02 いざ仲間達
仲間達との顔合わせ。
マーヤ 「今回のナレーションのマーヤよ、今回は私の仲間が紹介されるわよ」
マツオ「俺が登場するZ!!!」
アヤネ「大声でうるさいわよ、○ンコもぐわよ」
マツオ「ヒィー!!」
ヨシナカは猫耳尻尾の3人の青年?と、身長2メートルのコウテイペンギンとキングペンギン、白い大きな猫に小人やら天使の羽の様な小さな者達が居た。
「皆に紹介しょう、彼はヨシナカだ君達の仲間だよ」
全員に向き合うと足が後ろに向かう、こんな10人以上の大勢とは聞いてない。
「言ってないからね」
「私の思考を読まないで下さい上司」
ジト目で上司を見るヨシナカは、溜め息をする。
「困った上司だ」
大勢の前でなんてあがり症でコミュニティ能力低い、元オッサンには厳しいのだった、ただでさえ会議とか発言に勇気が必要な人種、沢山の視線は苦手なのだったが前よりマシな気もするヨシナカ、一人の青年?が歩み寄る。
「始めまして僕は孝介、18才の日本猫血族の猫獣人さ」
孝介が手を差し伸べ握手し、ヨシナカも一言言う。
「私はヨシナカ、君達と同じ異世界の者だ」
「「「「「!?」」」」」
それを聴いて全員驚くが、白い大きな猫だけ驚いた顔をしてない。
「僕は刀や体術が得意だよ、一応薙刀も使えるけどね」
水色や青に白の波をイメージした着物に、藍色の裁付袴に脇差しに太刀を差し、イケメン孝介が言う。
孝介てこの少年のステータスを見る事にした。
【名前】孝介 【年齢】18歳 【性別】男 【種族】日本猫血族猫獣人 【職業】忍者武士 冒険者
忍者武士てなんぞえなと思ったヨシナカ、続きを見ると。
【Lv】38 【HP】459 【技】220 【術】0
【腕力】315+100
【体力】330+100
【素早さ】516+100
【器用】280+100
【精神】7578+100
【運】930+100
【魅力】690+100
【知力】490+100
【魔力】180+100
❪装備による+補正値❫
【刀】Lv31
【槍】Lv20
【体術】Lv24
【スキル】
隠密 神速 潜伏 罠解除 密偵式神召喚 猫柳生剣術皆伝 猫剣術皆伝 猫伊賀忍者初級皆伝 半蔵面白隠密講座皆伝 猫甲賀忍者初級者皆伝 暗殺術 密偵隠密術 猫伊賀忍者暗殺技術 影潜伏 影渡り 影移動 式神召喚 …………………
ヨシナカはスキルは見なかった事にした、装備は上司の作ったのかも知れない、そして次の挨拶が来たのでそちらに振り向くと、グレーぽい青髪のイケメン青年が来た。
「初めまして私はブルース、18才の魔術師です」
「僕と同い年なんだ」
孝介が割り込み言うと、ブルースは手を出し。
「二人共宜しく」
ヨシナカと握手をし次に孝介と握手をしたブルース、彼は魔術師と言ってたが青い肩マントに、ネイビーブルーのチュニック軍服の様な服に、ネイビーブルーのパンツには赤いラインが有り、某伝統王室軍服に似てる気がする。
両肩には魔力増幅か守りのタリスマンが有り、只者ではない家の出だと思われるが、彼のステータスも見る。
【名前】ブルース 【年齢】18歳【性別】男 【種族】シャルトリュー血族獣人 【職業】元猫宮廷魔術貴族 冒険者魔術師
何か凄いのが来た気がするヨシナカ。
【Lv】23 【HP】320 【WP】18 【MP】170
【腕力】120+100
【体力】180+100
【素早さ】500+100
【器用】450+100
【精神力】717+100
【魅力】599+100
【運】781+100❪不幸エンカウントすると-に変化するが…………。❫
【知力】900+200
【魔力】6500+200
