07 ドラルーラ国の大地に降り立つ………
チェル「今回は優秀なエージェントの、この私チェルがオープニングナレーションよ」
イーノリ「何で貴女が仕切ってるのですか!」
アヤネ「今回は私でしょ!」
チェル「私が沢山活躍し、ヨシナカをサポートします、ではスタート!」
アヤネ&イーノリ「コラァー!!」
ヨシナカと孝介は銀河鯨にワープで送り届けられた、海岸都市のファンタジア郊外の森から出る、近くに居る人々は巨大な銀河鯨を認識してなさそうだ、日射しも何故か遮って居ない不思議な現象、隣を見ると孝介も不思議そうな顔をして居た。
ヨシナカは近くに居た黒猫が情報員らしく、近付くと肩に飛び乗り挨拶をした。
「私は情報員のチェルよ、ヨシナカ此れから宜しくね」
綺麗な毛並みの黒猫チェルは、今回の目的の情報を言う。
「今この先の街ファンタジアでは人が拐われてるの、その拠点と黒幕の討伐がメインよ」
チェルは続ける。
「二つ目は美少女過ぎて不幸な少女を、助ける事よ」
チェルは少し考えてから言う。
「後は被害者増えるから、あんまりのんびりしてはダメよ」
チェルはそれだけ言って肩から降り、去って行った。
「討伐かよモンスター扱いだな」
孝介は言う。
「悪党だし仕方無いよね」
軽く言う孝介だった、意を決心て孝介とファンタジアに向かって歩き出す、一応上司からは偽造冒険者カードをいつの間にか、倉庫に入れられてたが孝介もカードを入れられてた、しい、街の近付くな街道外れでは冒険者が、ノロノロ動くグリーンや水気泡の様な、青いスライムを狩って居たがヨボヨボしたボディーに、弾かれて居たのだが近くに兎らしきモンスターが出たら、直ぐに諦め戦いに向かう剣士冒険者達。
ヨシナカは効率悪いなと横目で見て、孝介はあの程度と残念な物を見る目で去る、綺麗に舗装された土の道は魔法でコーティングされ、デコボコ無い歩き易い道で歩行者と馬車と道に分かれ、その先に大きな街の防壁が見えそして、爽やかな潮風が吹いて来る。
「あそこが目的の街らしいねヨシナカ」
「まあ二人して浮いた冒険者姿だけどね」
和服の二人は周りからは浮いた存在だが、何故か皆ヨシナカや孝介を存在感無いかの様に過ぎる。
「………孝介、私達は存在感薄いのかな?」
「………ヨシナカもそう思った?」
チラッとは見るが何故か気のせいかと過ぎる、ヨシナカと孝介は果たして任務を達成出来るのだろうか?
「疲れてるしチャチャと終わらせよう」
「そうだねヨシナカ」
〘ファンタジア〙
『異世界の勇者や転生者や神や人による召喚者、迷い異世界人等の日本人が現地人と作った理想郷の一つ、色々な異世界から来た日本人達の結晶が詰まった街』
街の入り口の門を目指し暫く歩き付くと、優しそうな門番に言われる。
「すみませんそこの冒険者二人、冒険者カードを見せて下さい」
何故か認識され言われたので、着物の間の懐ポケット空間から、偽装冒険者カードを出し渡したら。
「………Bランク冒険者か……珍しいな」
それだけ言ってカードを返してくれ。
「通って構わない、たまに盗賊らしき者が摘発されててな、我等も困り果てて居るのだ」
この門番を仮に門番Aとして言う。
「この頃人攫いが街で起きてるが、運河警備隊や貿易港等経過してても、何故か捕まらんのだ」
疲れた顔で門番Aが続ける。
「街では未遂も増えてるらしいし、巡回も多くて我等も疲弊してるのだよ」
厳つい体格の門番Bと門番Cは出入りする馬車を検査、調べるスキルが有るのか馬車に何かスキルを放って居る。
ニヒルそうな門番DとEは怪しげな物に声を掛け、冒険者ならカードを更に怪しげなのは何かの水晶に、手を置かせて居た。
「誘拐犯討伐を受ける冒険者居て欲しいな……」
本音を言う門番A。
「さて行こう孝介」
「だね」
期待外れかとガッカリする門番Aだった、街に入り見渡すと綺麗な花が咲く手入れされた花壇や、活気の良いオッサンやイケメンが船いやゴンドラを漕ぎ、陽気に歌を唄い観光客を運んで居たり、スリットスカートの美しき女性がゴンドラを漕ぎ、美しき声で観光客や冒険者を魅了する。
「どんな歌か分からないけど、凄く聞き惚れる歌だねヨシナカ……てヨシナカ大丈夫?」
だがヨシナカは頭を抱えた、歌を理解出来るからだ。
(アニソンじゃあねぇーかぁー!!!!)
