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異世界時空を旅する者達(仮)  作者: 猫を愛でる会
任務開始
31/32

ヨシナカ番外 宇宙編

トムにモンスター素材を狩って貰い、宇宙船のデータだけエルビー博士から貰いエルビー博士は、エルドールさんの娘さんに会いに行ったが、エルドールさんの娘はどんな姿なのだろうか?


「魔物やモンスターの解体機て、職人の技術を蓄積したデータ解体機械なんだね」


エルドールさんの解体神器のトレースと、人間に近い解体データを合わせた試作解体BOX、エルドールさんんに頼まれプロトタイプから量産型を作る。


「見た事有る物が沢山出来るね」

「旅装備とかね・・・」


旅装備はトムの服装からパクりました・・・他は、ちゃんと考えたよ着物とか色々バフや便利機能付けて、昨日無くなった光りの剣プロトタイプは見付からなかったが、真面目に仕事してるよ。


「一日でモンスターや魔物を大量に狩るのは、大変だけど魚は楽しみ」

「僕は地上のモンスターや魔物だったのに、ズルいなその釣竿」


釣竿はエルドールさんが趣味で作ったらしいので、色々原理は不明でエルドールさんが秘密とか言うので、全然分からない。


「神鉄も集まったし、試作実験してから作ろう」

「宇宙の家か・・・楽しみだな」

「海や川も・・・」

「海は無理」


ガァァーン!!


トム二人は絶望した。


「──此処か上司が言ってた、もう一人の俺が居る武器工房は」


何か私の声だが『俺』と言う、そして扉が開き何かドイツ軍服みたいなの着た私が現れた。


「よお裏方の俺、俺は長門だ宜しく」

「私は漢字の方の義仲だ宜しく」


なんと無く察したみたいだが。


「色々な並行世界で淫らな行いしたらシバクからな」

「私はそんな事はしてないが、赤い首輪のトムの相棒の雅史は淫らな奴だったみたいだぞ」

「何をリークしてるんですかヨシさん」

「そいつ見付けたら、雅史出しシバク」

「死んでるのに生まれ変わってシバクのやめ・・・」

「「生き返ってるんだぁ~」」

「しまったぁ~!!」


エルドールさんにより生き返ったが、記憶が半分脱け殻らしいので放置に決定した。


「それよりどんな敵も斬れるサーベルと、最強の汚れないし攻撃や精神異常も無効化するゴスロリドレスアーマーを、作って欲しい・・・」


何か赤い顔をしソワソワしながらとんでもない注文をする、ドS気が溢れたドイツ軍服の様な装いした変態コスプレイヤー。


「今、俺を変態コスプレイヤーとか思わなかっただろうな?」


何かいちゃもん付けて来たが、何故に分かった変態コスプレイヤー。


「それより彼女にプレゼントか?」

「俺はロリコンではない、不遇な少女に手助けしたいだけだ」


年下だが好みがド・ストライクだったんだな。


「アーマーの色は」

「ピンクだな」

「また凄いチョイスだな」

「サーベルは直刀サーベルでな」

「了解、お値段80億円に成ります」

「高いぞ!!」

「神鉄800tに成ります」

「そんな鉄・・・雅史からぶん取るか・・・」


悪い顔をし去って行った。


「早く集まりそうだね、コロニーの神鉄不足しそうな量」

「使えそうな奴ポイし、さて何日掛かるかな?」

「二人共、悪い顔してるよ」


赤い首輪のトムに言われたが、気にはしない。


「コロニーのシュミレーション実験を再開だ」

「「宇宙の家が楽しみだ」」


色々なアニメを検討し、某変形し筒型のコロニーにして特異点エンジンは、エルビー博士の宇宙船の動力に近い物を採用し、六発式特異点エンジンから出るエネルギーロケット推進で、進む事にしたが先ずは地下以外要らない拠点周辺をコロニーに取り込む。


「神鉄を入れるよ」

「コッチもスタンバイ良いよ」

「コッチも行けるよ!」


三人で一斉に今持ってる神鉄を投入し、コロニーの設計図や電気やソーラー発電パネル、エーテル粒子エネルギー発電施設や水の多重浄化システムに酸素精製システム、大地は後であの木を回収するのでその時何とかする。