❪装備による+補正値❫
【細剣】Lv5
【火魔法】Lv22
【水魔法】Lv20
【風魔法】Lv19
【地魔法】Lv18
【精神魔法】Lv24
【光魔法】Lv37
【闇魔法】Lv32
【スキル】
錬金術 田舎貴族礼儀作法 宮廷魔術師礼儀作法 薬草知識 薬草採集技術 高品質ポーション生成錬金術 上禁忌ポーション作成技術者 ???? 魅了フェロモン ………………
頻繁に使ってる魔法が、何か分かりやすいステータスだが、スキルの礼儀作法が点滅してるので気になる。
「次は俺だな」
艶々な黒髪のイケメンが現れた、3人共に猫耳に尻尾は有るが出身が違うのが、服装で分かる。
「俺はクロード19歳だ宜しく」
「私はヨシナカだ、私は一応20歳だ」
「「「一応?」」」
ヨシナカの言葉に首をかしげる3人、クロードもチュニック系軍服だが上下黒で統一され、帽子も軍隊の様だが服のボタンには鷲の絵があり、由緒正しい家名の紋章かも知れない,首には白いスカーフをし如何にも貴族らしい雰囲気で、装飾も豪奢に着飾り腰に帯刀したエペらしき細剣は、宝石装飾されており彼も只者ではない家の出だろう。
彼のステータスも見よう。
【名前】クロード 【年齢】19歳 【性別】男 【種族】ハバナ血族猫獣人 【職業】元大貴族クロッゾ家次男 元王家直轄門番騎士 冒険者
騎士と在るが門番てと思ったら、ステータスを見ると騎士にしてはと思った。
【Lv】18 【HP】130+100【WP】200 【MP】280
【腕力】180+100
【体力】110+100
【素早さ】3800+100
【器用】3800+100
【精神】4900+100
【運】600+100
【魅力】1000+100
【知力】1500+200
【魔力】4200+200
❪装備による+補正値❫
補正されてるのに腕力と体力が低い、他は異常に高いのに。
【剣】Lv14
【細剣】Lv32
【水魔法】Lv12
【地魔法】Lv12
【光魔法】Lv12
【闇魔法】Lv10
【スキル】
猫貴族剣術 王家剣術指南初級 猫貴族礼儀作法 王家拝謁礼儀作法 王家剣術指南中級 暗殺技術者 …………
何故か色々微妙だが礼儀作法が彼も点滅してるが、ブルースもだが何故だ?
「次は俺かな?」
黒茶のマーブル髪に日本人ぽい顔立ちに、犬や狼系統の耳に尻尾を振り、嬉しそうにやって来た男はやや落ち着きが無い。
鉄ではない不思議な感じのアーマープレートをし、背中には大きな大剣があり柄や鍔に、犬の肉球みたいな装飾や何かの増幅宝石らしき物や、何かのネックレスが首に見える。
「俺は血族ハーフの犬獣人の、カールよろしく」
ヨシナカと握手をして益々尻尾を振る、彼もステータスも見ると。
【名前】カール 【年齢】20歳 【性別】男 【種族】犬獣人族ハーフ(血族違いハーフ)【職業】フリーの傭兵 残念冒険者
【Lv】47 【HP】689 【技】180 【術】 0
【腕力】1999+100
【体力】2500+100
【素早さ】299+100
【器用】121+100
【精神】100+100
【運】4200+100
【魅力】315+100
【知力】89+100
【魔力】50+100
❪装備による+補正❫
何か腕力と体力と運が、異常なステータスバランスなんだが、犬て基本賢い筈なんだが?
【大剣】Lv51
【槍・斧】Lv61
【体術】Lv28
【スキル】
匂い探知 犬の勘 無尽蔵の体力 神速 寒さ軽減 パワーリミッター解除 幸運の女神の祝福 戦場の死神 …………
何か色々アンバランスな人物らしいが、槍と斧が高いが戦場の死神に関係あるのか?
