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最高の能力が欲しい  作者: 大路
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戦力分析

 神殿に到着した俺達はカムイとマダラに事の

 成り行きを聞いた。


 まさかロアが現れるとは・・・


 しかしロア達とあのヴォルグ達が無関係とすると

 ヴォルグ達とは一体??


 マダラやカムイがかなり苦戦する実力を持ちながら

 誰も知らない・・・


 皆んなが何かを考えこんでいると足音が聞こえた。

 振り返ると修也が目を覚まし歩いていた。


「し、修也!大丈夫か?」

「大丈夫だよ!左手無くなっちゃったけど千切れか

 けてた右手は動くしね」

「し、修也さーん」

「こ、小太郎」



 修也に飛びつき涙を流す小太郎君。

 そんな様子を見ながら総帥が口を開く。


「いつまでも落ち込んでいても仕方がない。

 単刀直入に言うやられたらやり返すだ」


 そうだ!エペタムも早く奪還しなくてはならない。

 総帥の力強い言葉に皆んなが頷く。

 一番悔しい筈の修也も力強く頷いていた。

 俺がこれを言わなきゃ駄目なのに!


「良し!じゃあ先ず戦力分析だ!」


 皆んなで冷静に戦力を分析していく。


 まずはロア達

 死神 ロア

 アンチェイン シャックス

 名もなき神

 川瀬 歩美


 名もなき神の実力は分かっていないがロアや

 シャックスが従う程の者。

 後マダラの情報ではシャックスには部下が付いて

 いるらしい。それも中々の手練れ揃いだと。


 狼王 ヴォルグ

 酒呑童子

 魔女 アンモナ


 この三体は非常に強力。

 まだまだ力の上限が未知数。


 そして俺達か。

 組織としては俺達の戦力はかなりの物のはず。

 ただ痛いのは異空間に干渉出来る人物がいない事。

 彼奴は排除だ・・・


「でも正直片手ってのはちょっと辛いね

 エペタムも居ないし僕は戦力外かなぁ」


「私が何とかしましょう」


 修也の言葉にいち早く答えたのは意外にも北野さん

 だった。


「な、何とかなるのかい?」


「腕を生やすのは無理だけど私がKITANO

 オリジナルの義手を作成しますよ!本物に近い

 動きは出せるはずです」


「ほ、本当かい!宜しく頼むよ」


 北野さんの申し入れで修也の戦力ダウンは回避

 出来そうだ。

 後はエペタム奪還だな!


「良し!今日は皆んな疲れただろうし食事を摂って

 ゆっくり休もう」


 俺の声と共にアキさんとリリスが料理を運んで

 来てくれた。


 そんな様子を見つめる視線がある事にこの時

 誰一人として気がついていなかった。


 ・・・・・・・・・・・・


 デセオside


 いやいや俺の事に誰か触れろよ!!

 異空間行ったは良いけど場所は知りません!

 悪い冗談止めろよデセオ〜ってなる予定だろが!


 それなのに何で彼奴は腕を千切られてんの?

 マダラも怪我してるしあの神龍も!

 これじゃあ俺が悪いみたいじゃねぇか?


 腹減ったのに輪には入りずれぇ!

 面倒くさいぞ。


 グチグチ言われんのやだしなぁ・・・

 そうかあの魔剣パクって来たら彼奴ら何も言えんか


 うん?


 相手はあのシャックスか・・・


 面倒くせぇな・・・


 あの狼を殺すか?


 いやいや誰得それ・・・


 腹減ったけど金ねぇしな・・・


 気乗りしないけど無銭飲食かぁ・・・









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