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全員で魔王クーラ先生に挑みます

魔石は圧縮しても重さが変わらないから、20倍に圧縮した魔石は20個分の重さ。

だからつまり、重いんだよねーこれ。

という事でちょっとだけ機能追加。

ベクトルで重さ軽減したいんだけど、ベクトルは単体だと付けられないから他の魔法を何か・・・うん、これでよしっと。


付けたのは「風」「加熱」「冷却」。身体の周りの空気を気持ちいい温度にしつつ、魔石を空気で包んで持ち上げる。これでいつでもどこでも快適だよね。

よし、今度ピノさんのアクセサリーにも快適機能を追加しよう。


そうそう、「風」は水の中とかに生み出す事は出来なかったけど、そこにある空気を動かすのは簡単だった。だからこれも「水魔法」と同じで「なんちゃって風魔法」。いつかどっちも「なんちゃって」が取れたらいいなあ。



次の日。

「みんなおはよう」

「おはようカルア。今日はクーラ先生にダンジョンの事を相談するのよね?」

アーシュはダンジョンが凄く楽しみみたい。

「うん、そうだね。放課後の訓練の時にお願いしようか。あとその時に、新しいパーティ専用装備をみんなに渡すから、楽しみにしててね」

「「「「えっ!?」」」」

みんな、何故そんなに驚くかなあ・・・



という事で放課後。

結局みんな休み時間とかも新しい装備については何も訊いて来なかった。

これってやっぱり、チームのみんなから「やらかし注意」なんて言われたのかな。

モリスさんとかにも相談したから大丈夫なのに。

ほーらほら、みんな怖くないよぉ? なんてね。


「と言う事で、今回のは安全装備だよ。身体に沿って結界を展開するから、戦ってる最中も身体を守ってくれるんだ。結界の鎧みたいな感じ」

「へええ、いいじゃない。見えない鎧なんて、ちょっとかっこいいかも」

「でしょ?」


よかった。みんなも好感触。


「それに、身体の周りに風の層を展開するから暑い所とか寒い所に行っても自分のちょうどいい気温に調節できるんだ」

「それもいい機能だね。普段から役に立ちそう」

「ほんとよね。カルア、なかなか気の利いた装備じゃない」


いい感じに場が温まってきたところで。


「次の機能は『パーティ共有ボックス』だよ。みんなで使えるでっかい『ボックス』が用意してあって、これを付けているとその『ボックス』に収納したり取り出したり出来るんだ」


「「「なっ!?」」」

「ああ、それも便利そうね。あたしも自分の『収納』と使い分け出来そう」


アーシュは自分で「収納」魔法を使ってるから普通のリアクション。

ノルトとネッガーとワルツは初ボックスだからビックリしちゃったかな。

大丈夫、とっても便利だよーー。


「これで全部?」

「うん。あとは『おまけ』みたいな機能だけだからね」

「ふーん、今回は普通の便利機能みたいね。警戒して損したわ」

「ひどいなあ。そんな変なものを作ったりしないよー?」



横で聞いてるクーラ先生。今日はちょっと静か。

「そっか、あなたたちってみんなこれを『普通』って感じるんだ・・・やっぱりもう・・・手遅れ・・・」


あれ? なんかひどい事言われてる? ・・・みんなが。


「そうそう、それでその『おまけ』機能なんだけどさ、モリスさんに『ベクトル』っていうのを教えてもらって、それを付けてあるんだ」

アーシュが首を捻りながら、

「『ベクトル』? 聞いた事ないわね。それってどんな事が出来るの?」

って訊いてきたから、ちょっと説明。


「ほら、『火魔法』とか『水魔法』とか、他の魔法でも出したものを飛ばしたり動かしたり出来るでしょ? あれの事を『ベクトル』って言うんだって。だからね、『結界の鎧』に『ベクトル』を追加してさ、それを操作出来るようにしてみたんだ」


「ふーん、確かに『おまけ』っぽいわね。それで具体的には何が出来るわけ?」

「ええっと、浮かんだり飛んだりかな」

「ああ、言われてみればそうよね。結界を動かせば当然その中にいる私だって・・・え!?」


「カルア、それってつまり、戦いながら空中を自在に移動出来る、って事か?」

「そうだね。慣れは必要だと思うけど、それも出来ると思うよ。」

「カル師、わたし、空を飛べる?」

「うん、でも飛ぶ時は気を付けてね。落ちたら危ないから」

「・・・相手の攻撃を受け付けずに空中からやりたい放題かあ。カルア君、結構えげつない事を考え付いたね。それで、今この話をしたって事は、最初の標的はクーラ先生って事?」


「えっ!?」

「「「「おおおお!!」」」」


そんなつもりは無かったんだけど・・・あれ? みんな結構やる気?