「お腹空いたから、何か食べよ」
プレートアーマーの胸に手を入れ、カロリー的なバーを出し食べるカール。
「………………」
(戦闘出来るが八兵衛キャラ確定だな)
ヨシナカはカールをそう思ったが、その予想はおお当たりだったのだった。
「まだ戦う仲間居た気がするが…………」
上司は見渡すが見えないらしい。
「つぎはサポートだね」
白い毛の人間サイズの猫が来る。
「お久し振りですねご主人」
「?」
ヨシナカはこんな大きな、猫の知り合いは知らないが。
「私の飼い主は貴方の妹でしたが……」
ピンと来て聞く。
「もしかして二年前に、老衰で死んだミルか!?」
「そうです、私が沢山食べると皆で私をブラックホールが胃袋に有るて、弄られた私です」
一日分を直ぐ食べ尽くしたミルが悪いと、ヨシナカは思った。
「キック力有るから、戦闘タイプだよね」
「何の事ですか?」
惚けた顔でシラを切るミルだった。
(よく部屋の扉を翔び蹴りして開けてたよね)
ジト目でミルを見るヨシナカだった。
「彼女には猫配達物資の受け取り業務と、あとは君が必要な仕事に就かせると良い」
ボブテイルの尻尾をリズミカルに振り、眼をキラキラさせながら待つが。
「沢山ご飯食べて腹壊すなよ」
「…………アレに言って下さい」
ミルはカールを指………爪で差す。
「アレは知らん、自己責任だ」
未だにカロリーバーらしきのを食べてるカール。
「さて次はこの二人」
「「どうも」」
「!!…………………」
コウテイペンギンに感激するヨシナカだった。
「何か僕達見て感激してるよ?」
「何でだろう?」
「私の時とリアクション違いますよご主人」
不満タラタラなミルだった。
「彼等の仕事は後回しにして、次は戦闘補助や色々楽しい日常の仲間かな?」
何故か疑問系な上司に、ヨシナカは不安しかない。
「妖精と精霊が居るから、戦闘中に能力アップしてくれたりするかも知れない」
「ハッキリして下さい上司」
この上司曖昧とか多い気がする。
「まあ後々分かるさ、次は君の旅移動と拠点だが………全員付いて来てくれ」
ヨシナカ達は上司の後に付いて行き、光の先には広大な広い場所に来た、回りを見れば皆何処だと見る。
薔薇の庭らしき場所や旅館の様な建物、だが不思議は続く上司に付いて行くと,コバルトブルーの大地?が見えたり地平線にしては、不思議な感じに見えたりしたら上司が言う。
「これは色々な異世界の宇宙に数体居る、GalaxieDaleineだよまあ銀河鯨で構わない」
何故か上司はフランス語らしき言葉を話す、まあ通訳者翻訳スキルで理解出来るが、何故にフランス語なんですか?上司よと思ったら。
「そう言う名前だからだよ、それに銀河鯨て言って良いて言ったよね」
「だから思考を読まないで下さい上司」
またもや読まれるヨシナカだった。
「この子の管理は彼等二人に任せるから」
上司はペンギン族の二人に向かい言ってる様だ。
「妖精や精霊の皆の家はあの森ね」
「何故に鯨の背中に森やら庭園とか、在るのだろうか?」
上司はその理由を言わない、ヨシナカは何かモヤモヤし首を傾げる、色々納得出来ないが異世界だからと思う事にした。
「食料とかは拠点に在るし、私の配下が料理を作るから心配無いが、ここ意外はスキルとか使って料理してね」
上司が言うと誰がと言う顔をする4人、どうやらこの4人野宿とかして無いのだろうか?
「野宿は保存食を食べてたな」
カールが言えば孝介は。
「川魚を串刺しにして焼いて食べてたけど」
そしてブルースとクロードは。
「野宿?宿屋でしょ?」
「だよな」
貴族に野宿は無いらしいが、宿屋無ければどうしてたのだろうか?
