19 因果律の終焉
フラン「今回は私フランがオープニングトークです」
撫子「私達の登場が次は何時か分からないもんね」
フラン「後半私達は誤解されてヒロイン枠降下だし……しくしく」
撫子「ネタバレ禁止だよ!」
イノーリ「じゃあサヨナラ二人共、メインヒロインは私で本編スタート」
フラン&撫子「まだ諦めないわよ~」
孝介は焼き魚をブルース達が魚料理を食べてる頃、ヨシナカは部屋着作務衣に着替え、一人丼ご飯に焼肉屋のタレを入れ、鉄板で肉を焼いて居た。
鈍聖牛のカルビーから焼き始め、豚汁成らぬボア汁を味噌汁御椀に入れ味見する、以外に臭みも無く下手な安い豚より肉が柔らかい、豚肉とは違う旨味が広がるボア汁何か身体に力が漲る………漲る?
まあそれは放置して先ずは鈍聖牛の焼き肉を楽しむ、先ずは中落ちカルビーを牛○タレで食べると、流石焼肉屋のタレ異世界牛肉でも無双だ、次はご当地焼き肉のタレは一部地域のは合わなかった、毎度お馴染みの黄金のタレはやはり安定の味、だが手に入らないタレも有るし大抵食堂だから仕方ない。
食堂の焼き肉のタレて当りの食堂も有るんだよな、峠の食堂とか地元の食堂とかタレが美味くて、アレは肉とご飯が進むな。
「一人焼き肉はたまらん」
次は上カルビーを焼き食べるが、タレによって美味さが変わるこれはクセに成る、ボアのロースを間に挟み焼く黄金のタレを付け、幸せの味を噛み締める。
アカン美味しさにご飯が進む、ボア汁に八幡屋の柚子七味を入れ更に美味く成る。
「やはり七味は八幡屋だな………」
ボアロースは焼いても柔らかく、やはり小さい星の肉質は鑑定道理柔らかい肉質らしい、まあアッチの肉はボアではないが気付くだろうか?
その頃その味噌汁はカールと、焼き魚食い終わった孝介が取り合いをして居た、フランも一杯飲み不思議な肉のスープに疲れがやや癒された気がした、まあ気のせいだが。
「やれやれ落ち着いて食べて………」
「そんな余裕は僕らには無いよクロ」
こうして騒がしい夕御飯のブルース達、一人焼き肉をし堪能するヨシナカ、カールの鼻に焼き肉の香りは届かない。
次はハラミを焼く換気は緻密に排出し、秘匿に一人焼き肉部屋を見つけられない、一応カール対策に孝介対策済の部屋にしてる。
一応台所と今の部屋に二階の部屋に繋がった、裏側通路に在る隠し部屋。
「ハラミ柔らかくて美味い……東○食堂のタレなら、尚美味いだろうな……」
手に入らない焼き肉のタレを言うヨシナカ、更に美味過ぎて満腹に成るまで食べたのだった。
「満腹……満腹と」
ヨシナカは静かに隠し扉を開け見て、何故か五人は食い倒れて居たが見なかった事にして、違う方向から流しに行き食器を洗い、肉の油焦げを落としさっさと台所から去る。
「肉の匂い!」
カールが気付いた時にはヨシナカは去って居た。
「さてフェンリル達にもう少し食料やろう」
下駄を履き外に出て食い足りない顔をしてる、フェンリル達にビックレッドスターボアや、鈍聖牛ののホルモンや珍味をやり、要らない在庫処分をしたが何故かジルバームーンウルフ三匹の、身体が微妙に成長してた気がするがまあ見間違いかも知れないので、部屋に向かい替えを持って風呂に向かう。
「今日もあの温泉だな」
またハーブの香りの様な温泉に浸かり、疲れを癒しまた気持ち良くぐっすりと寝れた。
それからたぶん数日は、またビックレッドスターボアや、豚鼻ゴブリンに銀人狼や鈍聖牛と戦い、孝介達がレベル400を越えたので、帰る為に上司が鍵がとか言ってた、ドア鍵みたいな金の鍵が倉庫に有ったので取り出すと、扉が現れたのでノブを手に掛け回し開けると、銀河鯨の内部に出た。
「帰って来たみたいだな」
「さて部屋で休むか」
クロードはさっさと自室に向かった、数ヵ月位ぶりの様に戻り猫カフェに行くと、雅史が不思議そうな顔をして言う。
