と真っ向から打ちあう大川総帥!


「神宮寺援護せい!!」


「了解ちゃん」


 総帥の言葉に軽い返事をしながらカムイに攻撃を

 する神宮寺。


 隙が出来たカムイを殴りつける総帥!


 勇者が総帥に攻撃を仕掛けるがいち早く俺が

 蹴り飛ばす。


 今度はカムイと勇者が重なる様に倒れ込む。


「神宮寺と大川だけならまだしも何だあいつは?」


 そう俺を睨みつけながら悪態を吐く勇者。


「大川以外にお前のギフトが無効化されるとはな。

 あいつも無能力か?」


 そんなカムイの声が聞こえる。

 そうか総帥はギフトを持たないから勇者のギフトが

 発動しない。


 勇者にとってはまさに天敵!!


 でもギフト無しであの強さって化け物だ!


 でも完全に総帥の登場で優勢なのはこちらだ!


 だがその空気をかき消す様にカムイが本来の

 20メートル級の金色の龍の姿に変身していく。


「いよいよ本気か」


 総帥がそう呟く。


 ガランに会った時の迫力を持ったあの化け物が

 目の前にいる。


「大川、今回は神龍の力で完全に消してやるからな!

 人間風情が調子に乗るのも最後だ」


 そう言うとカムイの口が光り輝き特大のブレスを

 此方に放って来た。






 !?







「単刀直入に言う関係ない」





 そう言うとブレスの塊を殴りつけて吹き飛ばす総帥


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