異世界ものについて 前編
ある意味一番過激になるかもしれん、だから読まん方がええよ?
だから何? で済む話だし。
まーそれはこっちにも言えることだけどな。
いやね、異世界に行くのは良いのよ。
昔からその手のジャンルはあったろうし、面白い作品も沢山あるわけで。
なろう系で異世界ものが流行るのもわかるよ。
だって書いてる側は楽だもん、細かいこと考える必要ないし。
実際俺も異世界もの書いてますよ、でもそういう、何つーか、ジャンルのことじゃないのよ。
もう一度言う、ジャンルのことじゃない。
俺が一番気にしてるのは必然性なんよ必然性。
わかる?
ニートで、コミュ障で、特筆すべき点のない主人公が、
あれれ~、どーしてその程度で異世界を救いに行くんですかね~。
あなたが神様とか超凄い存在だとしてさ、別の世界から助っ人呼ぶときにさ、使えない奴を呼ぶか?
野球とかサッカーなんてやつじゃさ、そんなのすぐにクビだよクビ。
歴史上の偉人とか連れてこいよ。信長とかナポレオンとかさ~、色々いるでしょその手の人材はさ~。死んだやつ生き返らせることぐらい簡単でしょ?
真面目にやれよ神様よ~。
自分達の世界に人材はおらんのか?
つかさ、何で自分達の世界なのに自分達でどうこうしようって気概がないの? まぁだからこその一番ものなんだろうけどさ。
間違えた、とかあるよね。
そんならやり直せばええやん、それぐらいできるだろ? え、一回しか出来ない? 儀式てきなやつで呼び出したから無理?
こういうのを、ご都合主義って言います。
物語の必然性ってのはさ、コイツじゃなきゃダメってやつのことよ。これだからこそ、こうなるみたいな。
ニートでコミュ障でオマケに童貞とか誰得?
あとさ、そいつに特殊能力あげたりとかあるやん。
無双とかチートとか、あと一見しょうもないけど使い方で化けるやつとか。
そーいうのを!
自分達の!
世界の住人にやれや!!
ふぅ、今回はこんなもんかな。次回もまた過激にいこうか。