「乗り合い馬車は身体が凝ったよね」
「そうだな、夜は護衛がてら乗り合い馬車で寝たな」
ヨシナカは聞かなかった事にまたした。
「それと実戦特訓用のダンジョンだが、ダンジョン星て巨大な星が在るから、そこで鍛えてくれ」
ダンジョン星てどんな星だろうと,ヨシナカは思った。
「そうだね、歩き回る旅に色々な世界や星のモンスターが現れ、レベルボスを倒すとモンスターや魔物が強力に成るかな」
成るべく強く成長してから、挑もうと思ったヨシナカだった。
「サポート妖精は自分からパートナーに成りに来る、あと色々面白い者も居るから仲良くしてやって」
ヨシナカは妖精や精霊らしきのを見ると,革ジャンに革パンツにグラサンの妖精?や、軍服らしきのを着た妖精?やイケメンやら色々居る。
「アレ本当に妖精ですか?」
一応革ジャンに革パンツにグラサンのを聞く。
「モンスターとの戦いに成れば分かるさ」
意味深に言う上司、その言葉が分かるのはそう遠くない。
「彼等は一人一人特殊な能力がある、しかもそれはきっと君達の力に成る、あと鍛練や模擬戦闘の道場もある」
上司はそう言い、初日は自分達の部屋や日用品等を,不思議な倉庫に案内され揃えベッドや布団を用意し、広い旅館の様な風呂で孝介やカールと寛ぎ、マッタリと温泉の様な不思議な湯に癒され,食堂らしき場所には注文書が有りメニュー表を見て,カツ丼が食べたかったのでカツ丼と書き姿無き、顔や手が無いコック服が注文書を持って?行き、一瞬でトレーに載ったカツ丼が目の前に有った。
「凄いな異世界は………いや上司がか?」
「…………………そう頼むのか……」
後ろにヨダレが光るカールが居た、テーブルにあるメニュー表近くの説明書は、ちゃんと読もうなとヨシナカはカールに思った。
「さて私はカツ丼を食べるぞ」
ルンルン気分で異世界で新しい人生最初の、験担ぎカツ丼を食べにテーブルに行った。
カツ丼はカツの肉が経験した事無い程柔らかく、卵も幸せのハーモニーを奏でフワフワ卵にとじられ、ご飯も経験した事無い旨味が広がる。
「…………美味い…………幸せな一時だ」
そんな大袈裟なと今来た孝介や、ブルースにクロードが呆れた眼でヨシナカを見るが、後に3人もその言葉の意味が身をもって知る。
5人は食べ終わり満足感に浸りながら、自分達の部屋にヨシナカだけ戻らず、ヨシナカは上司に教えてもらったバーに行くと、手のひらサイズのフィギュアみたいな、妖精らしきのと精霊らしきのが居た。
「よお人間の兄ちゃん」
コロポックルの見た目な精霊の男に、何故か呼ばれ行くと黒い髪に顎髭のワイルドイケメン、声は何か主人公イケメン声優ぽい声だ。
「俺はトモヤだ宜しく。」
声を掛けた精霊? は言うそして、隣の相棒らしきのを指さし。
「コイツはトモカズ、たまに下ネタ言うがスルーしてくれ。」
酒を飲みながら?頭を下げ。
「どうも~て、それは下ネタ言っていい振りかトモヤ?」
「言い訳ねぇーだろ!!」
何かコントが始まった、そしてその少し先には酒?を飲みながらから揚げを食べる、ブルー系のオックスフォードシャツにネクタイと、ストレッチパンツ姿の男が居た、彼も黒髪だが前の二人と違い童顔たが、酒とから揚げの減るスピードが異常だ、しかも人間一口サイズを凄い勢いで食べる。
「あのから揚げ野郎は、ヒロて名だが妖精らしいぜ」
何故かトモヤが説明する?
「から揚げ美味!」
此方に気付いて無いみたいだが、奥の席にはカップルらしき妖精が居た、男は顔が丸く声がやや大きく、銀河の星の様なネルシャツにパンツ姿で黒髪だが,女はピンクのストレートに星形のヘアピンをし酒?カクテル?を飲んで居た。
「マツオくんまだ一杯目よ」
「モカさんは、酒強いスよ」
一杯目には見えない酔い方だったが近くの、コロポックルに似た女精霊は言う。
「だらしが無いわねマツオは」
「今日初対面ですよね?アヤネさん?」
マツオが聞くとアヤネは言う。
「見れば分かるわよ」