心の中で叫ぶヨシナカだった、歌は某テラホーミングされた星の主題歌や、その挿入歌等懐かしきアニソンやオペラ。
たまに男の方は宇宙の戦艦の主題歌、何故にまたマニアックな歌を歌わせてるのだろうか? たまに、アニキの歌を唄う野郎まで居る、アニキの歌は異世界にも広まって居た。
「………先を急ごう孝介」
「……何でそんなに疲れた顔に成ってるの? ヨシナカ」
ヨシナカは歩き出す早歩きで。
「ヨシナカ速いよ歩くの」
急いで追い掛ける孝介だった、街は桜が舞い白い桜が舞いたまに道端で、酒を片手に花見をする野郎達。
「花見良いね」
孝介はヨシナカに言うがペースは落ちない、逆に競歩に成りつつある。
「どうしてスピードアップしてるのさ」
期待してた異世界の街とは掛け離れて居たからだ、もう某アニメを再現し過ぎとチラチラと、他のアニメネタが散らばった現状を受け入れたくない、あと巨大なツインタワーは異世界らしく無い、逆に破壊してる気がするヨシナカだった。
「大きな建物だね、お城かな?忍び込みたいな」
孝介の好奇心にヨシナカは言う。
「アレは城ではない建物だ、たぶんセキュリティは甘くないし、孝介捕まっても放置するからね」
孝介はヨシナカを見たが冗談を言ってる顔ではない、仕方ないので好奇心を抑えた孝介だった。
先ずはイジメられてる少女を助ける事にした、大抵子供がイジメられてそうな大人が目が行き難い場所を歩くと、目標とは違う少女がゴロツキ8人に囲まれてた。
「お嬢ちゃんはモカて名前かな?それともフローラて名前かな?」
ニヤニヤして聞くゴロツキに、怯える銀髪に青み掛かったロングヘアーの少女に、臭い息を出しながら聞く礼儀知らず達。
「………お前らロリコンか?」
ヨシナカが声を掛けると。
「チィ見られたか、殺れ!」
問答無用でナイフを懐から抜くが遅い、ナイフを躱しなごら力を制御しつつ、心臓に向かって拳を入れハートブレイクショットを食らわす。
「「「ぐえっ!!!」」」
「やるなヨシナカ、僕もうかうか出来ないな!」
孝介は手のナイフを叩き落とし、そのまま腕を取り背負い投げをし石畳に叩き付ける。
「ぐえっ!」
泡を吹き気絶したゴロツキ。
「よわ」
「ワルドの仇」
再び孝介はナイフを叩き落とし、腕を取り背負い投げ体勢から逆背負い投げをし、また石畳に叩き付ける。
「ぐえっ!」
「やれやれだね、歯応え無さ過ぎ」
「何だそこ何をして居る」
巡回中の兵士が走って来る、面倒だから少女にミルに頼んで手に入れた、地球にしか無いハイチュウをあげてその場から去った。
「…………コレなにかな?」
少女は銀の包みを開けると長方形の、不思議な飴を見て甘いフルーツの香りに、我慢出来ずに食べると幸せな味が口に広がる。
少女は巡回中の兵士に保護され、少女は母のコンサート練習中に暇だから、母の祖父の家に向かってた最中だった。
あと昔この少女はある才能により、色々な貴族に才能を狙われてたが名前ではなく、髪の色と名字だけだったが何かの原因で、その狙われてた才能も今は無い。
少女は将来失われた才能が、とある王子との結婚で子供が受け継ぎ、その国の財務は更に正常化し不正な貴族や商人を、懲らしめる事になるが出世欲だらけの税務官僚も、国民の為に成らないと懲戒免職にしたりした。
ヨシナカ達は少し離れた場所で、今度は男の子三人が金髪ウェーブの少女を泣かせて居た。
「何で男子達は、私を毎日いじめるのよー!!」
金髪の少女がそう言うと恰幅の良い少年は、その問いに答えず平然とゲスな事を言う。
