03 ダンジョン星の冒険幕開けは
ヒロ「今回のナレーションは僕ヒロだよ、ダンジョン星は凄く野蛮な奴等が出たんだ、しかも僕も行ったのに何故か目立ってないんだなぁ~」
??「…………………………」
ヒロ「不思議だなぁ~てなわけで、ナレーションの報酬のから揚げ何処?」
?? 「………………………」
ヒロ「ちょっとギャラまだ?ねえ聞いてます?」
??「……………」
5人は剣や刀を抜き戦闘態勢に入る、妖精のイーノリが光の羽を広げ飛び。
「戦う者達に星の御加護を」
5人に暖かな光りが降り注ぎ、不思議な力が5人に付与される。
「何か安らぐがやる気も漲るぜ」
クロードが言うとブルースは。
「漲り過ぎて魔力が身体から溢れそうだ」
溢れてはいけない気がするよ、ブルース。
「凄い神秘を感じるよ」
孝介が不思議そうに言う。
「次は俺達の出番だ!」
エレクが言うと光がエレクから発して、眩しい光りを放つとドラムやギター等、バンドメンバーらしい仲間を呼び出した。
「行くぜ」
「敵の情報出してからね」
ガックリするエレクバンド達、先に手に入れた情報をヨシナカは仲間に言う。
「ヒト型モンスターのゴブリンだけど、あれ特殊なゴブリンでゴブルリンて言う種類らしい」
【ゴブルリン】ゴブリン系異形種
【特長】人間の言葉を話す、沢山のクラスが居るが女性を仲間に居る状態で、ゴブルリン触手形態との戦闘はお勧めしない。
雑魚ゴブルリン クズゲスゴブルリン ゴブルリンソルジャー ゴブルリンランサー ゴブルリンナイト ゴブルリンマジックキャスタ ゴブルリンクルセーダ ゴブルリンナイトキング ゴブルリンキング(初期形態) 触手ゴブルリンキング(第二形態変態) ゴブルリン大魔王 エロゴブルリン大魔王(第三形態ド変態) ヘッポコゴブルリン邪神 エロルリン邪神形態(第四形態超ド変態)真・触手エロゴブルリン最終形態淫ら魔人神(最終進化形状どしがたい超ドQ変態)
【通常ゴブルリン】
ナイフや棍棒や剣で襲い掛かるが魔法や、特殊武器は無いレベルは20~50と高いがスピードは遅い。
集団で襲い掛かるのでご注意ください。
「だってさ」
一応伝えるとぽかんとする4人。
「所詮ゴブリンだろ?ゴブリンより弱そうだが」
クロードが言うと。
「雑魚ゴブリンだよね? たぶん、相当弱そうだけど」
孝介が言うと。
「皆の嫌われ者害獣モンスター、ゴブリンでしかない……弱そうだけど」
カールも言うがヨシナカは言う。
「ゴブリン系異形の、ゴブルリンだって」
4人は一斉に言う。
「結局はゴブリンだ!!」
「じゃあミュージックスタートだ。」
エレクが軽快なライブを開始すると音楽が流れる、5人に力が更に漲る、ギタリストが軽快に音を奏でる。
あと後にクロードは、ゴブルリンに喧嘩を売られる。
「行くぜ!」
「私が援護するクロード」
クロードが走り向かう、ブルースは片手に火球を出して。
「爆ぜろファイヤーボール!」
ブルースが放ったファイヤーボールは、ゴブルリンの集団先頭に着弾し吹き飛ばす。
「「「「グゲェ~!!」」」」
「普通は集団をバラバラにするのが、お約束だろ?」
ヨシナカは魔法欄から、敵全体攻撃魔法を選ぶ。
「星々の光よ敵を穿て、星の雨!!」
ヨシナカが上空に光りを放つと、空から光りの粒がゴブルリン達に降り注ぎ、身体を貫く光の粒達は容赦なくゴブルリンを倒して行く、異世界での初めて戦闘での魔法に感極まるヨシナカだった。
4人は呆気に取られながらも、混乱し逃げ惑うゴブルリンを斬り倒して行く、だが暗い光りが現れると再びゴブルリンが増える、まだ倒してる最中でも現れるらしい。
「何か増えたぞ」
「本当にダンジョン星みたいだね、モンスターの沸き方がエグい」
斬り倒しながら言うクロードと孝介、頷く妖精達は戦いを見守る、孝介は刀で棍棒を弾きゴブルリンを斬り捨てクロードは華麗に避け、一撃を態勢崩したゴブルリンに食らわす。