「次は宇宙パワードスーツかな?」

「万能パワードスーツの方が早くない?」


後で実証が積み重ねたら作ろうと思ったが、宇宙はバーニアを換装するタイプにするかな、宇宙だろうと海底だろうと放射能と重力以外は同じだしな。


ヴォルから重力や水圧等の魔法や技術を集め、水圧は重力の力場・・・Gフィールド発生機でカバーし、酸素はバックパックに異空間を仕込み二酸化酸素は回収タンクに収納する、Gフィールドはどんな水圧や重力にも耐える技術魔法を転用した、一応限界値は測定するつもりだからプロトタイプは無人で行う。


ヴォルは知識庫以外にもデータを保管するし、優秀なアシストとして助かって居る。


「──持って来たぜ・・・」


何か疲れた顔して現れたが、一時間もしてない気がする。


「ヴォル、キロ数測定お願いね」

「了解しましたマスター」

「何だ? この癒される声は、羨ましいけしからん」

「測定完了、200tしか有りませんね」

「残念無念、サーベルだけだね」

「アレでまだ200t・・・」


赤い首輪のトムが無言で神鉄200tを持って、コロニーを造ってる場所に材料投入に向かって行った。


「仕方ない最終手段、雅史の拠点破壊して手に入れるか」

「雅史が手に入る前に、神鉄を回収すれば良いだろ・・・それに」

「それになんだ?」

「エルビーて博士の話しだと、魔力の無い世界に神鉄で出来た宇宙船のドッグが散らばってるらしい」

「お前も悪だな・・・・・・それを回収したら・・・」

「更にオマケするさ」

「任せろ」

(同じ私だがチョロいな・・・)

「じゃあそれを全部回収して来るぜ」

「「「行ってらっしゃい」」」


去って行ったのを確認して。


「長門チョロいな」

「同じ人物とは思えないよ」

「ロリコンは盲目なねかな?」

「私に聞くなよ青トム」


私に聞かれても困る、ゴスロリドレスアーマーの背中や電撃やスタン無効化のブーツや、加速装置にジャンプバーニアにスカートの中を見えなくする不思議な防御や、龍神の魂の魔石を欠片にした物を仕込み最強のゴスロリドレスアーマーにした。


永久魔法で汚れを弾く仕様にし、どんなモンスターの血だろうと酸やヘドロに毒すら弾き、ほんのり花の香りがドレスからする仕込みもした。


「違うドレスアーマーの構想が湧き出そうだな」

「花の香りて必要かな?」

「無臭よりは良いかもね」


再び神鉄を見付けにトムには行って貰い、何ヵ所か龍神の魂の魔石のあるゴーレムや、神鉄のゴーレムや神の雫を回収し、一部は鉄に混ぜながら実験し高濃度で製鉄したのは小石位の欠片で、鉄50tの割合が同じ神鉄の質に成るが小石二つは更に頑丈に成るが鉄にしなやかさが失くなる。


アルミ系に混ぜると軽く強度な、ゴットニュウムて軽くて神鉄並みの強度に成るアルミが完成、超柔軟混合チタンに混ぜると更に色々使える。


万能パワードスーツ間接部分に超柔軟混合チタンを使い、間接の負荷を軽減し擬似スクリーンもパワードスーツのガラス面に表示出来る様にして、通信魔法や通信中継ブイや水中加速推進装置やGフィールドによる放射能防御も、此から実際試験開始だ。


「──持って・・・・・・来たぞ・・・・・・」


何かヤバい目付きだが、外で回収した物を出して貰うと、遺跡らしき建物が合体すると何か黒いローブや赤いローブが、Gの様に現れた。


「何故サトシ=スターズが二人居るんだ?」

「おのれ、我々のまた邪魔を・・・」


何だか知らないが売られた喧嘩、ボコボコにして良いらしいが・・・


「アレは変な格好をまたしてるが、サトシ=スターズの仲間トム・・・グフェ!」


トムが何故か躊躇いもなく斬り倒して居た。


「コイツらは外道宗教集団、半分以上人間ではないバイオ人間らしいよ」

「例のアレの世界の奴等か・・・」


長門は何かを知ってるらしいが、赤い首輪のトムはアレかと思い出した様だ。


「異世界のマサさんに似た奴が居る世界だね」

「マサさんに喧嘩売って、毎回追い返されてるサトシだよ」


何だか知らないがトムに任せ、人間とは明らかに違う血の色に何故バイオ人間何て造れるのか、頭がオカシイ連中の心理が知りたいもんだ。


また更に遺跡を出すと遺跡は合体したが、G達は現れなかった更に出して貰うがスペースが足りないので、拠点に移動し開けた場所に更に出して貰うと何か、軍か宇宙ドックにしか見えないドックに成った。


