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20行ショート  作者: 冬月やまと
18/440

VOL.18 夢遊病

 隆司は、空を飛んでいた。

 これが夢なのは、パジャマを着ていることからもわかっている。

 幼い頃からたまに見ていたが、ここ最近、毎晩のように見るようになった。

 空を飛ぶのは爽快だ。

 隆司は、思いきり空中の散歩を楽しんでいる。

夢とはいえ、いつもならある程度のところで引き返すのだが、今日は調子に乗り過ぎて、は延々と飛び続 けている。

 昼間、良いことがあったので、きっとそのせいだろう。

 まあ、いいか。

 どうせ覚めたら、ベッドの上だし。

 そう思っていると、朝陽が昇ってきた。

 隆司は目が覚めた。

 はっきり目が覚めたはずなのに、地上へ向かって落ちている。

 まだ、夢を見ているのかな。

 だったら、死ぬことはないよな。

 でも、夢でも、地上に激突したら痛いだろうな。

 その前に、醒めてくれないかな。

 夢の続きとして、気軽に、そんなことを思っていた。

 彼自身は知らなかったが、隆司は、世にも奇妙な夢遊病者だった。

 寝ている間だけ、超能力者になっているのだ。


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