「そんな事はどうでも良い、シャロ! 俺様のペットに成れ」
「嫌!!」
恰幅の良い少年の真っ赤な顔が、更に真っ赤に成る。
「俺様の言う事が聞けないのか!!」
「私は人間だもん……ぐすん……動物じゃあないもん……」
恰幅の良い少年は怒鳴りながら言う。
「奴隷もペット何だよ!」
「私は、犯罪奴隷じゃあないもん…ぐすん」
取り巻き少年Aが言う。
「ゴツワル君に逆らわない方が良い」
「私はこんな全体的不細工なんか、好きじゃない!」
決定打を言うシャロと言われてた少女。
「もう許さねえ、アイツが告白する前に俺様の屋敷に連れて……」
次の瞬間少年は頭を掴まれ、ミシミシと頭を握られる。
「イタタタタイタイ痛い……」
取り巻きの少年の顔が青ざめる。
「レディに男の子がイジメとは、宜しくないな」
そして逃げようとする男の子には孝介が回り込み、顔を鷲掴みしアイアンクローを食らわす。
「悪い子はいけないねぇ~」
孝介は少し怒気を放ち少年達を怯えさせた。
「君はもう色々と性格がダメだね」
さてどうしたものかと思ってるとヨシナカは思ってると、再びチェル登場し肩に乗り言う。
「この子とこの親は討伐目標よ、今は生かして記憶を消して孤児院に入れ後に山賊として倒すか、両親と共に存在を消すかの二択よ、更正の道は無いわ。」
ヨシナカは第三の選択肢を選ぶ。
「記憶は便利そうなこの魔法で、消しても問題無いよね? チェル」
「甘いわね、まあ此れから過酷な道だけどね」
チェルは溜め息をし去る、第三の選択肢は記憶を消して記憶を改ざんし、子供の居ない家庭で子供を育てたい家に引き取らせる。
「さて初めてだらけだがヤるか」
全員顔から血の気が引き、少年達は気絶したそして話を聴いてた、子供が居ない夫婦にドロップしたブラックダイヤモンドを渡し、その夫婦の子供と記憶を改ざんし夫婦は自分の子のように連れ帰った。
「お嬢ちゃん大丈夫かな?」
ティッシュを渡すと鼻をかみ、綺麗なタオルを倉庫から出し涙を拭く、まだ泣きべそなのでミルクティー味の飴を差し出し、袋を破き手の平に落とす。
「紅茶味の飴だよ」
「………紅茶味?」
少女シャロは恐る恐る手の平の飴を手に取り、飴を口に入れると顔が明るく成って行く。
「うん~美味しいおじちゃん」
シャロ少女からはおじいちゃんらしいヨシナカ、腹を抱えて笑いを堪える孝介とガックリしてるヨシナカ、地球では四十越えてるのであながち間違えではない。
「クッキーもあげるから、気付けて帰るんだよあと髪止めもあげよう」
何故か駄々甘なヨシナカは、ハーブや紅茶が練り込まれたクッキーの袋を渡した。
少女シャロはこの時の記憶は曖昧に成る、取り巻き少年達は記憶を改ざんされ帰路に帰るが………。
「たぶん黒幕はあの少年の親だろうね」
「だろうな、あの口振りだと誘拐して奴隷として隠してるか、売ったかだろうな。」
この依頼は結局とある犯罪集団を、壊滅させる事に成る。
「では行くか、孝介」
「何処に?」
孝介はヨシナカに聞くとヨシナカは。
「悪党てのはゴキやドブネズミと同じで、下水道に潜伏してるのがお約束なのさ」
確かにと頷く孝介と下水道がある場所を探す、日が暮れ始めた頃に鉄格子がボロボロの下水道の出口を見付、暗く成ってから孝介と侵入する、下水道の中は何故か明るく下水道の管理用通路を、足の音を消し進むと悪そうな世紀末服装のスキンヘッドが居た。
何でゴロツキとかはワイルド系な服装や、悪党ですよて感じな服やノースリーブを好むのだろうか?