何故か彼女は男に強そうな気がした、チョコを食べながらカクテルを飲んでるアヤネ、ヨシナカは気にせずにカウンターに座り,スクリュードライバーを頼み異世界初酒を飲む、新しい身体でも酒の美味さは変わらない、次に置いてあるので甘口の美味いワインを飲む、甘味が広がり芳醇さも味わえた。
塩が効いたナッツを食べながらワンボトルを飲み干す、次に発泡リンゴ酒を飲んでると隣に、何か光の粒子が見えたので見ると、さっきのモカて子が居た。
後ろを見たらマツオは酔い潰れ、アヤネは「酔い潰れるの早いわよ,チ○コもぐわよ。」と、恐ろしい事を言って居たがトモヤとトモカズとヒロは、ある場所を両手で隠し青い顔して震え上がって居た。
「触る精霊に祟りなしだな」
見なかったし聞かなかった事にし、隣で何故かカクテルを飲むモカは言う。
「最初の冒険に私を指名してね」
「…………………」
サポートは指名制度では確か無かった気がしたが、ヨシナカは聴かなかった事にして酒を楽しんだ、夜は更け目覚めると見知らぬ天井に布団、何故か空中を浮かびながら寝てる昨日の妖精,何故か振り向くとアヤネに顔面蹴られてるマツオに,昨日居なかったはずの妖精やら精霊が居たが、君達の寝床は此処では無いはずとヨシナカは思った。
ヨシナカは裁付けを履き着物を自動着替えし、朝御飯を食べに向かった。
朝は味噌汁にご飯と卵焼きを頼み、お茶を取りに行き戻り誰も居ない食堂でマッタリと食べ、スキル等を確認しに向かう。
上司は昨日案内終わるともう居なかったので、今日は居ないかも知れないので先ずは浮遊スキルの、ホバー移動を試すと何か懐かしい感覚で、斜面の無いスキーの気分だったが,バランスはオートに調整してくれるらしい、次は飛行だが翔ぶと意識したら身体が宙に浮き、そのまま停滞したままだが身体の周りに、空気の層らしきのを感じた。
「何か面白いな、まあ前の自分だったら大地に足付いて無いと、心臓が踊ってただろうな…………怖くて」
何処まで高く飛べるか試す事にした、上がって行く感覚は有るけど自然と不思議に、どんどん上に飛べて居る。
下を見ればまだ身体の一部しか見えない銀河鯨、惑星レベルに巨大な鯨みたいかも知れない、高度は分からないが景色が良いと思う、山は無いが湖や吹き上がる光の粒子に優しい風かやって来る、花々が咲き乱れる場所や麦畑?らしき金色の草原,和風の道場らしき建物。
「もう起きてスキル試してるとはね」
隣に気配無く上司が居た。
「おはようございます上司、気配無く居ないで下さいよ」
ヨシナカの抗議をスルーし話す上司。
「先に戦闘を覚える為に、道場に案内しょう」
スキルの使い方を確認しつつ、上司追って道場らしき場所にゆっくり降り立つ。
「剣や刀の修練はここでしてね、槍や斧も可能だよ」
上司が中に入るので一緒に入ると、浮遊する藁人形らしき物や柔らかい見た目の、よくバラエティーで見るスポンジ棒らしきのと、ランダムに動く竹刀が待ち受ける。
「何処のバラエティー番組の、撮影ですか? 上司」
上司は言う。
「ここは修行する道場、バラエティー番組? て訳の分からない場所ではない」
ヨシナカにはバラエティー番組の、スタジオにしか見えないしかも,罰ゲーム級の痛そうな装置だらけ………何故か、チ○コマシーンらしきのもある恐怖。
「何か股の高さに設定された、物騒なのも有りますよ?」
上司は言う。
「色々な想定してるからね」
ヨシナカは思った。
(修行じゃない罰ゲームだ)
「確かに修行と言う名の、罰ゲームだな………」
声がする方見たら、精霊?のトモカズが股間を押さえ悶えて居た、相当痛そうな顔をしてた。
「さあ修行スタートだ」
「上司が見なかった事にして、修行スタートは酷い」
ヨシナカは仕方なく、木刀を持って始めるが………
「痛………スネがスネが………ぐふおっ目が目がぁ~」