「アレ? 今日出発だったよな?」
「? 今帰って来た所だ」
何か時間感覚がズレてるが、まあ銀河鯨みたいな時間のズレだろう、ローリエの頭を撫でながら勉強を頑張ってる話を聞き、更に頭を撫でると何故か視線が痛い。
グロッキーなフランさんはカフェで、久々のお茶に歓喜して居たが旅中の経費差し引いたお金を渡、何か驚いてたがカールの異常な稼ぎに比べたら、驚く額ではない。
カールは金貨やユーロやドルを合わせて、1,000億稼いでたからね……羨ましい。
大抵食い物に消えて行ったお金を差し引いての、ヤツの幸運の荒稼ぎの恐ろしさ。
二番目は宝箱を大量に開けた孝介、撫子ちゃんの出入りする扉から、久々のうなぎを食べに出掛けた孝介、まあ後ろからカールやブルースやクロードも行ったが。
「鰻の蒲焼きとか好きだな孝介は」
花梨さんが反応する。
「今、鰻の蒲焼きて言った」
目が血走る花梨さん。
「今、孝介達が伊岡に鰻食べに行ったけど?」
「何て羨ましい、久々に鰻の蒲焼き食べたいよぉ~」
ヨシナカは花梨に言う。
「食堂に有るには有るだろ」
孝介は納得してない味だけど。
「天然物の懐かしい、鰻の蒲焼きが食べたいの!」
ヨシナカは言う。
「孝介は今日梯子するて言ってたな」
「鰻屋は酒屋じゃあないよ!」
孝介に言って欲しいのだが。
「仕方ない孝介達と一緒に、食べて来なさい」
「もう大好き!」
抱き付く前に躱し何故か近くに居た、シャロさんに抱き付く花梨さん。
「私はノーマルよ花梨さん」
「………私もノーマルだよシャロさん……」
何か二人から火花が見えるが日常茶飯事、花梨さんを孝介と合流させて久々に茶屋で休む。
「オヤジ、みたらし団子五人前」
「ハイよ! みたらし団子五人前!」
お絞りで手を拭き直ぐに来たみたらし団子を食べる、そろそろ新しいみたらし団子屋を開拓したく成る、異世界の色々な味のみたらし団子を制覇してみたい、やはり店や世界により味も違うしたまには、兄妹か父娘みたいにローリエと旅も面白そうだが、たぶん自称ローリエの母親が数人来るだろうから却下し、スキル雅史達が居ない時間軸に行く。
銀河鯨経由で大和神国に行き、再び同じ茶屋に行くとやはり来た撫子ちゃん。
「オヤジ、みたらし団子六人前」
「………ハイよ、みたらし団子六人前!」
「おじちゃん私は三色団子ね」
「姫様また来ましたね、いつ爺に恋人紹介してくれるので?」
店主の言葉に苦笑いする撫子ちゃん、私がもしかしたら居たかも知れない、そんな時間軸で育った撫子ちゃんは。
「まともな人が居ないから断ってるかな……」
この時間軸も自由恋愛許可の撫子ちゃん。
「私を何時も守ってくれる侍が良いなぁ~」
夢見勝ちな撫子ちゃん、何回か助けたが幼女だったし忘れてるだろう。
「ワシが死ぬ前に見たいもんじゃ」
「………それは長生きしないとね、おじちゃん」
「みたらし団子六人前だよ、お祖父ちゃん」
「咲、他のバイトは?」
背が低いチンマイ少女、咲が店主のオヤジに言う。
「冒険者ギルド暇だから」
「………誰も湖のダンジョン見付けられないから、なんだよ~」
溜め息をする撫子ちゃん。
「長年誰一人湖の真ん中の島には辿り着くけど、岸が見付からないから誰も島に上陸出来ないんだよ~」
困り顔で私のみたらし団子を、つまみ食いしないで欲しいが。
「咲ちゃん三色団子まだ?」
「………隣のお客様の食べながら言わないで、撫子ちゃん」
やれやれと残りを食べ終え代金を払い、誰も居なそうな場所からその島にホバースキルで向かう、確かに船着き場が無い場所だが工夫して上陸しろと思う、島には社が有りダンジョンの入り口も有るが、隠居してから旅をする候補に印をして次は聖条京の近くの、感を頼りに森に移動して峠の茶屋に寄る、なかなか小綺麗な店でみたらし団子を頼む。
