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最高の能力が欲しい  作者: 大路
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黒牙総帥

 昨日は疲れていたのか気を失った様に眠り

 気付けば朝だった。


 今日は約束してた通り皆んなより早く起きて

 朝食の準備をしている。

 朝から四人分の和食を用意する。


 そうこうしているうちに修也が起きてきた。


「おはよう。あれ?朝食作ってくれてるの?」


「約束しただろ。もうすぐ出来るから

 奈美とガラン起こしてきてくれないか?」


「分かった」


 そう言いながら奈美とガランを起こしに行く修也。

 ちなみに奈美の隣にある部屋をガランが使っている


 修也が階段を降りてきて10分位すると二人が

 降りてきた。


「おふぁよ〜」

「良い匂いだな」


 朝に弱い奈美としっかり覚醒しているガラン。

 二人が席に着き全員で朝食を取る。


「美味い」

「直樹も料理上手だね」

「昨日のラーメンに比べると多少落ちるが美味いぞ」


 全員の口にあったようでなによりだ。

 ていうかガランお前どんだけラーメン好きなんだよ


 食事が終わり昨日の報告も兼ねて

 黒牙本部に向かう為家を出る俺と修也。


 奈美とガランは留守番だ。


 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 黒牙本部に到着し中に入るといつも居る受付が

 いない

 何があったのか黒牙全体がいつもと様子が違う。

 近くに居た黒牙の隊員に修也が声をかける。


「何かあったのかい?」


「修也さん、直樹さんおはようございます。

 実は総帥と赤牙の代表が来られてるんです」


「総帥と赤牙の代表だって?」

「そうなんですよ。突然来訪されまして」

「分かったありがとう」

「はい!」


 元気良く返事をし去っていく隊員。

 総帥?赤牙?分からない単語が出てきたので

 修也に質問する。


「赤牙とか総帥って何だ?」

「あっ!まだ説明してなかったね」


 そう答えながら修也が順をおって説明してくれた。

 まずは赤牙についての説明だがどうやら世界中に

 牙の名が付く組織が多数あるらしい。

 その一つが今俺達が在籍している「黒牙」


 大きく分けると「黒牙」「赤牙」「青牙」「白牙」

 の四つがあるみたいだ。


 実力に大差はなく全ての組織の戦力が拮抗している。

 次に総帥だがその全ての組織のトップに立つ人物で

 とんでもない化け物。





「大川 景豪、最強の男さ」





 てっきり相馬が組織のトップだとばかり

 思っていたが更に上がいた・・・


 しかも相馬クラスが後最低三人はいる。




 これを相手取るのはかなり厳しい・・・




 今なら修也の焦りを多少は理解出来る。


「修也は総帥には会った事はあるのか?」

「一応幹部だし何度かはあるよ」


 そう答え更に修也が言葉を付け加える。








「圧倒的だよ・・・」


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