表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ブレーメンの屠殺場  作者: NiO
count down
52/53

4

 -部屋の中には1匹の動物がいます-


 部屋の中には、驢馬の少女が、一匹だけ、居ました。


「え、あれ、あれ、なんで……」


 猫の少女や、犬の少年がいないのは、まだ、理解できますが。


 鶏の少年、まで、いない……?


 ハブられた?


 それとも……。


「……あ、さては、3人とも、私をビックリさせようと隠れてるんでしょ!」


 部屋全体に聞こえるように大声で、驢馬の少女は叫びますが。


 部屋の中には、3匹が隠れられるような場所はありません。


「……あ」


 驢馬の少女は、何かに気が付いたかの(・・・・・・・・・・)ように(・・・)声を上げます。



「あ、あ、あああああ……!」



 少女はここで、始めて、自分の失敗に(・・・・・・)、気がついたのです!


 3匹がこの部屋にいない理由も、それ(・・)なら納得がいきます!



 少女は、祈るように。



 自身の腕時計に、目を落としました、()



 そこには、やはり(・・・)……。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