「みたらし団子七人前で」
「………みたらし団子七人前ですね」
何か言いたげに店の奥に行った、先ずはお茶と二人前が出て来た。
「………伊岡の茶屋とは違うなかなか美味いタレ」
お茶を手に取り一口………
「此は良いお茶だ………聖条京で御茶問屋でも探すか」
団子の餅米も質が良く甘味も程よい、お茶も団子を引き立たせ味も最高だ。
「お土産にみたらし団子買えるかな?」
「買えますよ」
「では有るだけ買います」
「有り難う御座います」
代金を払いみたらし団子を持って店を離れ、森で倉庫に仕舞い聖条京に向かい茶問屋に行く、何か京都に似た街の作りだが鬼門に集中して、寺院が多く固まって居る。
大和富士近くにはダンジョンが沢山在り、富士山より巨大で活火山の山を見ながら茶問屋に向かう。
二軒共に寄り買えるだけ買い、店用と自分用に分けて寺巡りをしてついでに、御朱印巡りもして日が暮れ寺が閉まるまで巡り、トラベル移動で銀河鯨に戻り小旅行の疲れを取りに、温泉に向かい浸かてると上司が現れた。
「少しは仲間のレベル上がった見たいだね、ヨシナカが今日行った茶問屋店の一つは、本来なら店に茶葉すら無いがヨシナカが前に、酒呑童子を倒したからあの世界は今は平和なんだ」
今はて事は他に倒す敵を見逃すと、良くは無いて事だろうな。
「まあ次の任務はとある国の王に成る者の討伐と、あの世界の神々が悪い勇者を召喚したから、その勇者を討伐して欲しい」
まあとんでもない依頼だが、あの世界の勇者退治して良いのだろうか?
「構わんさ、なかれ主義の者達だし、そもそも彼を召喚しなければ悪党が増えなかった」
それを聞いて、肩をすくめやれやれとヨシナカは思った。
翌朝先ずはイルクーシア帝国の、転生者赤ん坊を消し数年後の事実上侵略戦争を回避し、また歴史を遡り茶髪で態度が悪い召喚された、まだ日が経たない勇者の片方の態度が悪い少年を消す。
孝介と二人で行動したがあっさり過ぎて気持ち悪い、もう一人の勇者の活躍で大和神国は他国より、魔法科学の飛躍が加速して便利なインフラが、雅史達の世界より発展をした。
悪名高い勇者の存在が消えた世界は、沢山の因子を消し負の遺産はこの世界に存在しない、此に寄りこの星に引き寄せられる幹部の、因果律が減り酒呑童子のまぐれ以外の出現は消えた、此に寄りデーモンロードや死の皇帝や、極めし死の騎士王の出現が消えた。
「さて次はどんな依頼なんだか」
「久々の悪党にしては幼かったり、何か嫌な感じの奴だったけど、また強い敵なのかな?」
孝介は死にかける位なら強く成りたいのだった、だが上司の言葉は。
「結構強いモンスター居る星だけど、少し冒険して気分転換して来なさい、他に雑用任務とか増えるかもしれないし」
軽く言ってくれる上司、まあお言葉に甘え冒険に行くと強そうなモンスター、しかもこの前戦ったスノーバードが居るので、ダークスタービットで撃ち落とす。
「アレも覚えるぞブルー」
「また知らない魔法を、でも使えれば楽に敵を倒せるね」
岩の様な鎧みたいな装甲をした重甲獣、牛系モンスターらしいがそれを的に、クロードとブルースが魔法習得標的にするが、その前に見本で大量に狩り過ぎて重甲獣が私を見ただけで逃げる、途中妖精と仲良くなり一回帰り雅史も一緒に来たらやらかしやがった、まあ私には実害無いが金無いのに何故穀物手に入れようとした?
あと妖精に精霊にしか見えんて言うな、妖精を精霊て言って空気悪くするなまったく。
クロード達はスノーバードを標的にして倒す、たまに遺跡を見付け宝物庫を開け猫屋で売ってた、トラップと鍵解除のアイテムや機械を、試しに七つ在る宝物庫に使い全員で試しお宝を手にするが、やはりカールは食欲でまたクッキーバーを食べて居る、ちゃんとゴミ片付けてるだろうか?
