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第61話 大和司とDランクへの条件

「不潔よ!!!」


マリアローズの声にココ、ルルが互いにキョトンと顔を合わせる。そうして今度は左右からギューッと抱きついてきた。

ちょっとうれしいけど、うまく食べれないから……


「もう、離れなさい!!」


そう言って、マリアローズが2人とおれを引き離そうとすると、2人は少し楽しそうにしながら更にくっついてくる。


「あなたも協力しなさい!」


今度は、そう言って座っているおれを後ろからつかんで立たせようとする。両手のしたから手を差し込んで身体をしっかりよせてくる。すると、背中に伝わる柔らかな感触が伝わってくる。騎士ということもありいつもは甲冑を着けているが今日はドレス姿でダイレクトにマリアローズの女性としての柔らかさを感じられる。


「結構あるんだな……」

「なっ……あっ……」


思わず口をついて出てきた言葉に、マリアローズが真っ赤になって驚いたように離れてしまった。


「あらあら、ヤマトツカサさま。わかりますか?こう見えてもマリアローズ様は、デ「ちょっと、エマ!!」」


デ・・・・・・?ディーということか??確かによく見ると・・・・・・


「何見てるのよ!!」

「ファルネーゼ様、エマ様、ツカサさん、話が進まないのでその辺で・・・・・・」


マリアローズ、エマさんの主従コンビニ続いて、エミリーさんまで入ってきた。


「エミリーさん、一体どうしました?」

「ツカサさん、迷宮から戻られたということはレベルも上がったってことですよね?」

「はい、なんとか15に上がりましたよ」

「この短期間でそこまで上げるのはさすがですね・・・・・・こんな時間に押しかけて申し訳ありません。どうしてもツカサさんに受けていただきたいクエストがありまして」

「それは、これがらみということですか?」


そう言って、マリアローズの方を顎で指すと、エミリーさんが神妙にうなずく。

これってなんなのよなどといった声が聞こえてきたが気にしないようにしておく。


「詳細な内容についてはエマさんに説明をしてもらおうと思いますが、ツカサさんには、ファルネーゼ家の一行を護衛していただきたいと考えています。ギルドとしてはこのクエストをもってツカサさんのD級への昇級試験としたいと考えています」

「うーん、クエストを受けるのはもちろんかまわないのですが、ファルネーゼ家であれば、アステリアの領主に当たるわけだし、もっとランクが高い冒険者に護衛をさせた方がいいんじゃないでしょうか?」


「そこについては、私の方からご説明をさせていただきます」

エマさんが、話に割って入ってきた。


「まず、このクエストについては、ファルネーゼ家の当主からツカサ様を指名させていただきました。当家の内情にもかかる話ですので、真に信頼のできる人間を見極める必要がございました」

「おれたちは、この街にきてまだ間もない訳ですが、大丈夫ですか?」

「はい、ツカサ様たちのことは”いろいろ”見させていただいております」


いろいろが強調されているのが気になるな・・・・・・まさか花街に行ったときのことがバレて・・・・・・?


「それに、私は、そこらの冒険者などより、ツカサ様の方がお強いのではないかと思っていますよ」

「・・・・・・」


エマさんの目が怪しく光ったような気がする。


「おれよりマリアローズの方が強いので護衛なんていらないとは思いますけどね」

「ふふふ、そうかもしれませんね」


・・・・・・

・・・・・・・・・・・・


結果として、おれたちはファルネーゼ家の護衛任務を引き受けることになり、翌日の早朝からもはや慣れ親しんだ感のあるファルネーゼ家の馬車に揺られていた。

お休みだったんですが、ちょっと遅くなってしまいました。

リアルで転職活動の準備などをおしており・・・・・・


ところで、こっそり執筆アプリで書いていた新作の

「手に入れた剣がおれのことを離してくれない ースキルポイントを特典装備の剣に全振りしたマコトのケースー」

ncode.syosetu.com/n9298ft/

をアップしてたりします。


お暇な方はそちらも暇つぶしに読んでいただければ幸い。


両方平行して執筆しており、若干の二兎を追ってる感じがしちゃいますが、

とりあえずは書きたいものを書く!方針でやっていきたいとおもってます。


読んでくださっている方ありがとうございます。


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