孝介が先行しステルスで姿を消し、喉笛を切り裂き暗殺して鎮圧する、その光景を見ても上司のお陰で体調わるく成ったり、精神的ダメージは無かった。
更に進むと光が漏れてる場所が二つあり、一つはゴロツキの溜まり場もう1つは、ゴロツキのリーダーが誘拐した女を連れ込んでる部屋。
先にゴロツキの溜まり場を精神魔法の、眠り魔法スリーピングで眠らせてゴロツキリーダーを片付ける。
「ヒャハーもっと泣け、もっと楽しませろ!」
「痛い痛いやめて!」
ベッドで首輪に鎖を付けた幼女や少女を慰み物にして、裸で地面にうずくまり静かに泣く女性達の姿も。
「ホラホラ泣け泣き叫べ!」
尻を叩き更に追い立てる
「糞野郎だな」
我慢出来ずに出てしまったヨシナカ。
「何だテメェ~は!?」
巻き舌風に言うゴロツキリーダー、ヨシナカは答える。
「世のゴミを始末しに来た者さ、さて死ぬ覚悟は出来たか?」
「誰が世のゴミだぁー!! ふざけるな!!」
ぶちギレ武器を探すゴロツキリーダー、だが遅い。
「残念ながら人質すらの隙は与えん、成敗」
ヨシナカは躊躇無くゴロツキリーダーの心臓に剣を刺し、ゴロツキリーダーが身体の原子構造を分解し消えて行く、幼女と少女はそれを見て気絶した。
ヨシナカは初めて人を殺したが、悪党を殺しても何の感情も沸き上がらないのだった、此もステータスの影響だろうか?
「さて色々と大変だな、ミルに頼むかな?」
そんな事を言いながら、女性達の裸に動揺し目線をヤバイヨシナカだが、そこにアヤネが言う。
「私に任せなさい!」
肩にいつの間にか登り胸を張り言うアヤネ、イーノリの姿がそう言えば見えない。
「精霊の御霊よこの者達を癒し、精神をも癒したまえ……」
幼女や少女や女性に光の玉が集まり、暖かな光が彼女達を癒して行き何故か服が光から現れ、少女と幼女は何故か七五三の様な服装に、女性はアヤネと同じアットゥシに成って居た。
「フフフフ……どんなもんよ!」
胸を張りどや顔するアヤネ、色々な意味で凄いが何故か和服。
「後で蜜タップリホットケーキを贈呈」
「ヤッター!!」
アヤネはやったと跳びはね、危うく落下死する所だった。
「危ない危ない、危うく美味しい物食べる前に天国に逝くところだったわ」
それで済ませるアヤネだった。
「お兄さん黒幕の居場所分かりました」
イーノリが凄いスピードでやって来た、イーノリは言う。
「お兄さんお駄賃のチュー!」
ヨシナカは人間にしか興味ないので、可愛いくってもご遠慮するのだった、ヨシナカは躱しイーノリは非難の目をヨシナカに向ける。
「何で躱すのですお兄さん!!」
「なんとなく」
アヤネは白い目でイーノリを見て居た。
「何ですか? アヤネさん」
「そんなに人間に成る為に、必死なんだなてね」
イーノリはアヤネの言葉を怒りながら否定する。
「私はお兄さんが気に入りました、あんなガセ私は信じないお兄さんに認められたら、人間に成れる何てお兄さんと一緒に居れば、そんなガセは嘘だと分かります」
アヤネを睨むイーノリ、アヤネはヨシナカの懐に入り。
「また寝るわね、お休み………」
勝手に懐を寝床にするが、良くさっきの戦闘とかで潰れなかったと、不思議に思うヨシナカだった。
「なんて羨まけしからないんですかぁー!!」
空中で器用に地団駄を踏むイーノリ。
