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20行ショート  作者: 冬月やまと
51/440

VOL.51 ここはどこ?

 静かな夜だった。

 こんな静かな夜は初めてだ。

 こへ来てよかったと、俺はしみじみ思った。

 日本にもまだこんなとこがあったのかと思うと、ちょっぴり嬉しくなった。

 ただひとつ、欠点を上げれば、スマホが繋がらないことだ。

 そういった意味でも、日本にもまだこんなとこがあったんだと思う。

 時間に追われる日々。

 誰かと、常に連絡を取り合っている日々。

 誰かと繋がっていなければ、不安で不安でしかたがない日々、

 俺は、そんな毎日にうんざりしたのだ。

 仕事を辞め、住まいも引き払って、俺は放浪の旅に出た。

 そして、行き着いたのが、ここだった。

 誰もいない。

 喧噪もない。

 まてよ、俺は、はたと気が付いた。

 あまりにも静か過ぎる。

 動物や虫の鳴き声どころか、風の音もしない。

 そうだ。

 俺は、崖から足を滑らせて、深い谷底に真っ逆さまに転落したのだった。

 すると、ここは?


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