初日から散々だった………そして数日間、木刀で受け払い等の防御やバックステップ回避、回避の見極め等身に刻まれたのだった、そして間合いや打ち込みは浮遊してた藁人形が、ヨシナカの馴れに応じて相手をして居た、藁人形なのに竹刀の威力がハンパない強さだった、あとどうやって竹刀持ってるのか不思議で仕方ない、あとトモカズはたまに暇そうに来て下ネタを言う、そしてアヤネに修正ナックルパンチを、顔面に食らって居た。
「……………またヤられてるな………さて手の豆が痛いが、4人は一回で挫折したが………レベルは上がって無いが、強く成ったはず」
「ぐふぉ!!」
何故かまたトモカズが特訓の藁人形の餌食に成ってた、そして何をしてるのかトモカズよ、ヨシナカは魔法も修行し魔力の扱いを習得し、自分の回復を優先して上手く成った、何故かマツオがかまって欲しそうに毎日居た、何故かアズーナが物影から見てたが、何故見てたかは謎のままだ。
グリーンのとんがり帽子に、鳥の羽を帽子に飾付けた詩人の妖精が、たまに来てはオーケストラの様な音楽を聴かせてくれた、だが楽器無いのにオーケストラの音楽に謎が多い、音楽の妖精詩人だった温泉は打撲を癒し,トモカズは温泉の主に成って居たが、どうやって温泉に体が浮けるのか不思議だった、そして数日後二日酔いせずヨシナカは朝の素振りをし、日課の道場で対人特訓剣の受け流しに、間合いに神速を使った攻撃や空中歩行等混ぜた、空中戦闘を藁人形と繰り広げ何とか三対一の、複数戦闘に慣れて来た時にお客様とミルに呼ばれ、応接室に向かうと猫屋の代表と挨拶を交わす。
「お初に御目にかける、我輩はエクトワールと申す」
「初めましてヨシナカと申します、上司からは色々聞いてます」
威厳がありそうな黒猫ケットシー、黒いスーツに赤いネクタイには猫シルエットプリントが有り、ミルとは違い細マッチョな出で立ち。
「まあ挨拶はここまでにして、ご入り用の物は有りますかな?」
ヨシナカは一応聞く。
「飴や快眠枕や薄い本や、珍しい植物の種とはか……」
身を乗り出してヨシナカに、エクトワールは言う。
「不可能は当社に有りません」
「では注文は………」
「プライバシーのは我が社の、特殊携帯を渡しますのでそこで買えますよ」
ヨシナカは迷い無くエクトワールと、無言で握手し。
「お願いします」
「快眠枕は直ぐに………プライベートのは……」
不思議な棒を渡され、ボタンを押す様に促されボタンを押すと………
「良い買い物が出来そうです」
「此れから宜しくお願いしますよ」
更にがっちり握手を交わし、棒の横から現れた疑似画面には商品が並ぶ、何処かのショッピングサイトの様に。
そして数日が達道場に慣れた頃上司は現れた。
「…………此ならそろそろ実践だね」
また後ろに不意に現れる上司。
「おはようございます上司、また気配無く居ないで下さいよ」
抗議するヨシナカをスルーし上司は言う。
「今日からダンジョン星で、モンスターによる実戦特訓開始だから」
ヨシナカは忘れて居た実戦での鍛える修行の事を、自分で鍛えて強くなりたいをすっかり忘れてたのだった。
「4人も朝食終わったみたいだし、さあ出発の準備だ」
そして5人は準備を始め、ヨシナカと孝介は帯に刀を差しクロードは、宝石や装飾蝶の様な鍔が派手なブロードソードを装備し,カールは大剣クロスクレイモアを装備し準備が終わると、全員集まり妖精達も集まって居たが、何時もの飲み仲間の連中は居ない一部、結構飲んでたし二日酔いかも知れないし。
5人に妖精が集まり何故かヨシナカに集中する、ヒロと言われてた妖精は孝介と相棒に、何故ヒロは翼や羽は無いがスキルの様に飛べて居る、マツオは光の粒子を翼から放ちながら二日酔いでフラフラし、ブルースと相棒を組むが何故かクロードとカールに相棒に成る妖精も精霊も居ない。
「何で俺がコイツと同じなんだ解せん」
「猫獣人のボンボン貴族には、言われたくない」
やれやれと二人を見る3人、ヨシナカには………
「私は銀河妖精のイーノリと言います、宜しくねお兄さん。」
(めっちゃ可愛い妖精キター!!)