そしてクーラ先生・・・笑顔だけど目だけが超真剣。


「うふふふふふ・・・面白いじゃない。場合によってはもう一段上を解放してあげようかしら」


「カルア、急いで練習するわよ! みんなに配って」

「あ、うん」


みんなにペンダントを配ると、それぞれ自分で身につけた。

さすがに誰も「つけてくれる?」なんて言わない。

そして・・・


「おお、浮いた!」

「わたしは今、鳥になる」

「うーん、ちょっと動かし方にくせがあるかしら」

「これは・・・そうか、錬成みたいな感じか。アーシュ、土人形のイメージだよ」

「そうか。ありがとうノルト、やってみる」


そしてそれぞれ空中移動を練習、思う通りに動けるようになったらフォーメーションと戦術を相談・練習して、そして・・・

「そろそろ、始める?」

魔王との戦いが始まる。





ここは技術訓練室に用意されている、全体を見渡す事が出来る観覧・指導室。

普段誰もいないこの部屋に、今日はじっと訓練を見つめる人影があった。

「どうやら、あなたの言っていた通りの事態になったようです。至急応援を」



そのすぐ後。

「おまたせー。いやあ、やっぱりこうなっちゃったかあ。カルア君はそのつもりなかったみたいだけど、指導をする側も受ける側も、そりゃあみんな考えるよねえ。戦闘への空中機動の導入ってやつをさ」

ラーバルからの連絡を受け、モリスが同室内に転移してきた。


「ええ。昨日聞いた時はまさかと思いましたが、さっきから彼らは空中移動の練習を行っていました。そしてどうやら、今からとうとう戦闘訓練に入るようですね」

「ははは、『こんなところで』『子供たちが』『大した自覚もなく』、戦闘の歴史を変えちゃう瞬間がやってきたよ。いやあ、実に見ものだねえ」


のんきなモリスの声に、ラーバルも知らず入っていた体の力を抜く。

「そうですね。まあ今のところは単なる一教師として生徒の学習を眺めるとしましょう。そう、これは教育の一環。我々に出来るのは、生徒が自発的に行っている学習の様子を見守る事のみです」



そして、冒険者パーティ「オーディナリーダ」と上級冒険者「地獄以上(オーバーヘル)のクーラ」との戦闘訓練が開始された。



まず先手を取ったのはオーディナリーダ。

アーシュが空中に舞い上がりながら牽制の火魔法をばら撒く。

クーラがそれを対処している隙にカルアが接近、剣で斬りかかると見せかけてクーラの背後の空気をクーラの背中にぶつけた。

「んなっ」


一瞬バランスを崩しかけるクーラ。

しかしそこは熟練の戦士、そのまま風の勢いに身を任せ、接近するカルアを剣でいなしつつ、その背後のノルトに接近する。


急な接近にノルトは一瞬慌てるが、すぐに切り替えて目の前の床を錬成し壁を作成、その隙に左方向に回り込む。その間にワルツがクーラの足を止めようと床を凍らせ、それを避けるクーラに最初から身体強化2段階目を解放したネッガーが襲い掛かる。


「くっ! さすがにやるわね。でもまだっ!」

そう呟き、クーラは1段目の身体強化を解放。ネッガーの突進を止め、反撃の打撃を打ち込む。だが!


「届かない!?」


そう、クーラの拳はネッガーの纏う結界により止められてしまった。

この結界は空間の断面である。

通常の物理攻撃では貫く事は出来ない。


動きの止まったクーラを打たんとするネッガーの拳。やむを得ずクロスした両腕でそれを受けたクーラは、その勢いを利用して一旦彼らと距離を置いた。


「これは思った以上に厄介ね。出し惜しみは止めて・・・ん? ああそうか、もしかして・・・」


ある事に気付いたクーラ。そこからその動きが変化する。

移動速度を高めつつ、相手の攻撃は出来るだけ避けながら、攻撃は牽制程度に。

そして一瞬の隙を突いてノルトに急接近、打撃ではなく投げを選択し、空中に放り投げる。ノルトが投げ飛ばされた勢いをベクトル操作で止めようとする隙に、次の標的であるワルツに接近し、ノルトと同様に空中へ放り投げた。


そのままクーラはネッガーに向かって突進、打撃の圏内に入る直前に方向転換し、意表を突かれたカルアの目の前に到達した。


「うっ、うわわわわわ・・・」

闇雲に斬りかかってくるカルアの剣を身を低くして避け、そのままその背後に回り込むかと思われたその瞬間、クーラはカルアの両足首を掴み、そして、


「カルアターーーック!!!!」

カルアを大剣、いや丸太のように振り回してネッガーに襲い掛かった。


「うおっ!?」


お互いが纏った空間の断面同士の衝突により、カルアとネッガーそれぞれの結界が軋む。

そして何度目かの衝突で、とうとうネッガーの結界に致命的な揺らぎが発生し、そしてその結界は消滅した。


それと同時に、使い終わったカルアを投げ捨てたクーラの連打がネッガーに炸裂!

