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世界樹ダンジョン(仮)  作者: 珊瑚
16/22

初戦闘

昨日は投稿できず、すいませんでした。

エタりの予防ということになりませんかね…

翌朝、俺は起きてすぐにフードの所へと向かった。

こういうのは早めに行っとかないとな。

…レベルを早く上げたいとかではないよ?

扉を開けるとやはりゴーレムがトラップに落ちていたが見なかったことにして先に進む。

ゴーレムがじっとこちらを向いていたが、気にしないことが1番だろう。

扉の前まで着くと、石を使って90階に転移し街に入る。

しばらく街をうろついていると、初めての住人を見つけた。

そこそこ距離はあったが、見た目は完全にエルフだった。


「エルフだ!ということはフードもエルフなのか…なんか納得できるなぁ」


ただし少し近づくとその表情が曇っていることに気がついた。

やはり、モンスターに襲われたことが記憶に残っているのだろう。

何とか出来ればいいのだが、できることはないので俺はゆっくりとその場を離れフードがいる屋敷に向かった。


「屋敷には着いたけど、なかなか入りにくい見た目してるよなぁ…とりあえずノックするか」


いきなり入るのは気が引けるため、俺はドアをノックする。

しかし、しばらく待っても反応がなく、鍵も掛かっていなかったので、俺はドアを開けて屋敷の中へと入っていった。

昨日はあまり気にしていなかったが、玄関には高価そうな調度品が幾つか置かれており、フードが金持ちであることが伺える。

しばらくそれらを眺めていたが、ここに来た目的…レベ…フードに会うことを思い出し、俺はフードの捜索を始めた。

とはいっても、部屋を開けて回る訳にもいかないので1つずつノックしていくだけなのだが。


だいたい10個目の部屋をノックした時に、玄関の方から音がしたので、玄関に戻るとそこにはフードがいた。

…家に入ったことが怒られるかな?


「なんだ、もう来ていたのか。しっかりレベル上げの準備をしてきたからこっちに来てくれ」


家に勝手に入ったことが怒られなくて良かったー。

やっぱり不法侵入はダメだね。

そしてレベル上げができる!

長かった…


「わかりました!」


フードについていくと、屋敷の庭に大きな犬のようなゴーレムがいた。


これと戦ってレベルを上げるのかな?


「これは訓練用ゴーレムレベル1だ。訓練用だが、殺す気で攻撃してくるから気をつけろ。壊してもいいからな」


何その脅し…怖いんですけど?

こちとら使えないステータスのMPが高いだけのレベル1だぞ!

いつか魔法を使える時が来るんだろうか…


「じゃあ起動するぞ」


…ん?

今なんて?


「ちょっと待って、まだ心の準備がっ!」


そう叫んだが、既にゴーレムは動き出していた。


「まあ、頑張れ」


こいつ、後で落とし穴にでも落としてやりたいな…

って違う!

今はゴーレムに集中!

とりあえず鑑定から…


「鑑定」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ウッドウルフゴーレムLv3

ステータス[0]

HP 30/30

MP 0/0

力 3

魔力 0

敏捷 10

防御 5

器用 2

運 1

スキル[0]

無し

称号

無し


木でできた狼のゴーレム。

材料によって性能が変わる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


このゴーレム狼だったかのか。

んで、ステータス負けてるなぁ…

いや俺のステータスほとんど1だから当たり前だけどさ…

よし、やるか!


俺は改めてゴーレムを観察する。


…やっぱり犬だな。


しばらく睨み合っていたが、ゴーレムはなかなか動かない。

こっちが攻撃するのを待っているのだろうか?


「それなら…こっちから行くぞ!」


ゴーレムに駆け寄り短剣を振るう。

だがゴーレムはそれを危なげなく避け、俺に前足を叩き込むと距離をとった。

爪は生えていないのであまり痛くはないが、このままだと負けてしまうだろう。


格上とはいえレベル3には勝ちたいよな。

けど普通にやったら攻撃当たらなそうだしなぁ…

あ、狼の倒し方と言ったらあれだな!

…死にかけたらフードが助けてくれるでしょう!

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