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あの時歴史は動いた

時間を遡ります。全てはここから始まりました。


「くそ!あの時にお屋形様を説得できていれば……」

馬場信春は俗に言う 「長篠の戦い」のしんがりを務めながら呟いた。


同僚の戦友、山県昌景と共に勝頼に明日の戦は敵の罠だと訴えたのだが、御親戚衆筆頭の穴山梅雪が戦を譲らず、戦闘好きの勝頼を煽った為、織田徳川連合軍の猛攻にあって大敗となった。


有名な鉄砲3000丁を、1000丁ずつ3列に並べて連射したっていうやつです。


そりゃいくら騎馬隊強くても勝てねえわ。


実際はそうではなかったようですが。歴史は勝者が捏造するからね。



山県は死に、真田兄弟(幸村の伯父さん)も戦死した。昌幸は戦場にはいたけど生き延びた。


穴山は敵に突っ込む予定がそのまま離脱。


現在、信春は勝頼を高遠方面へ逃がす為に、槍キズを負いながら時間を稼いでいる。


「俺はここで死ぬのか、信玄公亡き後、どこで間違ったのか。武田は天下を取れると信じておった」


そうこうしているうちに、敵に囲まれていた。信春を中心に敵が円陣を組み一斉に槍が突かれた。


「無念じゃ、無念。我が血を引く者よ、武田に天下を!」


信春は天に叫び力尽きた。

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― 新着の感想 ―
[気になる点] 真田幸隆は長篠の戦いの1年前の1574年には既に亡くなっていますので参戦していないです。
[一言] >そりゃいくら騎馬隊強くても勝てねえわ。 実はあと少しちょっとしたことで勝ってしまうこともあり得た
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