ヨシナカは歓喜を心で叫ぶ、右肩には銀河妖精イーノリは花びらの様なスカートの裾の、銀河の様な星を散りばめた宇宙の様なワンピースに、青と黒のスライドラインのニーソに、不思議なシューズを履いて居て、綺麗な青みのある銀髪ツインテール美少女、前髪の両サイドには✕髪止めをし妹キャラの様な可愛い声だ、しかも甘い何か良い香りがした。
「私達姉妹も宜しく」
「イーノだけじゃあないよ」
この姉妹も銀河妖精らしいが、歌が得意らしく姉のミーナミは金髪ストレートで、何処かのお姫様風だが妹のサルサは活発金髪ツインテールで、拳を上げ元気一杯に光の翼で飛び回る、二人もワンピースに黒いニーソを履き、革のブーツを履いて居る。
「私も居るぞ!」
左肩には不思議な黒髪ツインテールの細身の美少女妖精、名前はリーサらしいがどんな妖精か鑑定しても分からないが、何故か拗ねて居るが可愛い、何故かフローラルな香りがする。
紫色のドイツ民族衣裳ぽい服装で半袖のブラウスに、天使の様な翼が背中に有り膝丈のスカートに、黒のタイツと黒のヒールを履いて居る。
声は何処か聴いた事ある声だが、某声優の様なヒロイン系だけど特長ある声である、槍は持って無いが。
「なに私を見てるのよ!!」
グリーンの玉に目が付いたのに乗った、黒リボンで結んだ金髪ツインテール妖精、名をナルナルらしいが頭の片隅に、懐かしい何かが引っ掛かってるが思い出せない。
何かのゲームのヒロインの一人に似てる気がする、ピンクのブレザーに襟は白い裾に黄色の紐リボン、赤いミニスカには裾に白い細いラインが一つ、黒いニーソにローファーを履いて居る。
「…………いや翼や羽無くても、不思議な玉に乗って飛ぶ妖精て新鮮で」
ムッとするリーサを見て、勝ち誇った顔をするナルナル。
「フフフ………私の魅力に引かれたて、言えば良いのに」
何か両サイドの肩から黒い何かを感じたヨシナカ、確かに可愛いし魅力的だが妖精である、しかしヨシナカはまだ近くに不思議が飛んで居た。
「今回はお留守番かな?」
妖精と同じ長さの箒に横座りし飛ぶ妖精、灰色ロングヘアーが光輝く、白いブラウスに黒の膝丈らしきスカートに黒いローブ姿の美少女妖精、アズーナて名だがこの子は魔法が使える変わり者らしい。
「では私が代わりに行こう」
なにか第2次世界大戦のドイツ軍服姿ぽい、ブロンドボブカットヘアの妖精が居たが、どうやって飛んでるかは分からないが、ブレスレットやネックレスに魔法陣らしき物が見える。
これでマシンガンや銃剣付きライフル装備してたら、完全に軍人妖精にしか見えない、ユーキノて名の妖精。
「ならも私行く~」
どうやらアズーナも来るらしいが、居すぎな気がするが気にしてはいけない、どんなサポートしてくれるか分からないし。
「戦いを盛り上げる音楽は、俺に任せろ!」
白いTシャツに黒の革ジャンに革パンツにグラサンに、黒いブーツのミュージシャン感ハンパない、謎のバンドぽい妖精のエレクが言うが、某ゲームBGM神作曲家に似てる気がした。
エレクがエレキギター片手に、カールの頭上で言う。
「俺の相棒結局だれも成らない」
ガックリしてるカールと強がるクロードを、見なかった事にし上司が言う。
「じゃあ行こうか」
5人と妖精達はまた光の中を進み出ると、イタリアのローマ遺跡の様な朽ちた建物や、イギリスのストーンヘンジの様な場所や、石積みされたダンジョンらしき建物等があり、月?は赤やグリーンやエクリプスしてる様なのが見える。
「ある意味無限にモンスターや魔物が現れる、色々な世界や時代に時空のモンスターや魔物が現れる、あと倒したモンスターや魔物は、個人のアイテムボックやガレージや次元庫に自動で入るから心配しないで、ドロップアイテムとかあるけど後に必要に成ったり、回復アイテムも有るから鑑定出来る仲間に聞く事、あとヨシナカにはアイテムを渡すね、あとある程度レベル上がったら自動帰還に成るからね」
ヨシナカは自分意外にもクロードも、アイテムと武器や装飾品類限定で鑑定が使える、そして渡されたアイテムはお守りで懐に入れた。
「じゃあ頑張ってね」
上司が言うと変なゴブリンが大量に現れた、腰ミノ姿や汚れたデカパンツ姿やぼろぼろな短パンや、冒険者の様な姿のゴブリンも居た。
「これは誤算、まあ5人居るしレベル差あっても大丈夫だよね。」
と言葉を残し消えた上司。
「なんだかな~」
ヨシナカ達は刀や剣を抜き、戦闘態勢に入った。
イーノリ「では皆さんまた次回」
アヤネ「私の出番少ないわよ」




