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最高の能力が欲しい  作者: 大路
114/120

デセオの考え

 デセオside


 街の一番高級そうな店に入る。


「いらっしゃいませ、お一人様ですか?」

「あぁん?一人じゃ悪いのかコラァ!」

「い、いえいえ滅相もございません」

「早く席に案内しろ」


 席に通され腰掛け店員に注文をする。


「店の酒全部持って来い!後料理も高い順にな」

「ぜ、全部でしょうか?」

「何回も言わせんな全部だよ」

「は、はい」


 運ばれて来た酒を空ける。

 料理も食べる!


「彼奴らより高級だもんねぇ〜!」


 何か美味くねぇな。

 何で彼奴らの事が頭に浮かぶかね

 彼奴ら結構面白いよなぁ!

 本当は面倒くさいの嫌なんだけどなぁ・・・



 しゃあねぇな・・・



 魔剣取りに行くか!!



「おい!お代置いとくぞ」



 そう言うと俺は異空間をこじ開け中に飛び込んだ。

 机にはデセオ・クレアーティオのサインを残して。



 ぱっとパクってさっさと帰ろう!



 しかし中々彼奴らの姿が見受けられない。

 まぁ異空間に干渉出来る人物が少ないったって

 場所まではっきり分かんねぇしなぁ。

 まぁ無理なら帰っても良いかな




 うん??




 誰か居るぞ!




 シャックスであります様に!




 うわぁー!!




 俺様デセオ様引き強過ぎ!!



 見つけちゃった!



 しかも嬉しそうに持ってるよ!



 気合い入れて仮面をつけて!!



 レッツ襲撃!!




「誰だ」


 確か此奴はロアとか言うやつだよな。

 あっちの小さい奴が自分の事神とか言う痛い奴。

 おぉ綺麗なお姉さん。


「おいデセオだな」

「バレやがったかクソ野郎」


 完璧な変装の筈だったのに。

 見破られちゃあしょうがねぇ。


「何しに来た貴様」

「まあまあ落ち着けよ!喧嘩しに来たんじゃねぇ

 その魔剣返せや」


「ふざけるなよ!貴様」

「ロア!」



 ガシャン!!



「喧嘩しに来たんじゃねぇって言ってんだろが

 耳がねぇのかクソ野郎」


 ロアとかいう奴がいきなり鎌で攻撃を仕掛けて

 来やがったのでデセオ様スーパーパンチをお見舞い

 してやった。


「き、貴様」


 ロアとかいうクソ野郎を制しシャックスが口を開く


「交換条件ってのはどうだ」

「交換??」

「お前の刀と交換ってのはどうだ?」

「あっ、これか!良いよ」


 そう言うとシャックスはあっさり魔剣を手渡して

 きた。

 余りにもあっさりなので偽物かと疑う。


「おい、お前エペ何だっけ!クソ野郎本物か?」

「・・・」


 喋らねぇ・・・


「おい!これ偽物だろう!クソ野郎」

「いや本物だ」

「じゃあ何で喋らねェんだよ」

「本人に渡せば分かる」

「嘘だったら殺すからな」

「まぁ何にせよ次に気軽に此処に来やがったら

 お前を消すぞ」


 知るかバーカ!

 俺は行きたい時に行きたい場所に行くんだよ。

 そう思いながら帰ろうとすると神が話しかけてきた


「デセオ、お前は彼奴らの仲間か?」

「違うな!現状はお前達よりはちょっと好きだな」

「そうか、きっと君はこちらに来るよ」

「ふんっ」


 俺は誰の仲間にもなるかよ!

 俺はデセオ・クレアーティオ様なんだよ!



「おい、シャックス良いのか?」

「ああ!まだ頃合いじゃない様なのでな」


 何か後ろで話し声が聞こえたがまぁ良いか。

 良しこれで彼奴らにでかい顔出来るな。


 あーめんどくさかった!


 何で俺こんな事やってんだろうな・・・








 俺は彼奴らの仲間なのか?

















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