「うおおおりゃぁぁぁ!!」
「「「「ぐげぇ~!!」」」
「「「「ドギャァァァ!!」」」」
「「「「「クソがぁー!!」」」」」
「「「「「グゲェ~!!」」」」」
大剣をフルスイングし一網打尽に、ゴブルリン斬り倒す? カールは力技過ぎる。
「さて減り始めたし行くぞ相棒」
ヨシナカは刀に言うと妖精達は。
「行きましょう」
「行きますか? お兄さん」
「じゃんじゃん倒しちゃえ!」
拳を上げて言うアズーナ、両肩がややうるさい。
「そうだイケイケ!」
ナルナルも拳を上げて言う。
「さあ殲滅するのだ!」
何故か前に手をかざし軍人風にいうユーキノ、ヨシナカは技をオート発動させ。
「行くぞ!神速残像剣!!」
神速ハイトップを発動しオート技発動し残像を残し、一瞬でゴブルリンを40体を斬り倒した。
ゴブルリンは自分が死んだ事すら気付かず、一瞬で意識を刈られ絶命した。
「目が回る~」
「お兄さん速過ぎるぅ~」
「異世界戦闘は凄いな……技も格好いい」
何か苦情が背中辺りから聞こえたが無視、突然現れたヨシナカに襲い掛かるゴブルリン。
「後ろからも来るぞ」
ユーキノが言うとアズーナも。
「ヨシナカさんを殺らせません、食らいなさい」
稲妻をステッキから放つアズーナ。
「グゲェ~」
「やるではないか」
ユーキノがアズーナを褒めるが、ヨシナカは。
「ゴブルリン鬱陶しいな、せっかく技に感度してたのに邪魔しやがって!」
一瞬で水平に刀を振るうと、棍棒やナイフや剣が砕け血飛沫を上げながら絶命するゴブルリン、更にジャンプし襲い掛かるゴブルリン。
「また貴様か太った冒険者!」
「今日こそ殺す、そして再びルリちゃんをこの手に」
「何だか知らんが鬱陶しいわぁー!!」
「殺っちゃえ!!」
ナルナルが言うと更にゴブルリンが来る、先に邪魔なのを蹴り飛ばし、飛び掛かるゴブルリンを武器ごと叩き斬る、アズーナも魔法で援護しユーキノは頭上から周りを見る、ゴブルリンの汚い血は何かの守りで掛からず弾いて行く、某二人はゴブルリン体液で大変な姿に成ってるが、更に飛び掛かるゴブルリンを腹?に蹴りを入れ吹き飛ばす。
「ぐぇ!!」
「やるではないか」
何でユーキノは何故?軍人口調なんだろうか?
「バカな!!」
「ぐぇ!!」
「またかよあんな体型で………ぐぇ!!」
ゴブルリンの言葉に、ヨシナカは怒り刀を握る力を強めた。
「滅殺だ貴様ら全員滅殺する」
無意識にヨシナカから、青い色のオーラが吹き上がる,何故か全員逃げ曲はヘビーメタルな曲に変わる、ヨシナカは更に身体から力が漲る、ノリに乗るエレク達。
「貴様ら全員消えろ、次元斬!!」
刀に青いオーラが纏い、オーラを斬撃とオート技が発動せる、次元断層が現れオーラを纏った斬撃と次元断層に上下から、ゴブルリンの身体を引き千切り吸込む、ゴブルリン達はチビり逃げる事も出来ず絶命する、更に演奏は熱を帯び白熱して行く。
「更に次の曲行くぜ!!」
エレクが吠えるそして、クロードが技を発動させる。
「猫貴族剣術、薔薇舞踏!!」
クロードは優雅にステップを踏む様に、優雅にゴブルリンの攻撃を避けながら斬り倒す、ゴブルリンの血飛沫は薔薇の花びらの様に見えるが、基本何故か汚い体液だが音楽は更にスピードアップ。
「クロードあの技好きだな」
ブルースが、ファイヤーボールを放ちながら言う。
「分身剣!!」
孝介が技を言うと孝介が10人に増えて、ゴブルリンを斬り倒して行く。
「アレは普通に分身の術では?」
ヨシナカは見て言ってしまったが、反応は無いだがその時ストーンヘンジらしき中心に、光りが現れた。
「何か来たぞ」
光りが収まると巨大な鳥が居た、まるで鷲や鷹の様な鳥で紫色の翼に白い羽毛の顔、鷲や鷹の様な鋭い爪を持つ足に、ギザギザの歯の様な口ばし。