「後始末しに行くよイーノリ」
「案内しますよお兄さん」
孝介の式神で拐われた者達を運び出し、後にこの者達が実は犯罪ギルドのトップで、たまたまこのヤリ部屋に来てただけだった。
アジトは黒幕の地下に有るのだが、黒幕はファンタジアの権利者の一人、色々お金や権力でねじ伏せれるがその蛮行も、ヨシナカと孝介の登場により最後に成る。
孝介の後始末を終えまたアヤネに頼み、牢に居た誘拐された者を癒して解放する。
そしてイーノリの案内で違和感だらけの小綺麗で、松明の灯りが有る階段に向かう。
孝介が罠の類いを確認して手シグナルで合図し、階段を上がって行くと広い地下の広間が見える、先にステルスで孝介が偵察に向かう。
イーノリが孝介を案内し捕まってる人達を案内する、孝介は怒り静かに殺意を燃やす。
牢屋の一角に獣人らしき子の死体が転がり、更に剣か何かで腕や足を斬られた後に、細い得物で心臓を刺した跡に怒りを燃やす孝介。
(こんな残虐許せない………ヨシナカには悪いけど、僕が悪党を殺す!)
だがイーノリは黒幕には案内しなかった、孝介は頭に血が上り過ぎて単独で向かって行ってしまったが。
「孝介は殺気出し過ぎだ、目標に勘づかれるぞ」
いつの間にか居たヨシナカ、そしてヨシナカは言う。
「何を見たかは聞かん、だがこの先は悪事に加担した者を倒すしかない、式神で退路を絶ってくれ孝介頼む」
頭を下げるヨシナカを見て血の気が引き、孝介は冷静に成って行く。
「………すまない怒りに任せた過ぎた」
ヨシナカは剣を鞘から抜き、魔法を放つ。
「スリーピング!!」
建物全ての者に精神魔法の眠りを放つ、ヨシナカと孝介は上に向かって走って行く。
地下の扉を剣で原子分解し駆け上がると、そこにはチェルが居て言う。
「この先は私が案内するわ」
チェルは走り先導し二人は跡を追う、赤い豪奢な絨毯やシャンデリアに、虎の様な剥製や全裸の女性の像やら金持ちアピールがウザイ、チェルは二階に向かって行き跡を追う、更に二階から三階に向かって走って行くと三階には、甲冑の置物だらけだがチェルは甲冑が無い反対の通路を走る、チェルは有る部屋の前に止まり右前足で、ここだと教えてくれるがその前に寝てる、私用騎士らしきのを始末する。
ノブを回し中に入り鞭を片手に女を抱く、河童頭がだらしなく寝て居た。
「何で悪党は性欲に走るかね」
「誘拐して惨殺してイカれた野郎でもある」
孝介がキレた理由が分かった、黒幕を蹴り跳ばし目覚める前に一刺しして、その悪党の存在を全ての世界から消し去った。
「任務完了よ次は昨日現れた、大和神国の敵の討伐よ」
チェルから新しい任務の情報が提示されるが。
「………まだ有るんだな」
「まあまだ後始末しないとな、始末して良い人物の案内をチェル頼む」
チェルは胸を張り?
「任せなさい!」
残りの始末を終え血すら残らずに、悪党の巣窟は記憶障害者を多数出した以外、色々な事がご都合主義の様に修復され何事も無く、誘拐された人々は神隠しから帰って来たと噂された、大和神国の修行僧らしき者達が助けてくれたと、一時期噂に成った。
死んだ獣人や幼き子の骸はヨシナカが回収した、チェルと銀河鯨に戻り休むのだった。
イーノリ「私の出番チェルさんに取られたぁ~」
チェル「私は優秀なエージェントよ」