「まだ有るが出すか?」

「全部出してくれ」


マク○スやイー○オンが軽く入る位のドックに成ったが、何かアー○・エンジェルとか入るあのドックに似てる気がするが、トムは入り口を探し全部出し終えた長門は、後片づけしながら要望の防具を手にして帰って行った。


「エレベーター在ったよ」

「たぶんあの博士がコールドスリープしてるかもだけど」


嫌な事を言ってくれる青い首輪のトム、下に向かい降りエレベーターが開くと巨大なSF宇宙ドックの様な、広い鉄の空間が広がりやや大きなルンバみたいなロボが動き、掃除をしてる様だがあの臭い家も掃除をして欲しいな。


「壁の鉄や未完成の物は、確か要らないとか前にエルビー博士が言ったよ、どうせ弟子が作ったのだからって」


スクラップにして良いらしいので、回収しエルビー博士が目覚めない事を願い全てのロストシップ未完成を回収して、大型投入口に箱から直接入れ完成を待つ間に万能パワードスーツの、実証実験を始める。


拠点で宇宙空間にXバーニアを換装した万能パワードスーツを飛ばし、空気漏れや放射能被爆等の危険は確認されず、Gフィールドも稼働し問題なく使える。


「僕が使う」

「まあトム用に作った万能パワードスーツだからね」

(大丈夫なら私用も作る予定だし)


背中から入り自動でパワードスーツが閉まり、背中に生命維持装置やバーニアのバックパックを装置し、酸素吸入と二酸化酸素濃度の調整は成功、Gフィールド装置も作動しトムをシャボン玉の球に守られる様に展開したフィールド。


トムは脳波で操りバーニアを吹かし宇宙空間に行き、宇宙を泳ぐ様に自由に飛び遊んで居た、Gフィールドで放射能影響は今は無いみたいだ。


「次は僕だよね」

「次は海だけど・・・」

「海かぁー・・・」


未だに帰って来る気が無い、赤い首輪のトム・・・何時まで帰って来ない気だ?


「そろそろ帰って来いよ」


試しに通信を入れたが・・・返事がない。


「──メシ抜き・・・」

「──今帰りますから御勘弁をぉ~」


トムめ無視をしてたな、まったく・・・異世界で最初の万能パワードスーツはトムが成ったと思う。


「次は海で実験だな」

「──そうだね」


海でのテストも・・・


「はしょらないで」


成功し水圧や酸素等も問題なくクリアーし、宇宙での被曝も感知されなかったので三人分の万能パワードスーツが完成した、まあパワードスーツと言っても宇宙飛行士の船外宇宙服をベースにしたから、次は小型化しモビルスーツのパイロットノーマルスーツを目指したい。


「普通に海の底を歩けたのは、僕だけだね」

「まあ、月面てよりスキップにしか見えない映像だったな」


水圧中和も上手く行ったが、無重力に近いのは何か月面ぽく成った。


「まだ深海は試して無いから、そこが不安だな」

「深海は強いモンスターの生息地だから、内部に高出力の攻撃しないと倒せないよ」


強いモンスターて事は、希少な素材て事だから是非欲しい素材だね。


「光りの剣のプロトタイプより、強い武器造らないとな」

「マサさんは口に神雷を撃ち込んでたけどね、バカデカイモンスターだから」


高出力電流を封じた爆弾を食べさせれば、倒せる気がするので高圧高出力の雷爆弾を作る事にした、まあ解体したら爆弾は回収出来るしチャージ式の爆弾にする。


海中なので神鉄の魚雷を造る、魚雷の中には異空間にして魚雷のセンサーで口に入ったら、異空間を閉めてたハッチが開き雷のエネルギーを放出する仕組みにする。


センサーが耐えられたら良いなとは思うが、ヴォルに頼んでまた資料を出して貰い酸素魚雷で航跡が消えた状態で、モンスターの口に入り内部から攻撃する。


「巨大マグロ祭りに期待」

「血祭りだよね」


何か物騒な事を言ってるトム達、一発勝負だが一応5本神鉄版酸素魚雷は完成しトムに、魔法を魚雷にチャージして貰い深海が見付かったら試す事にした。


コロニー造りから四日目に完成したが、新しく異空間収納管理式の魔法立方体のキューブが完成した、魔法立方体だから盗まれる事はないし『キューブ、オープン』と言えば出現する。