「まだ敵居るのにぃ~」
アズーナが文句を言うと。
「グギャァァァァァァ!!」
何か汚い鳴き声が木霊し、敵の情報がヨシナカに入る。
【ジェノサイドフェザー】大型鳥 魔物
攻撃特長は全体攻撃に死を呼ぶ叫び声や、毒や突風を起こすが、光や風の魔法に打撃や斬撃に弱いがレベルは20位。
「ジェノサイドフェザーか、汚い鳴き声だ!」
ヨシナカは一歩踏み込み一気に飛び、間合いを詰めるが翼をはためかせ強風を起こし、攻撃をするが空中歩行で踏ん張り更に間合いを詰め、後頭部に回り込み刀背打ちを後頭部に放つと効いたのか、地面に堕ちて行く。
「俺が貰った!」
だがクロードの前に、またもやゴブルリン登場。
「よくも俺様をコケ……ギャアぁぁぁ~」
「雑魚は雑魚らしく寝てな」
一撃で斬り倒して向かうが。
「ドドメだ」
ヨシナカが首を一刀両断に一撃を食らわせ、絶命させて居た。
「遅かったか」
クロードは次の獲物に向かう、ヨシナカの刀が光り刀が成長するのに何か素材が必要と、訴えてる気がしたが分からないので放置した。
「サンダァァァァァァ、ボルト!!」
何故かダァが長いがブルースは、雷球をゴブルリンに放つと。
「ギャァァァァァァ!!」
「シビ…………」
「………バカな………」
集団のゴブルリンが黒焦げに成る、エレク達はバトルを盛り上げる様な曲を演奏し始めた、リズミカルに攻撃のテンポが加速する。
「やるじゃん」
マツオが褒めるとブルースは。
「当然だよ」
だが倒したゴブルリンは黒い肉塊が食べ、新しいゴブルリンが肉塊から現れるが孝介が、肉塊に攻撃に向かうと黒い肉塊は一瞬で消えて行った。
「何だったんだアレは?」
孝介は新しく現れた、甲冑姿のゴブルリンに。
「また装備が豪華に成ったね、ゴブリンなのに」
「この俺の格好いい姿に嫉妬だな」
見当違いのゴブルリン、だがブルースのサンダーボルトでアッサリ倒される。
「…………よわ」
「戦ってから言ってよコウスケ」
ブルースにそう言われる孝介だった。
「………何で俺様がまた…………」
ゴブルリンを全滅させると、新しいモンスターが現れた。
【人面花】植物モンスター
ツル触手で攻撃をし毒花粉散布(毒ダメージ全体攻撃)や花粉散布(全体攻撃ダメージ)や触手生命力吸収等の攻撃をする、平均レベルは10~30位。
【バラ】植物魔物
トゲツルの触手ムチ攻撃や、トゲミサイル(全体攻撃)や、触手巻き付き絞めや触手巻き絞め、生命力吸収等の攻撃をする平均レベルは20~30位。
何か厄介なモンスターと魔物が現れた、人面花も薔薇むツルや根を巧みに使い、触手や根を足の様に使い移動する。
「第二ラウンドの始まりだ」
飛び来るトゲミサイルを刀で素早く落とし、向かうが面倒な程に連携する人面花と薔薇。
「植物のモンスターならコレだ、ファイヤーランス!!」
ブルースが複数の炎の槍を出し放つ,追尾式の炎の槍は目標の攻撃をし燃やし,目標に突き刺さると炭化するまで燃やし尽くす。
「相変わらずだなブルース」
燃えるモンスターと魔物を見ながら言うクロード、更にファイヤーランスを放つブルースは、無敵状態で更に放つ。
「私も」
アズーナも沢山の火球を、上空に出して。
「行けぇ~!!」
火球の雨がモンスターと魔物に飛来し燃やす、もうサポートより普通に攻撃をしてるアズーナだった、それを見てヨシナカは。
「…………まあ良いか可愛いし」
それで良いのか?ヨシナカよ。
「全滅したのかな?」
焼き尽くされ灰と成ったモンスター達、金貨や何かの瓶や陶器の入れ物、ナイフや宝石に不思議な形の宝石らしき物が散乱してるが、回収されてるのか消えて行く。
「遠くで何か光りが見えるぞ」
クロードに言われ見ると、確かに離れた場所に光りが消えて行く。
「次のボスは向こうらしいな」
だが一人足りない、見渡せばカールが居ない。