一応鍵やトラップを元に戻して懐温かく成り、更に遺跡の宝物庫を漁り軍資金も貯まったので、三男で雑貨屋兼猫屋の従業員等の喫茶店を開業を計画、上司に教えられた資源星アルテミスで、ゴキ達を倒しながら鉱石を回収して他の洞窟もゴキ退治し、クロードやブルースのレベルも結構上がるが、やはりクロード達もゴキ類は気持ち悪いみたいだ、まあカールは平然としてたが。
白鯨三男の一角に倉庫で完成してた、カフェ風の建物に猫のシルエットの看板付け設置し、テーブルや椅子もカフェ喫茶店風にして、色々な世界言語の注文表を置き何処の世界からも、利用出来る店にした。
店長はミルにして料理は小さい店だし一也だけにした、注文は客が注文の品を書き転送する方式にして、人件費を削減して運ぶより転送の方が早いので、注文の品も転送にしてテーブル番号を、分かる様に注文紙に入れとく、一応料理のストック異次元収納も設置済み。
「てな訳で任せた一也君」
「全く唐突ですが、僕だけの厨房は心踊りますよ」
猫屋に商品を頼み色々な異世界の雑貨や、新聞や雑誌に猫屋職員割引券をミルに渡、来た職員に渡して貰う。
こうして三男で新しい事業を開始、結構儲かったので異世界ゲーム機等を猫屋で購入し、更に稼ぐ事にしたもう猫カフェは要らないかも知れない。
「いつの間にか静かに成ったな……」
「お兄さんに寄る虫が居なく成って、良かったです」
何かイノーリが言ってるがまあ良い、長く放置してたら雅史がいつの間にかハーレム化してた、何か違和感が有るけど。
フランソワーさんに花梨さんにシャロさん、フランさんやあのローリエも雅史の恋人に成って居た、雅史はロリコン属性ハーレム願望だったらしい、まあ妖精数人も雅史に行ったがまあ良いや、何故かイーノリやアズーナにミネットは何時も近くに居てくれるが、何かローリエとフランさんの雅史との距離に違和感が、花梨さんやフランソワーさんにシャロさんの目が、やや死んだ魚の様な目だった気がするし何か雅史は、流れに身を任せて………気のせいだな、また何か仕出かされるよりは良いか。
たまに物陰からナルナルが見てるが来れば良いのに、アースドールでの野菜収穫も出来るし、撫子ちゃんは何か悩んでるらしいが悪党退治から帰ると、雅史ハーレムに撫子ちゃんも入って居たが、何か撫子ちゃんも距離感に違和感がまあ人の恋路を邪魔する気は無い。
「………あれ全員養えるのか?」
ヨシナカは疑問を孝介とクロードに聞く。
「僕に聞かないで!」
「俺に聞くな!」
長男に雅史ハーレム達の荷物を置き、憩いの場所全て回収してフェンリル達や妖精や精霊を連れ、そしていつの間にか卒業してたルーウィック少年、長男との転送を切断して新しい異世界に向けて航行を銀河鯨が始める。
後に雅史ハーレムは資金不足に陥り極貧生活でも、沢山の子宝に恵まれたらしいがそれが生き返り第二の人生を始めても、結局ハーレムから抜け出せない雅史だった。
》
私何で雅史て人と一緒に居るのだったけ?
フランは考え思い出す。
何か花梨さんがヨシナカさんを振り向かせる薬とか、何かの冗談で何かの粉を使ってから、皆な徐々に様子が変わり雅史て人に告白して、二人は彼女に成って私は何故居るの?
周りにはヨシナカは居ない、胸に寂しさが広がりフランは気が付けば、男女の関係のフランソワーさんや花梨さんを見て居た、何か貞操の危機を感じる。
どうして私は此処に?
