振り向けば。〇〇が居た
この作品は不定期投稿です。
第一作品目なので体験しとことを登場人物の名前を変えて投稿させて頂きます!
急だが自己紹介をしよう。
僕の名前は石津 蓮
とある私立高校に通う高校一年生だ。
好きなことはゲームとピアノかな。
僕の通う高校には在校中スマホを使ってはいけないというルールがある。
既に入学から一ヶ月が経ち学校生活に慣れてきた頃、先生に隠れてスマホを触る人達が
一定数出てきた。
最初のうちは僕はルールに則り「やめといた方がいいよ」と軽く注意していた。
だけど次第に周りも『バレなければ大丈夫』と段々とスマホを使う人が増えていって
遂に僕も流されてしまった。
最初のうちは周りを警戒しながら触り慣れてきて警戒を怠った頃に
『振り向けば。担任が居た』
時は昼休み。昼食を摂り終えて暇になり推しの配信を見ていた時に、
その担任は現れた。
担任の名前。
樹笹木 舞
年齢はよく知らない女性の先生である。
舞先生は言った。
「この時間にスマホを使っちゃ駄目でしょ?」と。
僕は内心そうだと思った。
頭の内ではこうなることは分かっていた。
しかしながら疑問も覚えた。
今思うとおかしいと思うが当時はこう思った。
『なんで、僕だけ怒られなきゃならないのかな』
それは事実としてバレたからでありバレたのは僕だけだったから当然注意されるのも僕だけだった。
当然スマホは没収され一週間毎朝生徒指導室に預ける羽目になった。
周りからは嘲笑されバレないようにスマホを触って居る人達からも
「馬鹿やん、おまえw」とまぁ、散々言われた。
別にイラッと来たわけでは無かった。ただ、ただ、何かはわからない理不尽さ以外を何も考えれなかった。
頭の中には
「なんでぼくだけ?」
『それはバレたから』
「なら、みんなが隠れてスマホを触っているところを撮って担任に送付する?」
『やるだけ労力の無駄と何より人間関係にヒビが入るだろう』
「だったらどうするべき?」
『まず、スマホを触らなければいい。』
「それは分かる、理解していようにも抑えられない…どうするべき?」
『…』
僕の中にある問いの答えは担任の舞先生が導いてくれた。
「ルールを破る事はいずれ、法律を破る事になるかもしれないよ?石津君は法律を破るのかい?」
この一言で、僕は答えを得た
『ルールはルール、どんな小規模な規則も守れないのなら当然、大きな規則も守れない』と思われてしまう。
それは大変な事だ。信用を失えばあらゆる場面で不利になる。
だから結局は
『ルールは守れば何も問題ごとは起きないどころか寧ろ、有利な方向へと繋がる。』
だから僕は入学早々、この担任の生徒になれたことを嬉しく思った。
ありがとう。先生
実際にあった昨日の話を登場人物の名前を変更して投稿しています。
共感…は出来るかどうかは分かりませんが見てくれた方は良ければ
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