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最高の能力が欲しい  作者: 大路
18/120

黒牙代表 相馬 悟

 数分歩くと目の前に塔の様な建物が出てきた。

 それを見て修也が口を開く。

「着いたよ」

「何か緊張するな」

「何も心配ないよ、代表と会うだけだしもし

 何かあっても僕がフォローするさ」


 そう言いながら扉を修也が開け入って行くので俺も

 それに続く。


「おっ修也じゃねぇか」


 そう言いながらスキンヘッドのかなりガタイの良い

 屈強な男が声をかけてきた。


「ああ何だ正志か」

「どうも」

「何だお前?弱そうななりしやがって、

 お前見たいな奴は黒牙に入ってもすぐ死ぬぜ」



 何かムカつく奴だなこいつ。


 そう言いながら歩いて奥の部屋に入る正志。

 途中挨拶の声が小さいと1人の男性を殴っていた。


 やっぱりムカつく奴だなあいつは。


「あいつあの見た目だけど大した事ないから

 放っといて良いからね」


 確かに見た目と裏腹に小物臭がする奴だ。

 その後も廊下で色々な人に修也は挨拶されていた。


 さすが幹部って感じだな。


「今から代表に挨拶するからよろしくね」


 そう言いながらまだ心の準備が出来てない

 俺を他所に修也がドアをノックした。



「はい」



 中から若干高めの男性の声がした。

 修也と二人で挨拶をしながら入室する。


「失礼します」

「失礼します」


「私が「黒牙」代表の相馬 悟だ!

 君が修也に勝った桐生 直樹君だね?よろしく!」


「よろしくお願いします」


 豪華なソファーに腰掛け挨拶をして来たのはかなり

 小柄な中年の男性だった。

 小柄ではあるが先程の正志とは違いオーラみたいな

 物を感じる。


 その横には多分秘書だろうか??

  きつい目つきの長身のスレンダー美人な女性が

 立っている。


「私は相馬代表の第一秘書で「黒牙」ナンバー2の

 川瀬 歩美と申します」


 やっぱり秘書だったが黒牙のナンバー2とは予想外

 だった。




 !?




 いきなりの殺気を感じて咄嗟に身構えると同時に

 何故かパンチを繰り出していた。




 ドーン‼︎




 俺の拳は相馬代表に掴まれた状態だった。


「いやいや素晴らしい!殺気を感じ容赦ない攻撃

 合格だよ」


  訳が分からず唖然としていると更に相馬代表は

 口を開いた。


「歩美今日の幹部会に彼も参加してもらうぞ

 修也お前も今日は必ず彼と来いよ」


「いきなり幹部会ですか?」

「俺が決めた事に文句あるか?」

「い、いえございません」

「修也そういう事だ」

「分かりました」


 歩美さんと相馬代表が話をし俺も幹部会に

 参加する事になった。


「失礼しました」


 そうして俺達は相馬代表の部屋を後にする。


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