異世界ものについて 後編
警告:このエッセイには異世界ものについての記述が含まれています。
さて、後編だ。しょーじき面倒だが、いざ書くとなると心が踊る。
悪口もとい粗探しするからな!
その一番の対象に選ばれたハエたかる野郎とは?
主人公。
基本的に、ニートで、コミュ障で、無能、無料で貰える特殊能力。
使えねー三銃士。
もちろん三銃士だから言いたいことは四つな。
一つずつイチャモン入れてこう。
まずニート。
楽して生きようとする非生産的な家族に迷惑をかける仕事(笑)No.2。
No.1? YouT○ubeに腐るほどおるやろ。
ニートだから誇れるものがなくて、基本的に役に立たない。まさにRPGやるなら真っ先にクビになる仲間。
異世界に最も行きそうにない職業(笑)だよな。
コミュ障。
チームプレイが必須であろう冒険やらダンジョンものにおいて既に矛盾している性格設定。
最近は性格悪いクズ野郎が主人公に多いらしい。マジで何でそんな輩をヒーローにすんの?
神様よあんた人を見る目ないな、あーだからそんな世界つくっちゃうのね。
次はセットでいこう、ハッピーにはならねーからな。
無能or無料で貰える特殊能力。
いや、ニートの時点でお察しだがな。
そんな主人公を気遣って神様はとんでもねー能力をプレゼント。やったね主人公! これで君もヒーローに!
・・・・・・んん??
ちょっと待て、もしその主人公がクズ野郎ならあんたらの世界やべーやん。裏切りとか考えねーの?
つか、そんな凄い力あんなら自分達でどうにかしろよ! よその世界の無能クズなんて呼ぶ必要性皆無じゃねーか!
人材おるやろ! つか異世界の人間ってニートの主人公より無能なん? まぁ神様が神様やからなー。
ついでに言うと、ヒロイン。
これも流行りなのか、銀髪が多いらしい。それはまぁ百歩譲って良いとしよう。
だがあえて言いたい。
何で無能クズに惚れるの? 何で普通に異世界の住人である主人公と会話できるの? 主人公のことキモいと思わないの? 何でそんなに馬鹿なの? 何で決まって処女なの? 何で髪の色とか瞳の色に民族的特徴ないの? 何で初対面で怪しい主人公の面倒見るの?
以上のことにキチンとした反論できる人は、多分小説家よりも批評家に向いとるで。