トム達にも持たせてキューブの中には改良を加え、どんな巨大なモンスターも秒で解体する機能まで進化させたが、エルドールさんからは注文は無いので構わないだろう。


「キューブ、オープン」


浮遊する魔法立方体。


「回収開始」


異空間にコロニーを一瞬で回収し拠点に向かい、万能パワードスーツを装着して宇宙に飛び出しコロニーをキューブから解き放つ、同時に特異点エンジンも稼働し入り口以外Gフィールドが展開する。


たぶん元のコロニーより小さいが限界は在る、先ずはコロニーに周りの放射能汚染がない物を回収し、巨大すぎる世界樹らしきのは後で対象する事にして、その子供のきは回収しどうするかは後で考える。


回収が終わったらスペースコロニーのブリッジに行き発進する。


「スペースコロニー、ノア・・・発進」


勿論もちろんノアの箱船が命名元。


「「僕達運転出来ないよ?」」

「だな・・・」


船の舵は分からないが、ハンドルと変わらないから何とか成るだろうと舵を手にして、特異点エンジンを吹かして加速を開始。


「揺れないね」

「何時もの重力制御だよ」

「・・・・・・」

(雅史達は同じ事をしてるらしい)

「赤トムは物体認識レーダー頼む」

「任せて」

「青トムは生態反応レーダーを頼む」

「生きてるのて、今は動物位だよね・・・」


食糧も必要だし繁殖させないと増えないしな、資源回収とスペースコロニー拠点運用を始めた、ロケット推進を停めGフィールドだけにしてコロニーの中を開拓を始める。


使える大地を出しながら名の無い大樹を出し、臭い家は一階を捨てて後は解体して使えるのは後回しにする。


「原油やメタンハイドレートは貴重なので欲しいな」

「何かに使える物?」

「料理とかの火を使うガス資源だよ、原油からもアスファルトやLPガスが生産出来るらしいし、軽油やガソリンは車や農業機械のエネルギーだが、まあ使わなくても他のエンジン有るし基本原油は、温室栽培の暖房器具の燃料にしか今は無いな」

「?? 分からないや」


興味を失くし戻って行く赤い首輪のトム、青い首輪のトムはブリッジでレーダーを見てるが・・・


通信機にトムから連絡が入る。


「ヨシさん、何か変な音がレーダーが拾ったよ」

「救難信号と解析いたしましたよ」


ヴォルの言葉に戦慄が走り、急いでコロニーのブリッジに行き港のハッチを開け対象を肉眼で見える辺りで、Gフィールドを一部解除してワイヤクローで何か、ドックに未完成だった船に似てる物を回収してコロニーの港に入れ、次元アンカーを出して空間固定する、何かトム二人は微妙な顔をして居た。


ハッチを閉めて宇宙港に行き万能パワードスーツで向かい、緊急脱出口らしき場所を強制的に神鉄の剣で斬り中に入る、また扉を開き閉めると空気が有るらしいが、病原菌とか怖いので脱げない。