「カールが居ない」
「何処かで死んで無いよな」
だがカールの死体は無い、よく見ると木の枝や木を斬り倒した様な、そんな斬り口が所々に散らばってる。
【ウッドマン】植物魔物
枝を使った攻撃や花粉(全体攻撃)に、自己回復の日光浴再生に、地魔法のクラックを使い地割れ攻撃をする平均レベルは30位。
「魔法が使える木の魔物と、戦ってたみたい」
ヨシナカはカールを追う事にしたが、一人で先に行き過ぎだ。
「よくアイツ薔薇とかの攻撃、受けなかったな?」
「パワーが異常だしね」
だが彼も防具は普通ではないし、ステータスの恩恵で滅多には攻撃を受けたり、不利な相手に遭遇しないのだった。
「どんどん行こう」
「お兄さん次々」
いつの間にかゴブルリンの汚い体液を、何とかしたみたいだった、元気に成ったイーノリとリーサ。
「さあ次だ」
「もうイーノリとリーサが言ったよ」
アズーナの一言に重い沈黙が、ユーキノにのし掛かるのだった。
「演奏は暫く休憩だな」
エレクがタオルで汗を拭いて居た、いつの間にかバンドは消えて居た。
「私達姉妹がその時は歌うよ」
ミナーミとサルサ姉妹言うと。
「じゃあお兄さんの為に私も歌います」
何故か対抗するイーノリ。
「まだ先だし、私はスキルで先に行くよ」
スキルで空を飛びヨシナカは、神速を使い向かった。
「「「…………飛べるのかよ!!」」」
三人はヨシナカにツッコミを入れる。
「待って、私を置いてかないでよ」
「油断してました」
アズーナとイーノリは慌てると、ユーキノが言う。
「では私も本気で飛ぶか」
「「ほえ?」」
ユーキノは直後に一瞬にして姿を消した、呆気取られる残った者達だった。
「私達も追うよ、タマちゃんGO!」
ナルナルがグリーンの球体に話し掛け、グリーンの球体は反応し飛んで行った。
「まだ追い付かないだと!!」
ユーキノは全力だがヨシナカに、追い付いた気配がしない。
「面白い,私の本気を見せよう」
ユーキノは更にスピードを上げ向かう、そしてヨシナカは。
「やっと追い付いたが、木のモンスターが面倒みたいだな。」
【ウッドマンボム】植物魔物
基本ウッドと同じだが、木の実ボムや木の実ボム乱発 (範囲攻撃)を使って来る、平均レベルは40位。
リンゴの実の様なボムを放つウッドマン、根を器用に使い角度を調整し放つ。
あっさり避けながら一体一体倒すカールだが、何か食べたい気分だが木の実の爆弾で食べ物が取り出せない。
「途中でバーを食べれば良かった、干し芋は無いしな」
また飛んで来た木の実をバックステップで回避し、神速を使いウッドマンボムを斬り倒す。
「あと何体居るんだ?」
まだ体力には自信は有るが、食欲には勝てないカールだが、いきなり炎がモンスター達を焼き払う、上を見たら何故か空中に立つヨシナカが。
「さあ追い付いたが、合流待つより進むぞ」
「…………少し食べてからで良いかな?」
腹ペコカールが言うと、ヨシナカは上空でズッコケた。
「腹ペコキャラか君は」
「腹が減っては、モンスターと戦えない」
納得できるが納得したくないヨシナカだった、カールは干し果物のバナナスライスを出し、口に頬張り食べる。
「甘さチャージ」
「何がチャージだか、まったく気付けば一人で突撃してるしな」
食べるのに忙しく聞いてないのだった、がやっと追い付いたユーキノ。
「やっと追い付いたぞて」
そしてカールを見るなりキレるユーキノ。
「貴様,単独行動をするなぁー!」
「え?だって倒せそうなのアレ……グホッ!!」
カールをぶん殴るユーキノ、妖精なのに凄い力だ。
「言い訳はするな貴様」
「いやだって………ぐふぉ!!」
もう一撃殴るユーキノ。
「だってじゃない、パーティーの輪を乱すな」
「……………」
「全員好き勝手戦ったけどね」
ヨシナカの言葉を無視し、シュンとするカールに容赦無く。
「黙るなぁー!!」
