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変わらない日々

全ての被害確認を終えたあと、晴はできる限りいつもどおりに過ごした

獣を狩り、作物の手入れをし、薪を用意、眠る前に銃の手入れをして眠る

なんとか井戸などのライフラインが生きていたからこそできることであった

人の話す声が一切聞こえなかったのが心をえぐったが、しばらくすると何も感じなくなっていた


よくよく考えれば近隣の村を見に行くだとか、どこかの村に移動するだとかやりようはいくらでもあった

ただ最低限しか動きたくなかったというのが本音の一部である

被害確認の際によく見たのだが案外家屋への被害は少なかったのだ

おそらくは、燃えてしまって物資がなくなることを懸念したものだろうと推測していた


そんなある日、村に行商人がやってきた

その行商人は馴染みの顔であり〈マチャ〉と呼ばれていた

マチャは晴に予定よりもかなり時間がかかって到着してしまったことを謝り、被害内容を聞いてきた

晴が台帳を手に被害を語るとマチャは泣き崩れ、しばらくここにいてもいいですか?ときいてきた

既に廃屋となっている家を好きに使ってくれと一言告げると晴はルーティンに戻っていったのであった

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