その激しい拳撃にネッガーの足は大地から引っこ抜かれ、自らの力を攻撃に昇華する事が出来なくなったネッガーは、宙に浮かぶサンドバッグと化す。


そしてネッガーがぼろ雑巾のように地面に転がった頃、他のメンバーにも変化が訪れた。


「え? あれ? うそっ落ちる!?」

重力に逆らう事が出来なくなり、次々と落ちるアーシュ、ノルト、ワルツ。

それを次々と受け止め、

「はい終了。最初ちょっと驚いたけど、まあ思った通りだったわね」


そして今日もいつも通り、地面に転がるオーディナリーダが出来上がった。





「ちょっとカルア! この結界、燃費悪すぎよ」

そんなアーシュの声に、僕も気づいてしまった。というか思い知った。

当たり前と言えばあまりに当たり前、むしろ何故気づかなかったんだってくらいの、致命的な欠陥に。


「そっかぁーーー・・・」


そりゃあ20倍の魔石じゃないと処理できないような魔法なんだから、使う魔力も多いに決まってるよねぇ・・・


そんな僕たちにクーラ先生が、

「まあ、そういう事。最初はどうしようかって思ったけど、これが一番簡単な攻略方法だったわ。結界の展開方法を工夫するか、それとも魔力の補充方法を考えるか。ふふ、次の攻略方法は、それが解決したら見せてあげるわ」





この一部始終を眺めて、いや見守っていたモリスとラーバル。

「ああ、そっかぁーーー。カルア君、うっかり自分の魔力量で設計しちゃったかあ」

「あの『身に纏う結界』は中々見事な技術でした。それだけに魔力の消費が大き過ぎた、という事ですか」

「うん、そういう事みたいだね。まあ自分の身体だけじゃなくってその服や装備品までトレースして、その通りに結界の形を変化させ続ける訳だからさ、そりゃあバカみたいな量の魔力が必要になるよねえ。昨日はカルア君が軽々と飛び回り続けてたから、僕もうっかりしてたけど、そりゃあ他の子たちの魔力量じゃあ、ねえ」


そう感想を言い合うふたり。どちらも実に楽し気だ。


「しかしクーラ君は凄いねえ。あっさりその欠点を見抜いて、しかもより魔力を使わせるようにって空中に投げ飛ばすんだから。ああそうか、打撃じゃなくて投げたってのは、打撃だと飛ばせないって理解したからなのか。なるほどなるほど。そして極め付けは『結界同士を衝突させて破壊した』って事だろうねえ」

「結界同士の衝突・・・、ああ! カルア君を振り回してぶつけたのはそういう意味でしたか!」


クーラの行動を振り返り、驚きを禁じ得ないふたり。


「どこまで計算したのか。そしてどこまで知っていたのか。空間の断面には物理攻撃も魔法攻撃も通用しない。だけど、それが空間同士の衝突なら・・・」





はぁ、どうしようかな。

とりあえずあの魔道具は、後で改良するって事でみんなに渡したまま解散したけど。


みんなの事を守りたい。

みんなの戦いの助けとなりたい。

その為に僕は・・・

「うーん、どうしよ」



その時、僕の目の前に浮かぶ一通の手紙。あれ? デジャビュ?


◇◇◇◇◇◇

弟弟子君


話は聞かせてもらったわ。

ししょーのお店で待ってる。

◇◇◇◇◇◇


ああ、今日はミレアさんか・・・

それで、手紙で届いたって事は、やっぱり今回もモリスさん経由?


「こんにちはーー」

もう夕方だから、転移でお店の中に直接移動。

行先がここなら別に怒られないよね?


「カルアかい? 奥に来な」

うん。この間とまったく同じセリフ。やっぱり今日も全員集合かなあ?

「はい、お邪魔しまーす。って、あれ?」

今日のメンバーは、ベルベルさんとミレアさん、それにモリスさんとオートカさん?


「ふふふふ、よく来たわね弟弟子君。新装備でクーラさんに挑んだら丸太代わりにされちゃった、そんな悩める弟弟子君を救うため、ミレアおねーさんがやって来たわよ」

「そっち!? 新装備の持続時間とかじゃなくって『カルアタック』の方を(えぐ)ってくるなんて・・・・・・ミレアさんの、鬼っ」

「ミレアさん・・・さすがに今のは私もどうかと思いますが」

「オートカ先輩!? ごめんなさい、私そんなつもりじゃあ・・・」


「あーもうやかましいね! そんな細かい事はどうでもいいから、とっとと話を進めな。カルア、あんたモリスとふたりで新しい玩具を作ったんだって?」

「玩具って・・・パーティ装備なんです。結界とかボックスとかの」

「ああ。さっきモリスから全部聞いたよ。それを使った戦闘結果についてもね」

「え? モリスさんからって?」


学校に来てたの?


