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非日常生活  作者:
2/2

朝からの訪問者後編

今回は陽がナレーターです

オレと雨宮茜は職員室に向かっている

「なぁ?雨宮、」

馴れ馴れしく名前を言うのもなんだし、名字の方がいいか、

「茜でいいわ、」

「わかった、茜、何で転校してきたんだ?親の都合か?」

「そうょ、転勤みたいな感じね、」

転勤みたいな?

「どういう意味だ?」

「実は…超能力使えるの、」

はっ?何?そのファンタジー的なノリは?冗談か?

「お前…結構ジョークを言うんだな?」

「違う!本当に使えるの!」

真剣に言われても…この17年間、まだ17才じゃないけど一度も超能力者を見たことないから信じられない

「本気で言ってんのか?」

「じゃああそこの花瓶を浮かせてあげる、」

茜はそう言って花瓶を浮かせた

嘘だろ?おい、マヂで超能力使ってる…モノホンか?夢か?夢だな…目を覚ませオレ…

「何してんの?」

見て分からないか?ほっぺたツネってるんだょ

「痛い…」

「とりあえず信じてくれた?」

流石に今のを見て嘘だとは言えない、

「あぁ、信じるょ」

「…良かった…」

ホッとしている茜

「おっ?職員室着いたぜ、またどこかであったら話そうぜ、じゃあな」

オレは茜と別れ、3組の教室に向かう

「ヨッ!モテ男君、今日もモテてるなぁ〜」

その声は…

オレは声のする方へ振り返ると…

「ヨッ!陽ちゃん!」

小柄な女の子が立っている、この人は三村舞、オレの先輩にあたる人だが、あまり関わりたくない…つまり苦手なんだ…抱きついて来るし…

「先輩…なんでいるんですか?…」

「うん?そりゃあ陽ちゃんのストーカーだからだょ!」

そう、この人はストーカーなのです…教えてもない携帯番号、メルアド、家の住所も知ってるアルティメット危険人物なのです、いつこの人に殺されるか分からないので恐怖を覚えてます…てかこんな人作るな作者…

「そうっすか、じゃあオレは教室に戻るんで…」

オレは教室に戻ろうとした瞬間、

ガシ!

先輩はオレの腕を掴んできた

「ねぇ?さっきの女の子だぁれ?彼女?違うよね?あたしが彼女だもんね?陽ちゃんに近付く女の子は一人残さず…フフフ…」

怖い!しかも先輩と付き合った記憶ない!

「いつオレと先輩が付き合ったことになってるんすか!?しかもさっきの女の子は転校生で職員室がどこにあるのか分からないっていうから案内してんすょ!?」

息継ぎなしで言った…オレやれば出来るじゃん(笑)

「ふ〜ん?でもなんか危ないなぁ〜要注意人物ね!」

あなたが危ないです、

人殺しかねませんからね、

「先輩…教室に戻らないと…時間が…」

「あっ!そうだね!またね!陽ちゃん!愛してるからね!」

そう言って先輩は3年の教室に行った

「ハァ〜疲れた…教室に行こう…」

トボトボと歩き、教室に入った

「よ〜う!!」

いきなりゾンビが現れた!ヤベ…どうしよう!ハンドガンないし!ロケランもない…!サーセン…ちょっと取り乱しました…

「ゾンビは酷くね?」

読心術使いやがった!

「まぁ雅樹、落ち着け、」

「無理…フラれるなんて想定外だ…」

完全に朝のこと引きずってるな、

「また新しい恋を探せばいいさ、」

「うぅ…」

泣いてるし、ヤベっ…オモシロ(笑)

「何がオモシロいんだ…(泣)」

「別に…(笑)」

キーンコーンカーンコーン

チャイムと同時に担任が入ってきた

担任は飯田佳奈、24才の独身で見た目は小学生みたいな感じだ

「おはょ〜(笑)」

この担任…実は小学生じゃあ?

「こらぁ〜!誰ぇだぁ〜?今小学生と思った悪い子は〜!?」

ヤバい…小学生だ(笑)小学生が教台にに立ってる(笑)

「あっ!桜井くぅん!またチミかぁ〜!?もぉ!読心術使えるんだぞ〜?!」

この人も読心術マスターしてるの!?

「まぁいいやぁ〜今日は転校生来てるよぅ〜(笑)」

まさか…アイツかな?流石に違うよね?まさかマンガ的なストーリーじゃあないよな?

「入ってきてぇ〜」

ガララ!

転校生はツカツカと担任に近付き、

「初めまして、あたしは雨宮茜、よろしく」

「「「ウォォォォォ!!」」」

うるせぇなぁ〜男子…

「えぇと…桜井くぅんの隣空いてるから桜井くぅんの所に座ってぇ〜」

マヂかょ…

「よろしくね?陽?」

「あぁ…よろしく…」

こうしてオレの悲しい一年間が始まった…

続く

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