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最高の能力が欲しい  作者: 大路
28/120

修也VS魔人シャグルpart2

 シャグルの目の前に黒い炎を纏った特大の

 竜巻が現れた。


 現実で見るのは初めての魔法だよ・・・

 迫りくる真っ黒な竜巻


 気合いを込めて斬撃を飛ばすが簡単に弾かれる。

 竜巻を避けようとするとシャグルが現れ

 背中を思い切り蹴られた。


 逆立ちの様に手でバランスを取り何とか竜巻から

 距離を取る。


 余り竜巻にスピードが無くて助かったよ・・・


 でも竜巻を気にしながらシャグルの相手は厳しいな

 竜巻に気をつけるとシャグルが現れ殴られ、蹴られ

 を繰り返す。



 僕は闇雲に刀を振り回した。



 そんな僕を見てシャグルが口を開く。



「そんな攻撃当たらんぞ!そろそろ諦めて

 竜巻に飲まれて消えろ!!」


 そう言うとまたシャグルが背後に現れ僕を

 殴ろうとする。




 その瞬間




 !?




「グアッッーー!!」




 シャグルの右腕が宙を舞った。

 意識が外れたのか竜巻も消えた。


 良し上手く行った。

 ただもって30秒かな?


 今僕の身体の周りには斬撃が無数に滞在している。

 身体全体を護るように。




「「「斬撃鎧武」」」



 ただ斬撃を滞在さすには精神力が半端じゃない。


 時間制限ありだね・・・


 怖い目で睨み付けてくるシャグルに一気に迫るが

 脅威を感じ距離を取られる。



 身体を護る斬撃を一つ飛ばす。

 シャグルの肩口を鮮血が舞う。


「クソッ」


 そう言いながらアイスボールを連射してくるが全て

 斬撃が防ぐ。

 アイスボールの嵐の中シャグルに一気に追いつき

 シャグルに抱きつく。


 グチャグチャと肉を抉る音がする。


 僕を護ってた斬撃が消えて行く!

 時間みたいだね・・・


 シャグルは?



「クソッーー!!」


 血まみれで肉が抉られながらも立っている化け物


 今ので決まらないと打つ手なしだね・・・







「・・・・ま・魔人を舐めるな」







 そう言いながらシャグルは前のめりに倒れた。




 やったのか??




 !?





 違う・・・





 やばいねこりゃ・・・






 倒れたシャグルが巨大化していき5メートル位の

 大きさになりながら僕を見降ろしていた。



「この形態の私は父よりも実力は上だ。

 貴様は良くやったが所詮餌だったな。

 次は父の仇のガルフ・ウォーレンを殺してやる」



 そう言いながら思い切り殴り飛ばされる。


 気を失いかけるが何とか持ちこたえ刀を構えるが

 もう体力がほとんど残っていない・・・



 ちょっと焦り過ぎたかな・・・



 ガルフさんと同等かそれ以上とは思わなかったよ。








 直樹君・・・・・・












 ごめん死ぬかも・・・・・

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