「うん、君が昨日作ってった魔道具の事は、あの後ラーバル君に伝えておいたんだ。で、もし訓練でそれを使うようだったら僕も呼んでねって、お願いしといたんだよ」

「ああ、それで・・・」

「うん。ラーバル君、悲しそうな顔してたなあ。『また軍事的脅威レベルが』とか言ってさ」

「うう・・・」



「まあ作っちまったものを今更どうこう言っても仕方がないさ。カルア、今ちょっとここで実演してみな。オートカは測定、ミレアはよぉく視てな」


と言う事で、みんなの前で魔道具から結界を発動して、ちょっとだけ空中散歩。


「どうだいオートカ?」

「ええ、校長の推測通りで間違いありません。ほとんどのリソースが指定範囲の再計算に振られているようです。意外な事に、空中移動の負荷はそれ程ではないですね」

「ミレアは?」

「私もおんなじ意見でーす。特に服のヒラヒラのあたりで負荷が高そうですよー」

「そうかい。だったらミレア、あんたのアレ、使えそうかい?」

「ええししょー。やっとあの子が日の目を見る時がやってきましたよー」


そう言ってミレアさんが魔法鞄から取り出したのは、真っ赤な・・・何コレ?


「ふっふっふー。驚いたかな弟弟子君。これはかつて私がししょーとともに開発した次世代型鎧、名付けて『戦闘スーツ』よ!」


戦闘スーツ・・・何それカッコいい!


「それは実は魔道具でね。普段は指輪型になっていて、登録したキーワードとともに魔力を流すと、一瞬で身につけている衣服を指輪に収納して戦闘スーツを身に纏う事が出来るの」

「凄い・・・凄いじゃないですか! 何で今まで使わなかったんですか?」

「うーん、ちょっとだけ問題点があってね」


「問題点?」

「ええ。装着の利便性を追求したから、防御力がまったく無いのよね。あと、身体にピッタリフィットするから・・・蒸れるの」

「ええーー? それって全然『ちょっと』じゃ・・・」

「なんだけど、これに弟弟子君のそれを組み合わせたら、どうなると思う?」


「どうって・・・防御は結界で出来るから・・・あとは体に沿った形だから結界範囲の問題が・・・あっそうか!」

「ね? 魔道具同士の相性がもの凄くいいのよコレ。私も初めて聞いた時はもうビックリしたわ。ただひとつ解消できない問題点は『蒸れる』って事。これさえ・・・」


「えっと、多分それ大丈夫です。モリスさんの所から帰った後、身体に温度調節した風を纏わせる機能を追加したから・・・」

「完璧・・・じゃない! よし、早速試すわよ。そうね・・・まずはこの『戦闘スーツ』を指輪に戻してっと。はい、じゃあこれを指にはめてみて。サイズは指輪とスーツのどちらも自動調整するようになってるから」


「分かりました」

指輪を付けて・・・と。あれ?

「その、『キーワード』っていうのは?」

「ああ・・・確かテストの時に『蒸着』を設定したままだと思う。あれ? 『赤射』だったかな? それとも『焼結』?」


「じゃあそれで試してみますね。『蒸着』!」


一瞬ヒュッってなって・・・凄い! もう着替え終わってる!!


「どう? 頭も含めて全身覆ってるけど、違和感とかはない?」

「大丈夫です。それに・・・うん、風を送れば蒸れないみたい」

「やった! オートカ先輩、視た感じ結界の魔力消費も抑えられてるみたいですけど、測定の方だとどうです?」

「ええ。先ほどよりかなり抑えられているようです」


おおっ! これならいけるかも!!


「へええ、こういう合作も面白いねえ。じゃあさカルア君、結界の魔道具は自分の魔力を一切使わず、魔石に充填した魔力だけで稼働するようにしたらどうだい? そうすれば自分の魔力は全て攻撃に使う事が出来るようになるだろう? パーティ用の魔剣みたいな自動充てん機能を付与してあげれば、戦闘時の10分間とか20分間だけに限定してスーツを装着する運用が出来ると思うよ」



こうして、みんなの協力で問題は無事に解消できたんだ。

みんなで作るって凄い。


「ああ、試作した『戦闘スーツ』は全部あげるから。全部で5着あって、今着てる赤と、青、黄色、緑、水色の計5色だから、みんなに好きなのを選んでもらってね」

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