鋭いパンチがカールの頬に直撃。
「痛………ごめんなさい……痛………痛い……ぐぇ!!」
ベシッバシッベシッバシッベシッバシッ………
ユーキノ連続ビンタが火を吹く、連続ビンタをされ顔が大変な事に成ったカールだった、巻き込まれたくないヨシナカは嵐が去るのを待った。
「アースヒール!」
土の回復魔法でビンタで変形した顔を、回復させた。
『何かギャグ漫画だな………異世界なんだが』
ユーキノはビンタ連続してたが、どうやってビンタしてたのか不思議で仕方ない、何か激しく消耗したのか人の肩でぐったりしてる、疲れるならビンタしなければ良いのにと思ったヨシナカだった。
「もうビンタ嫌…………痛いの嫌…………単独行動怖い………」
ブルブル震えるカールだった、そして二人とぐったりするユーキノは先へ進む、その頃孝介達はゆっくりと進みながらウッドマンを倒してた。
「火魔法で楽勝だね」
「俺は習得してないから、火魔法使えないけどな」
火魔法無双するブルース、火魔法を習得してないクロードは進む,孝介は式神を飛ばし、偵察しながら状況を言う。
「まだ先みたいだね、二人共まだ発見出来ない」
そしてナルナルは?
「タマちゃんGO!!」
立ち塞がるウッドマンを、グリーンの玉が光の攻撃をし倒して居た。
「タマちゃん凄い」
更にスピードを上げるグリーンの玉,まだヨシナカには追い付いて居なかった。
「アラよっと!」
「とりゃ!」
カールとヨシナカは連携しながら倒すが、何か面倒に成りヨシナカは魔法を使う事にした。
「カール時間稼ぎ頼む」
「頼まれたぜ大将」
ヨシナカは火魔法欄から広範囲攻撃魔法を選び、頭に浮かぶイメージに従い魔法を圧縮しコントロールする、そして空中に停滞させる紅蓮の炎。
「カール退避しろよ」
カールは言われて神速を使い、離脱しヨシナカの近くに戻ると。
「さあ全て炎の藻屑と成りなさい、フレアーバーストボム!」
ヨシナカが放った直後に三人は遠くの岩影に逃げ、圧縮された太陽のフレアーの様な炎の玉は飛んで行き、ウッドマン達の集団中心に到達すると起爆し、灼熱の炎が広がり炎の柱ときのこ雲が発生する。
熱波は酸素を奪いウッドマン達を死に追い込む、爆風は激しくまだ遠くに居た孝介達は、とんでもない火柱を見た直後に先に行ったナルナルが、突風とウッドマンと共に飛んで来た。
ナルナルのスカートの中が丸見えのまま、クロードの顔に直撃しラッキースケベ達成したのだった、イーノリ達は何処かに飛ばされて行った、ウッドマン達と共に。
「………威力抜群だが1km以上離れて放たないと、ヤバい火力の魔法だな」
爆心地は荒野と化していた。
「ヤバいでは済ませられない気がするぜ」
カールはそれ以上言わなかった。
「さて先を行くか」
三人はゆっくり先へ進むが、モンスターの気配は無く進み巨大な花のモンスターが居た。
【サンシャインフラワー】植物魔物
光合成による光攻撃に太い蔓で触手ビンタや、触手一撃が重いので注意が必要、レベルは50位。
花の胴体近くには蜜袋と種用の匂袋があり、蜜を取りに来た虫や動物やモンスターに、種を身体に付け運ばせるが蜜は最高級らしい、最高級品だが見付けたり倒すのが困難な者魔物らしい、何故か人間は寄せ付けない。
またに契約出来る人間も居るらしいが、種から育てた人間は居ないらしい。
ヨシナカは育てた事無いなら、育てて自給自足蜜収穫もしたいと思った、一応植物や畑とか後で許可を上司に申請する予定だったから。
「よし倒すよカール、触手を頼んだ」
「鎌使って良いですか?」
微妙に嫌な予感はするが。
「触手限定で使うなら良いよ」
念押してヨシナカは言う。
「了解」
カールは無いも無い空間から、デスサイズを出す。
「…………それ鎌てよりデスサイズだよな」
「……………さて斬るか」
何か怪しい間が有ったがカールは、神速を使い触手を斬る。
