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転生したら何故かフライパン戦士になっていました。『スキル「死ぬたびに強くなる」で最強に』  作者: 米糠


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106 王都闘技大会、まさかの初戦!?

 106 王都闘技大会、まさかの初戦!?


 王都の中央広場に設営された闘技場は、まるでコロッセオのような巨大な円形闘技場だった。

 周囲には観客席が何層にも並び、大会の開始を待つ人々で埋め尽くされている。


「おーっほっほっほ! さぁ、戦いなさい、我が騎士たちよ!」


 どこからともなく響く高笑い。

 派手な羽飾りのついた帽子をかぶった貴族の令嬢が、豪奢な席から優雅に手を振っていた。

 周囲にも同じような貴族たちが「我が家の騎士こそ最強!」とばかりに騎士たちを鼓舞している。


「……おいおい、なんか思ったより本格的だな?」


「ウチら、完全に場違いやない?」


「せやなぁ……どっちかっていうと、貴族の戦いって感じやし。」


「もう出るしかない」


 エレオノーラが優雅に微笑みながら、扇を広げて言った。


「安心して、あなたたちは実力さえ見せつければいいのよ。 それが、この大会で最も重要なことだから」


「じゃあ、適当にやるかー……って、なんだあれ?」


 カインが視線を向けた先、そこには一人の巨大な男がいた。

 身の丈2メートルはある筋肉の塊で、両手に持った巨大な戦斧を軽々と振り回している。


「……ぐおおおおお!!」


 男が雄叫びをあげるたびに、地面が震えるほどの迫力。


「……えげつないの来たで」


「一撃でもヤバい」


「カイン、気ぃつけるんやで?」


「そうだな……まぁ、俺にはこいつがあるしな!」


 カインは自信満々に、背中から伝説のフライパン《聖なる調理器》を取り出した。

 キラリと輝く鉄の表面。 まるで神々しいまでの存在感——ただのフライパンなのに。


「……何回見ても、カインの武器は異質」


「うん。どう見ても戦うためのもんちゃうやん?」


「でも、カインが使うとホンマに強いんよなぁ……。」


 エレオノーラも呆れたように暗い顔になる。

「まぁ、それがあなたの武器なら仕方ないわね。せいぜい頑張ってちょうだい」


 審判が中央に立ち、大きく旗を振った。


「第一試合、開始!」


 巨大な戦斧を持った男が唸り声を上げながら突進してくる。


「ぐおおおおおお!!!」


「よっしゃ、ほな料理開始や!」


 カインはフライパンを振り上げ、猛然と突っ込むのだった——!

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