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宮川君のホントの事情

そして、入学式が終わり私達二人は遅れてきたことを

担任に怒られる、そして廊下を歩いている時

「あっ、なぁ今時間わかるか!?」

「えっ、今丁度12時くらいだよ?どーしたの?」

「あっ、いや・・・、なんでもねぇよ」

「なんでもなくて焦りながら時間なんて聞かないけど?」

「・・・妹」

「えっ?」

「妹を迎えに行くんだよ!!誰にも言うんじゃねぇーぞ」

「う、うん!言わない、誰にも言わないから!!」

「そっか、サンキューなっ!」

「・・・うん」

宮川君って見た目怖いけど

こんなにもいい笑顔するんだなぁ

ホントは優しいただの高校生なんだよ、きっと

「あっ、私大事な用事あったんだ!!じゃ、また明日ね!宮川君!!」

「お、おう」

廊下をもうダッシュしようとするけど

思い出したこと一つ

「宮川君!!待ってーーー!!!!」

「宮森!?何廊下走ってんだよ」

「あのね、メアド交換して!!」

「別に構わないが・・・、犬みてぇー」

「ん?」

「ほら、赤外線わかんねぇーから宮森がやってくれ」

「まさかの機械音痴?」

「う、うっせー!!」

照れる顔まさにポメさんと同じ!!

きゅーん!!

「おい、大丈夫か?それより、急いでたんじゃ・・・」

「はっ!そうだった・・・大丈夫じゃーーーない!!!」

「俺も急がないと」

そして、町のとわるショップ前

「嘘・・・、終わっているなんて・・・。」

まさか出遅れるなんて・・・、私としたことが

トントンっ・・・と肩を二回叩かれて振り向くと

そこには小さい女の子を連れていた宮川君の姿があった

「おい、大丈夫か?一体何が・・・。」

「宮川君・・・、またあったね・・・ふふっ」

「とにかく場所移動するぞ、加奈子この姉ちゃんの荷物少し持ってくれ」

「はい、お兄ちゃまのお願いなら加奈子頑張ります」

「ありがとう、じゃあそこの公園に行くぞ」

「あい!」

またもや宮川君に助けられてしまった

どうお礼を言えばいいのか

「ぴよぴよクローバーのお試し非売品先着5000人配布を逃してしまって」

「・・・お前もか」

「えっ?お前も?」

「その・・・加奈子、妹がこのシリーズ好きでさっき一緒に並んでもらったんだ」

「私の方が早く学校でたのに・・・負けた」

「・・・ほれ、やるよ」

「でも、妹さんとお揃いなんじゃ」

「平気ですの、お母さんが余分に手配してくださりまちた」

「へ、へぇーすごいね」

「だからやるよ」

「・・・ありがとう!!」

「・・・ッ、別に」

「ん?お兄ちゃま?真っ赤ですよ?」

「・・・もう帰るぞ!!じゃな、宮森」

「さよならです。お姉ちゃん!!」

「うん、また会えたらね」

宮川君は見た目怖いけど

やっぱり、ホントは優しいただの高校生なんだ

それと妹思いのいいお兄ちゃん

仲良しな兄妹でなにより

さて、帰ろうかな


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