「どんどん斬るぞー」
目の色が変わって来る。
「おりゃぁぁぁぁ!!」
素早くデスサイズを操り、触手をみじん切りにして行く。
「弱点は魔石らしいな、やはり異世界魔石が有るとはね」
ヨシナカは魔石のある場所を、ポイントロックオンし離れた場所から魔法を放つ。
「ロック………クラッシュ!!」
石位のを飛ばしカールに当たらない様に進み、魔石のある胴体ぽい茎を貫通すると、シャインフラワーはグシャリと花を散らす。
「まだまだまだ!!」
「終わりだボケナスがぁー!!」
カールは狂喜乱舞にまだ斬ってたが、ユーキノに跳び蹴りを頬に食らい、カールの頬にめり込むユーキノのブーツ、カールは蹴り飛ばされ正気に戻った。
「アレ?もう終わってたんだ」
何か戦場の死神ではなく、バーサーカーな気がしたヨシナカだった。
「コレが魔石か………何か不思議な形だけど、大きいから重そうだな。」
巨大なサンシャインフラワーの魔石は大きいが,更に大きい魔石が異世界には有るのだった。
「ステータスで重いのも運べるかな?」
腰を痛めたく無いので、後でステータスで持ち上げれるか試す事にした。
「モンスター現れないな、さて三人を待つかな?」
その頃孝介達は…………
「またゴブリンかよ」
「またゴブリンだね」
「俺様はテンッロウだぁー!!」
孝介とブルースの言葉に、地団駄を踏みキレるゴブルリン。
「ギャアギャアとなに言ってるか分からないが、うるさい!!」
「また死ぬのかよ!」
クロードに額を剣で突かれ、倒されるゴブルリンだった。
「何なんだコイツ、ゴブリンのクセに何か言葉らしきのを発してたな?」
どうやらヨシナカの上司は、クロード達に通訳出来るスキルを渡して無い様だ、そしてその上司は。
「……………何か忘れてる気がするが、まあ大抵は地域担当の部下が何とかしてるだろう」
だがやって無かった。
「何か忘れてる気もするけど、アイテムとかに仲間の意思疎通が出来る程度の通訳は、スキル以外で賄ってるし大丈夫だよね」
虹色の人の形をした存在が言うと、上司が現れた。
「通訳スキル付与して無いの?」
「え?要るのですか?」
色々な異世界に行くのだから、必要に決まってるのだ。
「うっかりしてました上司」
「…………困った子だ」
急いで付与するのだった。
「ゴブリンまただね」
「何で?肩車して現れてるんだ?」
ゴブルリンが槍を持つゴブルリンを、肩車しやって来る。
「うるさいわ!!」
「「「「「「!?」」」」」」
ゴブルリンが言うと三人と妖精は驚く。
「ゴブリンが人の言葉を喋ったぞ」
「あり得ない」
と孝介が言うと。
「雑魚なのに」
「そこ雑魚言うな!」
ブルースの雑魚の一言にキレる、ゴブルリン?だった。
「アイツらが俺様達を、笑いながら落としやがって許さねえ狼達」
「汚いのを後頭部に押し付けるなよ!!」
肩車してるのはどうやら狼とかのモンスターに、相手にされず肩車でライダー気取りしてるらしい。
「モンスターがモンスターに嫌われるなんて、………………ぷっ」
笑いを堪えるクロード、後ろを振り向き腹を押さえクスクスと笑う、孝介とブルースだった。
「バカにしゃがって、男のクセに猫耳なんて小道具使って………」
ゴブルリンは仕出かした、三人の目の色が変わりゴブルリンは一瞬で、血を流し視界が両方ズレ真っ二つに成った事を知るのに、やそんなには時間掛からずに真っ赤に成る視野、ゴブルリンはまたもや絶命した。
「また遭遇したら瞬殺だね」
孝介が言うと。
「魂まで燃やしてやる」
ブルースは怒りの炎を燃やし言い。
「俺のプリティーな耳をバカにしたツケは、何回甦っても瞬殺決定だ」
クロードはゴブルリンに対し、怒りの炎を瞳に宿したのだった。
イーノリ「次回私どうなるの?」
アズーナ「早く彼に追い付かないと、出番減っちゃうよ」