船内は暗く明かりは無いが床にはうっすらと、足元が分かる程度の明かりは有るが照明には足りない、ドアはロックされてたが食堂らしき場所には、幼女が一人死んで居た。


「腐乱が進んでるな・・・」

「──ルイーズちゃんだね・・・」


青い首輪のトムの知り合いらしい。


「此れは()()も居るね」


アレとは分からないが手を合わせ埋葬する為に収納した、真っ直ぐと反対側に道が分かれてるが、何故か反対側の方から誰かに呼ばれてる気がしその場所に向かう。


「ヨシさん、何かを感じたの?」

「分からないが呼ばれた気がする」

「ヨシさんそう言うの引き寄せるからね」


引き寄せるとか言うな、オヤジ以外何故か敏感なだけだ。


「ココ?」


私は頷くと青い首輪トムが扉を斬り中にはいると、死んでからそんなに経って無さそうな銀髪と金髪の美少女・・・たぶんが抱き合いながら居た。


「此れは鈍感トムの世界の、フランソワーちゃんとエリスちゃんだね」

「あぁ~ 前にボコボコにされてたのを担架で運んで投げたら、オーバーして地面に落ちた奴の船か、何か見た事あるよね」


何かトム二人が知ってる人物の船らしい。


「蘇生出来るご都合魔法無いしな・・・」


と言ったらニヤリとする青い首輪のトムが、何か不思議な色の液体の入った瓶を出して、二人に振り掛ける。


「非常用に無断で貰ったポーションだよ」

「まあまた雅史関連だろうが、目を醒まさないぞ?」


一応匂いを覚悟し万能パワードスーツを脱ぎ、腐乱臭を我慢し左手首と首筋の脈を測ると、脈が弱く動いてるので緊急で先に二人を運ぶ事にして、他の探索は青トムに任せ急ぎスキルで工房に行き、この頃作った休憩室の布団に寝かせ赤トムにポーションを貰い、一滴一滴飲ませると顔色が良くなる。


「腐乱臭はやはり何ともならんな」

「一回死んでるけど、()以外の臓器とか脳は回復するよ、魂が抜けて無ければね」


嫌なフラグを立てるトム、一応調べると・・・魂が殆んど無い肉体と表示され、名前の表示近くには魂の残滓ざんしと表記されてる。


ヴォルに調べて貰うと、普通は分裂しない魂が分裂し悔いのある人生に肉体に残滓として残った別れた魂の思いらしいが、下手すると魂が変異してゴーストに成ったりし、肉体はゾンビに成る可能性も有るらしい。


「普通に寝息に成ったな」

「マサさんの嫁のファンクラブの子だね、他のマサさんでは結婚してたりフランソワー()()だけ、世界に帰って来てるからね」


何だか分からないが、色々な可能性が有った二人何だな・・・この並行世界は滅んでるけどね。


「何か年齢十七歳と表記されてるが、幼く感じるな・・・服装のドレスらしきのが・・・」


金髪の子はロングヘアーに赤い花のカチューシャをし、両サイドは乱れてるが縦ロールらしき跡、ヒラヒラの清楚なロングドレスだが何かソースらしきのが口に付いて居たので、ハンカチで拭き取りカピカピの塊の匂いを嗅ぐと何か、ハンバーグとかに使うデミグラスソースの香が微かにした。


「・・・ハンバーグ食いたく成って来た」

「ヨシさん、真面目に何言ってるの?」


赤トムに怒られた、銀髪の子の口にもデミグラスソースらしきのが。

再び戻り船内に入り荷物を回収するが、食糧が全く無いし青トムは何かに呆れて居たし赤ちゃんのミイラが発見されたらしい。


「・・・・・・死体は任せたが、この船一回解体してレストアとかして宇宙戦艦に変えるかな・・・」

「改造とかするの?」

「いや一部機能以外新しい船体にするよ、コロニーで特異点エンジンの実証実験成功したし」


まあ特異点エンジンは超新星爆発並みのエネルギーで、発電や重力とか色々なエネルギーに使ってるが、頑丈な神鉄の材料無ければ完成しなかった。


幼女? ルイーズちゃんて子は、花が咲き誇る場所に埋葬した、青トムは回収した遺体を何処かに埋葬すると言ってた、赤トムには見せれないとか言ってたが男は別としてとも言ってた。


外装をアーク・エン○ェルを基礎にして、グラビティ三連装砲を前部上部二門と左右に二門と後部に4門の、全8門と縮退ハイメガ砲を左右カタパルト甲板下に1門、サイブラスト二連副砲前部に2門にレーダー追尾機能式対空ガドリング砲多数、レーダー追尾機能式中距離対空ビームガン砲多数。


1週間後に二人は車椅子で外に出れるまで回復したが、何故あの船に乗ってたかは分からないらしい、たぶん魂が分裂した事による記憶が失われた可能性があるらしいし、内臓機能が復帰するまでは栄養ゼリーを二人に渡して居るが、珍しいらしく喜んで飲んで居るし、カップのゼリーは特に果物味なので喜んでるがたまにプリンとか言うが、ゼリーは回復させる為の補助食品でありデザートではない。


