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最高の能力が欲しい  作者: 大路
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北上 奈美

 この街の名はラーナそこにあるギルド。

 ギルドラーナ支部

 そこの前でまだ入ろうかどうかをウジウジ悩む俺。

 そんな俺に声をかける人物。


「おっ、直樹じゃん」

「げっ!し、翔太」


 彼の名は松永 翔太俺がこの世界で一番最初に

 出会った顔見知り。

 前の世界?では同じ商社の同期だった。

 かなりプライドが高く嫌な奴だった。

 そんな奴でも初めてこの世界で会った時は嬉しくて

 つい洗いざらいを話した。


 その話を聞いたこの目の前の男は俺の事を頭が

 おかしくなったと街中の知り合いに言いふらし

 やがった。


 俺の引きこもり生活の元凶だ!


 てかこいつに会うのが嫌で此処に来たくなかった

 んだよな・・・


「まぁ俺は忙しいから!じゃあなニート君」


 そう言ってギルドに入って行く翔太

 確かに彼奴はここいらじゃ名の売れたギルド隊員だ



 でもこのままじゃ埒があかない!

 意を決していざギルドの扉を開く!


「あっ!直樹!」


 俺に愛想良く声を掛けてくれたのは北上 奈美

 前の世界での幼馴染だ。

 金髪にくりくりの目誰から見ても美少女だ。

 奈美は回復魔法や補助系の魔法に長けた

 ギルドの受付兼隊員だ。


「奈美久しぶり!」

「本当!久しぶり、今日はどうしたの?」

「いや実は「おーい皆んな奇跡の直樹君が能力に

 目覚めだらしいよ」


 俺の言葉を遮り翔太が冷やかしを入れてくる。

 奈美はそんな翔太に睨みを効かし俺の手を引いて

 奥の個室に連れていった。


奈美に手を引かれ連れてこられた場所には水晶が

置かれている。

この水晶に手を翳すと能力がある程度数値化される

便利アイテムだ。


「で、何があったの?」

「いや実はさ」


声が頭に響いた事その事を奈美に話した。

奈美は難しい顔をしてニコッと笑い話し出す。


「ごめん!全然分かんないや」


いやいや真剣に聞いてくれただけでもありがたい。

そんな俺を見ながら奈美が更に口を開く。


「でもさ、もしかしたらすっごい事かもよ!

物は試しで調べようよ!ギフト保持者

だったりして」



ギフト??



訳の分からない単語が出て来たが奈美の勢いに

押され思い切って水晶に手を翳す!!


水晶は眩い輝きを放ち



そして



そこには小学生並みの数字が並んでいた。




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