フランは更に混乱する、胸に寂し気持ちが有るからて何故居るのか分からない、フランは何処かは分からない部屋から逃げ出した、何故服を脱ぎ下着姿だったのか分からず逃げた。
翌日シャロとローリエの様子がおかしい、それに花梨の様子が昨日と違いフランの知らない顔に成って居た、また花梨は薬を使い三人はカフェの奥に消えて去った、少ししたらローリエだけが帰って来た。
数日後魔女ランクに正式成り、一番下からのランクを取れたとヨシナカに報告に来たフラン、だがヨシナカは居なく親友二人は忙しく来れないので、また一人お茶をする花梨の持って来たお茶を飲み、意識が無くなり私はいつの間にか雅史の彼女に成って居た、そして客仲間の撫子さんも何故か入り私は、夢を諦める夢を見た。
》
何かリアル過ぎる夢を見たその日、悪夢は始まり私は悪夢を回避する為に花梨さんから距離お置く、恋人に成るのは回避出来たけど、変な誤解を撫子さんと二人されヨシナカさんは姿を消した、撫子さんと演技をしながら花梨さんの謎の薬から逃げ延びる、何とか私と撫子さんは逃げ延びたけど、ローリエちゃんの姿が此処数日見ない。
久々にカフェに来た筈が、違う店に成って居て撫子さんは端に居て、あのミルさんが久しぶりに居て三人で話す。
今の猫カフェは事実上二人しか常連が居ないらしい、逆に2号店の雑貨屋が繁盛してるみたい。
「当分ご主人は帰って来ないわよ、それに二人はもう彼氏居るでしょう」
撫子とフランはミルに誰がて顔をする。
「勿論二人よ」
「「それは無い」」
二人は同時に言う。
「まあご主人が助けた妖精や、妖精数人も去ったらしいし」
ミルはどうでも良いと呟きながら。
「たまにご主人が顔を出すから、また此処のドアを探して来なさい」
ミルは立ち上がり店の何時もの場所に戻る、撫子は何かを決意し先に帰り入れ替わりに雅史と赤髪の女性が来た、だが知ってる雅史とは違う気がする、フランは不思議な味の紅茶を味わい観察する。
「シア、今日はどうする?」
「まーくん今日は、また紅茶セット」
幸せそうに笑う二人を見て、前にヨシナカが雅史は私であって私で無いと言う言葉を思い出す、もしかしたら違う雅史かも知れないし、それにさっきからシャロさんの名前が出るが知ってる髪の色で無い。
「また癖毛の金髪に文句言ってたよ」
「本人的にはストレートが、癖毛より良いとか言うしな」
私の知ってるシャロさんは銀髪の筈、やはり何かが違うそしてこの雅史が、フランソワーと花梨との関係者だと銀髪オールバックの、ハンサムな男性との会話で知る。
混乱したままフランは帰り、先ずは女性だけの冒険者の集まりに参加して、魔女ランクを上げる事にしたのだけど………
》
私はどうしてシャロ先生と一緒に居るんだろ?
ローリエはシャロ達に途中まで一緒に歩いてたが、気が付くと不思議な場所に居た。
「君だれ?」
「人間さん? ヨシナカさんの匂いがするよ」
小さな人達が私に話し掛けて来た、確か精霊さんだった様な。
「私はローリエ、花梨お姉さんの変な提案でフランソワーお姉さんや、シャロ先生が様子がおかしいの」
ローリエも数ヵ月の記憶が曖昧だけど、誰かが守ってくれてた気がするローリエ。
小さな人がローリエに言う。
「君から秘薬の香りするから、その人達は欲求を満たす為に現実逃避の秘薬を、使ったのかもね」
ローリエは理解出来なかった。
「まあ何時か分かるよ」
「分かればね」
何かバカにされてる気がするローリエ。
「まあ稲荷様にこの子の事頼むか」
「向こうの世界に任せよう」
ローリエに嫌な予感が走るが、時既に遅くローリエの運命が動き出す、時間軸の先へと。
「何処に連れてかれるのぉ~」
ローリエは? へと送られた、精霊達に無理矢理。
フラン「私達どんな立場なんですか?」
撫子「微妙にヒロインから外れた気がするよ」
フランは撫子に聞く。
フラン「あの三人よりはマシですよね」
撫子「まだヒロインに戻れるハズだよ、私は行動するよ」
さて二人はヒロインに返り咲くのか?
マツオ「次回他の異世界に移動だぜ」
アヤネ「マツオうるさい」
マツオ「何で金棒持って………止めて殴らないで! お願いします!」
土下座するマツオだった。




