勇者と魔王異世界で引きこもり生活
「勇者食の欲求に勝てず」
深夜2時過ぎ
今日も勇者と魔王は飽きることもなく、ネトゲ三昧の生活を送っていた。
普段は変わった事なんてないが、この日は違った。
それは勇者の言葉で始まった
「なあさったん、卵かけ御飯食べたくないか?」
この言葉がきっかけで勇者と魔王は数分後宰相に説教される事になる。
「いきなり何を言いだすかと思えば、よくそんな恐ろしい事を思いつくな、この間食料庫に忍び込んで、ミツナリに怒られたばかりだろ」
「あれはただ単に運が悪かっただけだ、今回は大丈夫だ、勝算はある」
「何処から来るんだ、その自信は」
「さったん、安心しろ何せ俺は最近ネトゲをせずあるゲームをしていた…そうあるゲームとは世界的人気ソフト、メタ○ギアだ!。メタ○ギアで学んだステルス技術があればいくらあのミツナリでも今回は絶対食料を盗み出せる!」
魔王はこう思った、駄目だこの勇者と
「…俺は参戦せんぞ、行くなら一人で行ってこい。」
「何だよ心配しょうだな、分かったよ俺一人で行って来るよ、そのかわり俺が卵かけ御飯を食べてる時に羨ましそうに見るなよ」
「分かったから早く行ってこい、こっちは後数分で期間限定クエストが始まるから今のうちに周回装備を揃えねばならないんだ」
「ああそれじゃあ行って来るぜ、米が俺を呼んでるぜー」
数時間後……涙目になった勇者が帰ってきた。
「聞くまでもないが…ミツナリに見つかったのか?」
首を縦にふり魔王の問いに答えた。魔王はそこから先に触れるべきか迷ったが興味が出た為聞く事にした。
「今回はどうゆう風に怒られたんだ」
「最初は上手く行ったんだ、食材も手に入れて後はご飯を炊くだけだったんだ、だけど気づいてしまった俺たちの部屋には炊飯器がない事に」
魔王は思った、最初に気がつけよと。しかしそれを声に出す事なくそのまま勇者の言葉を待った。
「そこから、急遽作戦の練りこみをしなくなり、その場で作戦を考えていると後ろから声をかけられ…そこからはいつもの説教タイムが始まった」
「馬鹿だろ」
と魔王は、思った事を言った。
「けどその後説教が終わってから、ご飯炊いてくれて卵かけ御飯作ってくれた。美味かったです。」
「聞いてねえよ。後美味かったんかい」
「食べ終わった後、私は二度とお腹が空いたからと言って食料庫に忍び込みませんって言う証明書を書かされた」
「……」
魔王はこう思った、ミツナリがしてるのって子供が悪いことした時に叱る親の様な事だと。
後日、勇者と魔王の部屋に、冷蔵庫と炊飯器と米袋が支給された。




