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最高の能力が欲しい  作者: 大路
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激戦区

 修也と別れ前に進む俺と小太郎君。

 どうやら俺達が進む道は一番隊が守護をする激戦区


 外れの道か?

 まぁ当たりの道なんかないか?


「止まれよ黒牙」


 声の方を振り向くと一番隊の鎧を着た男!


「直樹さんここは僕が」


 そう小太郎君が言うので走り抜けようとする。


「行かせるかよ!!」


 男がそう言うと身体の動きが止まる!

 何だこれ?


「ギルド王都支部一番隊副隊長 兵頭 佐助参る」


 一番隊副隊長?

 やっぱり外れみたいだな。

 動きを封じてられている俺に修也が以前使用して

 いた様な刀で切りかかってくる兵頭!


「直樹さん!花咲石頼む!!」


 そう小太郎君が叫ぶと以前とは比べものにならない

 どでかい木の化け物が現れる。


「ギフト「植物」三川 小太郎か?」


 小太郎君のギフトに気を取られたのか俺の

 拘束が解ける。

 俺は兵頭に攻撃を仕掛け様とするが

 小太郎君が口を開く


「直樹さん前へ!」


 俺は頷き前に走り出す。


「チッ」


 兵頭の舌打ちが聞こえたが何とか前に進む事に

 成功したみたいだ。


 ギルドの本部が見えて来た所であのピアスだらけの

 幹部が目の前にいた。


「あっお前もうここまで来るとかやるじゃん」


 そんな軽口を叩くピアス男!


「俺青牙代表の神宮寺 拓哉!直樹ちゃんだよね」


 青牙の代表だったんだ!

 ふざけてる奴だが相当な実力者みたいだ。


「そうです!他の人は?」


 俺がそう質問すると神宮寺が口を開く。


「まだだね!魔国の魔人達がネックになって

 進めないみたいだしやべぇよな」


 そう何が楽しいのかヘラヘラしながら

 前を見る神宮寺。


 そして俺に向け口を開く。


「あらら!出てきちゃたよ」


 そう言う神宮寺の目線の先を凝視する。

 その先に居た人物を見て神宮寺が口を開く。


「勇者ちゃんに神龍ちゃん」


 勇者に神龍?

 これが勇者 神崎 涼人と神龍 カムイ

 カムイは今は青年の姿をしてるが威圧感が凄い


「総帥まだだし二人でやらねぇと直ちゃん頼むよ」


 そう言いながら神宮寺が突っ込むそれを受け止める

 神龍のカムイ!


 必然的に俺に噂の聖剣カーテナで切りかかってくる

 勇者 神崎 涼人


 思っていたより対応出来るスピードだ。

 カーテナを魔族流の格闘術で受け流し拳を勇者に

 叩き込む。


「グアッ!」


 そう言いながら転がる勇者!


「やるじゃん直ちゃん!」


 神宮寺が俺に言葉をかける。


「しっかりしろ涼人」


 そう言いながら神宮寺を蹴り飛ばすカムイ!

 吹き飛ばされながら体制を立て直し此方に

 来る神宮寺


「神龍は強烈だよ」


 それを聞き更に勇者に詰め寄りながら拳を叩き込み

 攻撃の手を緩めず追撃していく。


 何だ?

 勇者ってこんなものか?


「直ちゃんそっから勇者はやべぇから気を抜くなよ」


 やべぇって訳の分からんアドバイスを言いながら

 カムイに殴り飛ばされる神宮寺。


 ただ勇者がこんな物じゃないのは何となく分かる!


「そろそろブーストをかけるか」


 そう言うと勇者の身体が金色の光に包まれていく。

 しかし光がどんどん消えていく?


「チッどうしたっていうんだ」


 悪態を吐く勇者。

 何故かは分からないが焦る勇者に攻撃を仕掛ける。

 理由は分からないが勇者と俺の戦いは今の所俺が

 圧勝している。


 神宮寺とカムイは神宮寺が善戦してるものの

 カムイが押している。


 しかし勇者が押されている姿を見て明らさまに

 焦りを見せるカムイ。


 このまま押し切れば行けるはずだ!!


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