「病院食とか作れないしな・・・」

「インスタントお粥も食べなかったね・・・」

「ハンバーグ食べたいとか言うしな・・・」


溜め息しか出ないよ、新しい宇宙戦艦はフリューゲル、ドイツ語だった気がするが意味は秘密て程ではないが、宇宙戦艦だが白い船体にエンジェルの一部の事を指した意味、これ無いと飛べないからね。


「アタラシイマスターヨシナカ、オハヨウゴザイマス」


何処かのアニメで出て来る支援AIの様な声、まあオッサンぽい声だが懐かしい声でもある、某レースアニメやドラマのナイ○ラ○ダーを思い出す様な声だ。


「何で片言何だ?」

「雰囲気を出して見ましたマスター義仲」

「そんな演出は要らない、どうだ? 新しい身体は?」

「最高の武器に新しい技術に、私が火器管制とはまたドSなマスターですね」

「─────仕事、もっと増やそうか? ドラグーン」

「ご遠慮致しますマスター」


まあ暫くはまた仕事だし、フリューゲルで工房のある星から発進させるにはまだ先だな。


「まあゆっくりしてなよ、まだ色々準備が必要だ」

「了解ですマスター義仲」

「義仲で構わんよ」

「ではトムと同じくヨシさんと呼ばせて貰います」

「好きにしてくれ」


ブリッジからエレベーターに乗り、フリューゲルから降りルンバみたいなロボを使い、物資搬入をして貰って居るがお嬢さん達の服のコーディネートは分からないので、擬似スクリーンに服を見せ気に入った服を買ってるが、借金として利子無しで貸してる状態、善意ではご飯は食べられないからだ。


「──ではお嫁に成れば借金は・・・」

(ではとはなんだろうか?)

「私達が奥さんに成りますよ・・・」

(何故に奥さんになるの? 借金は例え結婚したとしても消えないが)

「借金は借金なので却下で」

「「ブー!!」」

(可愛い私がお願いしてるのに)

(美味しいハンバーグ作ってくれそうだから、結婚しても良いのに・・・楽したいし)


可愛い顔でブーたれても私は負けない!


「生きる為には働かざる者食うべからずだよ」

「「私達は貴族だったもん」」

(イヤイヤ、働くのイヤ)

(働きたくない、働きたくない)

「私は貴族なんて知らんから残念」

「「ブゥー!!」」

(知らないわけ無いじゃない!)

(私達貴族の事しか知らないもん!)


リハビリも終わり軽く料理の仕方を基礎から教える、茹で卵から始め絶対オリジナルに思考が行かない様に監督(監視)し、エルドールさんの料理スキルのお陰で教えるのも苦では無かった。


(オーガよアレは料理のオーガよ)

(恐ろしい悪魔ですわ)


何故かハンバーグやオムレットではなくオムレツを熱心に覚え、プリンは特に異常なまでに執念の塊の様に教えてと言うが、トム二人が倒したエーテル魔石を余り大量には使いたくない。

それに手持ちのエーテル魔石は殆んど、水エーテル魔石が占めて居る。

簡単な掃除や掃除道具の使い方を教えて、働かせて居る。


「お嫁に成れば楽出来るよね?」

「エリス、私に聞かないでよー」


まだ諦めて無いらしい、名前以外だいぶ記憶が無いがエリスちゃんは姉が居たのと、何か目的が在ったのとハンバーグが好きな以外はどうでも良いらしい、それで良いのかこのお嬢様達。


「お喋りしてると昼御飯までに終わらないよ、今日はメンチカツだからね」

「「メンチカツて何?」」

「昼までに終われば分かるさ、さて仕込みを始めるかな」

「早く終わらせるよフラン」

「──実はもう私の持ち場は終わってる」

「──フランの裏切り者!!」

「──追加で玉葱を切ってねフランソワーちゃん」

「──頑張ってねフラン」

「早く終わらせて手伝ってよエリスー」


こうして新しい住人がコロニーの拠点に増えたのだった。




エリス「私がメインヒロインだよね、エルリーナお姉様が成れなかったメインヒロイン」


何故か水平線位余り膨らみが無い胸を張るエリスだが、負けじとフランソワーも平らに近い胸を張る。


フランソワー「私は経験在るから、私が今回のメインヒロインよ」

続くか未定です

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